甘いセリフに、特製乾汁、超会議だけのとっておき裏話エピソードを披露した「新テニスの王子様　Blu-ray&DVD全7巻発売＆30万コメント突破記念～俺様の超会議に酔いな～」ステージレポート！

　2013年4月27日(土)・28日(日)に幕張メッセにて開催された「ニコニコ超会議」において、ステージイベント「新テニスの王子様 Blu-ray&DVD全７巻発売＆30万コメント突破感謝イベント～俺様の超会議に酔いな～」が行われた。

　本ステージイベントは、『新テニスの王子様』のBlu-ray&DVD全７巻が発売されたことにあわせ、ニコニコ生放送の番組で目標の20万コメントを上回る30万コメントを突破した感謝を表すためのイベント。跡部景吾 役の諏訪部順一さん司会のもと、手塚国光 役の置鮎龍太郎さん、忍足侑士 役の木内秀信さん、真田弦一郎 役の楠大典さん、鬼十次郎 役の遠藤大智さんがアニメ『新テニスの王子様』の裏話エピソードを語った。

　最初のテーマは「ズバリ！　新テニスの王子様ってひとことで言うと、どんな作品？」というもの。これに対し、置鮎さんは「高校生が若い」と解答し、登場する高校生キャラクターは外見が若いことに加え、演じているキャストたちも総じて若いとコメント。続く木内さんは、OVAの収録ともあり久しぶりの収録はまるで同窓会のようだと、フリップに「同窓会」の文字を書いた。

　質問に文字で解答した２人に対し、遠藤さんは「テニスというよりも格闘マンガ」のようだと棒人間同士が戦う抽象的なイラストを描き、その解答に観客も納得の様子。楠さんが、とんこつラーメンのイラストで作品の印象を表現すると、観客は大爆笑。真田はとんこつラーメンでいうと、どのポジションなのかを問われると「そりゃぁ箸ですよ！」と自信満々に答え、「ラーメンじゃないのか(笑)」「全部いただいちゃうのかよ！(笑)」というツッコミを受けていた。

　お次のテーマは「自分が演じているキャラを漢字一文字で表すなら？」。遠藤さんが思う鬼はズバリ「兄」、見た目は強面だが優しくてみんなの兄貴分のような存在だと話した。忍足と手塚の眼鏡コンビの解答は、外見的な印象からやはり「眼鏡」。楠さんはなぜか「マヨネーズ」のイラストをフリップに描き、それは大典さんじゃない？　と、またしても鋭いツッコミを受けていたようだ。

●アフレコ裏話でこそ明かされる驚きの収録エピソード！

　印象に残っているシーンに話題が移ると、『劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ THE FIRST GAME』内の、手塚ゾーンで恐竜が滅亡させられるシーンが衝撃的だったと木内さんが当時の心境を吐露。今見ても面白く、映画ならではの大胆な演出は土産話になると置鮎さん自身も「見てない人は見た方がいいよ！」と、作品を大プッシュしていた。

　続いての話題は「アフレコ現場にまつわるエピソード」について。フリップに３つの眼鏡のイラストを描いた木内さん曰く、忍足を始めとする眼鏡キャラがアフレコ収録時の映像で、キャラクターが眼鏡の形で表されていた時があり、眼鏡にアテレコをしているようだったと苦笑気味に当時を振り返った。眼鏡の微妙な形の違いでキャラクターを判別するので、「どっちが忍足!?」となったとか。

　遠藤さんは、喜安浩平さん演じる海堂薫の「手塚てめぇっ！」という台詞後に、「殺されるぅ～～～！」と置鮎さん自身が漏らしたこのひと言。アニメで見せる海堂の迫力ももちろんのことだが、実際に演じているキャストの低音ボイスがメチャクチャ怖かったとアフレコトークに華を咲かせた。

●甘い台詞をスマッシュヒット！　乾汁を飲み干すのは……？

　トークコーナーから一転、お次のコーナーは甘い台詞をスマッシュヒットさせよう「～俺様の甘い台詞に酔いな～」へ。このコーナーは、キャスト陣が考えたBlu-ray＆DVDに関連する甘い言葉を披露し、より観客の心を掴むことができるのは誰なのかを競い合うというもの。なお、女子たちの心を掴めなかったキャストは、特製乾汁を飲む罰ゲームつきだ。

　用意されたテーマは「Blu-ray＆DVD全７巻を全て買いたくなってしまうような甘い台詞」、「Blu-ray＆DVDを見過ぎて、夜更かししてしまった彼女を優しく起こしてあげる甘い言葉」の２つ。特別に司会の諏訪部さんも参加し、跡部流の甘い台詞を披露してくれた。

　甘さと面白さの入り混じった台詞の数々に、観客も黄色い歓声と笑い声をあげながら各々楽しんでいた模様。ひと際黄色い歓声の大きかった諏訪部さんの台詞は、女子の心を掴んで離さない「跡部様」の艶ボイスとキャラクターがあってのことだろう。

　気になる甘いセリフ対決の結果は、会場投票と、ニコニコ生放送投票、諏訪部さんの独断と偏見でなぜか楠さんに決定！　加えて、遠藤さんも巻き込まれ２人で乾汁を一気飲みすることに。俺はなんでも食べるから大丈夫だと息巻いていた楠さんだったが、なんともいえない色をした乾汁を前にすると、「沼のニオイ……」「土クサイ……」と困惑の表情を浮かべる。諏訪部さんの「飲んで飲んで」コールに合わせ、不気味な乾汁を渋い顔で飲み干すと「……本気でやばいヤツじゃん……(笑)」と、遠藤さんと揃って乾汁の凄まじさをコメントし、コーナーの幕を閉じた。

　ステージイベントの最後には、9月に開催予定の「テニプリフェスタ2013」に向けたキャスト陣からコメントが述べられ、イベントでお馴染「テニプリ ファイ！ オー！」のコール＆レスポンスでフィナーレを飾った。本稿の締めとしてキャスト陣のコメントをご紹介しよう。

遠藤大智さん：
ニコニコ超会議は初めてだったですし、みなさんの反応が直で返ってくるのがとても楽しかったです。テニプリフェスタはまだ自分の中でピンといていないところもありますが、これからDVDを見て予習しようと思っています。鬼のキャラソンが5月29日に出ますので、こちらもよろしくお願いします！

楠 大典さん：
今日はずっと座っていた状態だったので、みなさんにこのお腹の出っ張りを見せられなかったのがちょっと残念です(笑)。年齢が結構上がってきているので、テニプリフェスタは怪我をしないように気をつけたいと思っています。これから続くイベントに向けて我々も身体作り頑張っていきます！

木内秀信さん：
今回のテニプリフェスタは初の関西圏での開催というのも見どころの1つですね。これから続くイベントともども、『テニスの王子様』をよろしくお願いいたします。

置鮎龍太郎さん：
イベント本番の９月までに、ちょっと痩せたいと思います。9月までなら痩せられるでしょう、あくまで多分ね(笑)。これから夏のテニプリフェスタに向けて、いろいろと準備が進められていきますので、みなさんが楽しめるようにイベントを成功させたいと思います。

諏訪部順一さん：
みなさんと一緒に楽しい時間を過ごすことができてとても嬉しかったです。テニフェス2013も素敵なイベントとなるよう一生懸命頑張りたいと思います。テニプリは、まだまだ上を目指しておりますので、引き続き応援の程よろしくお願いします。本日はありがとうございました。


>>『新テニスの王子様』公式サイト