ステイホーム週間到来！　『のび太の宝島』『オトナ帝国の逆襲』など、今おうちでゆっくり観たい“家族”がテーマのアニメーション4選

大人の心に響く、クレしん映画の名作。映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ！オトナ帝国の逆襲』

次にご紹介する作品は、映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ！オトナ帝国の逆襲』です。

“大人が泣けるアニメ作品”として名高い本作。もうすでに観たというかたも多いと思いますが、改めて見返してみると、今のわたしたちに響くセリフが散りばめられています。

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物語は、野原家の住む春日部に『20世紀博』というテーマパークができたことから始まります。こま回しやめんこなどの昔遊び、幼少期に観ていたテレビの再現など、童心にかえって楽しめる施設に、春日部中の大人が夢中になっていきます。

しかし、そんな『20世紀博』は、古き良き20世紀の日本を取り戻そうともくろむ『イエスタデイ・ワンスモア』という組織による計画の一部だったのです。

ある日、不思議なテレビ放送をきっかけに、町中の大人たちがまるで子どものようにわがままな振る舞いを始めます。

ひろしやみさえもすっかり豹変。会社に行かず、家事もせず、しんちゃんや妹のひまわりを置いて20世紀博へと向かうトラックに乗り込んでしまいます。

20世紀博を拠点とする組織『イエスタデイ・ワンスモア』のリーダー・ケン（cv.津嘉山正種）が創り上げようとしているのは、古き良き昭和の世界。

20世紀博の中に作られた街並みはいつでも夕焼けのオレンジに染まり、あたたかく、懐かしい匂いに満ちています。大人たちは、その“懐かしい匂い”にあてられ幼児退行してしまったのです。

ひろしやみさえたちは、このまましんちゃんやひまわりのことを忘れてしまうのか。ケンの思惑通り、世界は20世紀に戻ってしまうのか。野原家の、春日部の未来はどうなってしまうのか──

『イエスタデイ・ワンスモア』の陰謀を阻止すべく、おなじみの“かすかべ防衛隊”のメンバーとともにしんちゃんが大活躍します！

　
家族の大切さを強く訴えるしんちゃんやひろしのセリフはもちろんですが、敵役であるケンのセリフの中にも心に響くものがあります。どんな結末が待っているのか、どんなセリフがあるのかは、ぜひご自分の目で、耳で確かめてみてください。

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作品情報

原作：臼井儀人
監督・脚本：原恵一
主題歌・挿入歌：こばやしさちこ

【CAST】
野原しんのすけ：矢島晶子
野原ひろし：藤原啓治
野原みさえ：ならはしみき
野原ひまわり：こおろぎさとみ
ケン：津嘉山正種
チャコ：小林愛

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