最強“ヲタ”ファイターの長島☆自演乙☆雄一郎さんが加藤夏希さんとともにアフレコ参戦！TVアニメ『地獄少女 三鼎』第22話アフレコ！

　深夜0時にだけアクセスできる“地獄通信”。ここに晴らせぬ怨みを書き込むと、地獄少女が現われて憎い相手を地獄に墜としてくれる……。

　現在好評放送中のTVアニメ『地獄少女 三鼎』に、コスプレ姿でリングに登場し大人気の格闘家・長島☆自演乙☆雄一郎さんと、声優としてもさまざまな作品に出演経験のある、女優の加藤夏希さんが出演することが決定。アフレコが行われた。

　TVアニメ第3期の『三鼎』では、実体を失った閻魔あいが少女・ゆずきに憑依することで、人の世に現れる展開となっている。

「私はあなたの中にいる……」――。

　ゆずきには藁人形の糸を解こうとする者のビジョンが飛び込み、“地獄通信”がもたらす怨みの連鎖に困惑する。ゆずきは何とかその鎖を断ち切ろうと試みるも、また1つ完遂してしまう怨みの悲劇……。あいは何故ゆずきを選び、ゆずきにこの先待ち受けているものとはいったい……？

　シリーズも後半となり、いよいよ盛り上がりを見せるなか、アニメが大好き、コスプレでリングに立つ格闘家の長島☆自演乙☆雄一郎さんが、なんと閻魔あいのコスプレ姿でアフレコに“参戦”。モデルに女優にと、大活躍中の加藤夏希さんとともに『地獄少女』に華を添えた。2人が語る本シリーズへ投げかけるメッセージとは？　第22話「華と月」のアフレコ終了後に行われた会見の模様を紹介していこう。

●自身の演じるキャラクターと役柄、感想の紹介

長島☆自演乙☆雄一郎さん：全世界のアニメファンのみなさんこんばんは。“コスプレイヤー”の長島☆自演乙☆雄一郎です。今回『地獄少女 三鼎』でカメラマン役をやらせていただきました。いつも記者会見などではカメラに撮られる側でしたけれども、アフレコをしてみて、撮る側の気持ちが少しわかったのかなと思いました。声優に初挑戦してとても楽しかったです。

加藤夏希さん：純香と結香という双子の役を演じさせていただきまいした。結香は私と同じようなモデルのお仕事をしている女の子で、女優としてドラマへの出演が決まっています。一方、純香は結香とは正反対の性格のおとなしい女の子。タイトルである“華と月”で言うならば、結香が“華”であるのに対して“月”。“華”が“月”となり“月”が“華”となるお話の中で、2人の運命の歯車が回っていくのが今回のお話しです。


●スタジオでもコスプレ姿に！アフレコの感想について

――コスプレをしてアフレコした感想はいかがでしたでしょう

長島さん：本当は閻魔あいになりたかったんですけど、あいちゃんにはなれなかったので、せめて格好だけでもと思いコスプレさせていただきました。コスプレしてアフレコするのはなかなかいい感じです。


――そんな長島さんとアフレコしてみていかがでしたでしょう

加藤さん：はじめはかつらをかぶっていらっしゃらなかったので動揺しましたよ（笑）。普段もこういった方なのかなと思いながら、アフレコするうちにしっくりときていました（笑）。
録り終えた後、東京の女子高生はこの格好に素足ですごいよねと、言葉を交わし合いました。


――アフレコの難しかったところ、面白かったところをお聞かせください

長島さん：絵に合わせながら台本を読む。タイミングを合わせるのが難しかったですね。そこに感情を込めるのも難しいと思いましたし、すべてのことが初めてだったので、とても緊張しました。

加藤さん：2役をやったのは初めての経験。同じ声で2人の人物を演じながらも、微妙な違いは出していかなくてはいけないし、『地獄少女』独特の気持ちの流れ、人の心の移り変わりを表現する役柄でしたので、そんなところが難しかったです。


●“地獄へ流す”『地獄少女』の作風について2人の感想とは？

長島さん：時代にマッチしていますね（笑）。僕も流してみたいです（笑）。コスプレイヤーの自分としては、あえて閻魔あいの力を借りてみたいですね。

加藤さん：私自身この作品のファンなんです。見ていくうちに気分が重くなってしまったり、“なんでこの人が流されなくてはいけないの？”といった不条理さもある中で、わずかに伺えるあいちゃんの変化がとても気になる作品です。人が怨み合うことで街自体が壊れていく、怨むことが果たしていいことなのかと疑問を感じさせる一作だと思います。


　大のアニメ好きな長島☆自演乙☆雄一郎さん。「声優という夢を1つ叶えることができました。今年の目標は、ぜひ“あーや”との共演を実現したいです」とのこと。「K1でHAYATO選手をKOしてこの夢を叶えます」と最後は力強く語っていたのが印象的だった。

　『地獄少女 三鼎』もいよいよクライマックスへ向けて佳境に突入する。あいの謎とゆずき運命にぜひとも注目してほしい。