ももいろクローバーZ、新展開最初のイベント“試練の七番勝負”で水木一郎とアニソントーク！“Z”の秘密にせまるも、明かされたのはなんとアルバム＆シングル2枚同時発売＆ZEPPツアー決定にまたまた驚愕！

　5人編成で新たなスタートを切った人気女性アイドルユニット・ももいろクローバーZだが、その最初を飾ったのは“『ももクロChan』Presents ももクロＺ 試練の七番勝負”と題された連続トークイベントだった。これは連続で異なるジャンルの語り手とトークバトルを繰り広げるというもの。初日の4月11日が有野晋哉氏（よゐこ）、12日が金子哲雄氏と田中秀臣氏、13日がデーブ・スペクター氏、14日が武藤敬司氏、15日が吉田豪氏といった振り幅の広さで、新たな5人体制でもミリタントなスタンスを崩さないことを内外に示した。

　そして16日の出演者は開演までシークレットのまま進行。様々なファンの予想のなか、観客の前に現れたのは“アニソンの帝王”水木一郎氏。水木氏といえば、迫力の“「Z」雄たけび”で今や老若男女におなじみの存在。さらに10日の中野サンプラザライブの最後の最後で明かされた、ももいろクローバーZ改名の告知の際に、その「ゼェーエット！」を叫んだのも水木氏だった。

　ももクロZメンバーは冒頭「行くぜっ！怪盗少女」「未来へススメ！」を歌唱。そして水木氏は「バビル二世」を歌唱。そこからトークへ。司会の南海キャンディーズの山里亮太氏の進行で、トークでは水木の歌唱力の秘密“地声からファルセットまでを滑らかに発声する”ボイストレーニングをはじめ、決め台詞「Z（ゼェーエット！）」の極意を楽しく学び実践。5人もコメントの最後に「Z」を盛り込んで“水木風”を練習。場内は多いに盛り上がった。そして「マジンガーＺ」を水木とももクロZでパフォーマンス。場内も一緒になって歌い、大きな一体感が会場を包んだ。個性的なももクロZと、さらに個性的な水木氏のトークに、司会の山里氏も終始圧倒されぎみで、それがまた心地良い緊張感となって観客の心を高めていた。

　そしてそのまま無事にイベントが終わるかと思いきや、ここでまさかの衝撃発表。唐突な発表にメンバー一同大興奮！まず、ももいろクローバー時代の楽曲も収録された、待望の1stアルバムが７月27日に発売されることが決定。こちらには新録も豊富に収録されているとのこと。

　さらにメンバーのあーりんこと佐々木彩夏が以前提案したことがあるという、ワンコインシングルの発売も決定。7月6日にアルバム先行シングルとして各500円のワンコインシングルが2タイトル同時発売。

　さらに“Ｚつながり”で全国5カ所のZeppツアーの開催が決定した。5月20日（金）が名古屋。5月29日（日）が札幌。6月12日（日）が大阪。6月19日（日）が福岡。7月3日（日）が東京となっている。

　ワンコインシングルについては、あーりんが「私たちが三カ年計画でやりたかったものなんです」と感激の面持ち。またZeppツアーについては「ミライボウルツアーの時に行けなかった札幌や福岡でも公演ができて嬉しい」と、リーダーの百田夏菜子も地方のファンに思いを馳せていた。

　最後に新譜とツアーへの決意を問われたももクロZ。「がんばるんだゼェーエット！」「楽しむしかないゼェーエット！」と、メンバー全員が“Zコメント”。常にスピードと予想外の展開でシーンを揺るがすももいろクローバーZ。その物語を楽しむのは今からでも遅くはない。さぁみんな！ももクロZにはまるんだ“ゼェーエット”！

>>ももいろクローバーZ　公式サイト