アプリ『DREAM!ing』を愛しすぎた声優・大地葉さんインタビュー｜出演していないのに宣伝しまくり!? 大地さんは語る「『ドリミ』は人類向けコンテンツ」

宣伝のためにLINEスタンプを◯◯個買ってしまった⁉

――そして一番気になっていたことでもありますが、『ドリミ』にご出演されていないにも関わらずTwitterで大きく宣伝されている点です。あれは何故なのでしょうか。

大地：最初はあんまり呟きすぎてもよろしくないと思っていたので、そもそも『ドリミ』にハマっていること自体をシークレットにしたんです。ラジオでも話していなくて。

というのも、本当に純粋にオタ活したかったんですよ。壁として永遠に『ドリミ』を応援したいという気持ちがすごくあったんです。

だけど、耐えられなくなってきちゃって。「なんでみんな『ドリミ』やってないの？」って思ってきちゃったんですよ。「『ドリミ』始めるなら今！」しか言えなくなっちゃって（笑）。

それで、ちょっと匂わせツイートを始めたんですよ。「カラオケ行ったよー」って言って、いつもの選曲の中に突然「ゆめの世界へようこそ（※10）」が混ざってて、「え、大地葉『ドリミ』やってるの？」みたいな匂わせみたいなのを……。

それでだんだん、「もしかして誤爆でいいねしちゃったのかな？」と思われる程度にキャラクターの誕生日おめでとうツイートにいいねしたり。

いいねしたツイートがフォロワーのタイムラインに表示されるTwitterの仕様を使って、「4万人のフォロワー頼んだぞ！」って思いながらみんなの目に『ドリミ』を触れさせたり（笑）。

一同：（笑）。

大地：そうやって徐々に私が『ドリミ』を好きなのを広めていったら、我慢できなくなってラジオで『ドリミ』の話しかしない回とかやっちゃって。

そうしたら『ドリミ』のファンの方たちから大量のレスポンスをいただいたんです。これは今後も言い続けなきゃダメだって使命感からずっと言い続けてるんです。怒られない程度に（笑）。

今日は僕の命が終わる日になるかもしれません。ドリミのメインストーリーが完結してしまうので

— 大地葉(たいち よう) (@Taicho_Taichi) March 17, 2020

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――最初にいいねを押す時はドキドキだったんじゃないですか？

大地：意外とそんなことはなくて、妹の目の前で押しました（笑）。

――やっぱりファンの方からコメントをもらうと嬉しいですか？

大地：ただのファンなので申し訳ない気持ちの方が大きいですが……正直とっても幸せです。なんで私こんなに壁のアイコンに囲まれてるのって（笑）。

――例のあの謎のアイコン（『ドリミ』2周年記念の際に配布された、壁に人の顔が描かれたアイコン）ですね（笑）。

大地：そうです。あのアイコンが私を囲むんですよ。こんなにも私のスタンスを受け入れてくださったコンテンツが初めて過ぎて、逆に戸惑いました。

みんな大丈夫かな、みたいな気持ちでいるんですけど、大丈夫みたいなので続けていこうと思います（笑）。

――宣伝しはじめてから周囲の方からの反応は何かありしましたか？

大地：友達にLINEスタンプをプレゼントしたんですけど、それをきっかけにゲームを始めてくれた人もいて、その方たちから実況のLINEがちょくちょく飛んでくるんです。

最初は「めっちゃ面白いじゃん」って言ってた人たちの口数が、話が進むにつれて減っていくんですよ。「ねぇ、なんで……？」みたいなのしか来なくなっちゃって（笑）。

今頃あの辺り読んでるんだろうなって察しもつくし、自分の過去を追体験してるような感覚でとても楽しいです。「ほーら言わんこっちゃない！　絶対どこか刺さるって言っただろ！」みたいな感じの顔でずっと見ています。

ドリミのスタンプとりあえず17人にプレゼントした

— 大地葉(たいち よう) (@Taicho_Taichi) February 14, 2020

――それは楽しいですね（笑）。

大地：でも、『ドリミ』は話してると誰が好きとかじゃなくて、“誰の感情が一番心に刺さった”とかそういう話題になっちゃうんです。だからストーリーを読み終わった友達からつい最近送られてきたLINEでも、「もしかして一番可哀想なのは、浅霧巳影ではなく虎澤一生なのか？　いや、虎澤一生は怖い男なのか？」とかずっと語ってて。

「そうだね」しか送れない。一回落ち着こうかって（笑）。

一同：（笑）。

大地：みんな感情が溢れすぎて文章にしはじめるんですよ。考察をはじめる。「なんで私に送ってくんの？　私じゃなくてご意見BOXに送ってよ！」ってずっと言ってるんですけど、そういう言語化したがる熱心なファンの方がとても多いイメージです。私の周囲だけかもしれないですけど、色んな人の考察を聞くのが楽しいです。

――それは大地さんが宣伝していた効果があらわれたのかもしれませんね。

大地：いや、私は何もしてません。ただスタンプを57個くらい買っただけです。どうしてもランキングに入れたかった……！

――すごすぎます！

大地：もうそれしかできることがなくて。布教する一番手っ取り早い方法だったんです。「LINEスタンプが発売されたら色んな人に送りつけます」ってご意見BOXさんにもずっと送り続けてました。

スタッフ：ご意見BOXにも送っていただいてたんですか⁉

大地：しょっちゅう送ってます（笑）。

――なんと……！　ファンの鑑……！　ストーリーチケットの配布もされていましたよね？

大地：メインストーリーの第３部からストーリーを読むための有料のチケットが必要になるので、「だったら私が買うよ」って言ってみんなに配っているんです。

あと3枚残っているので早いところ読めって色んな人に圧力をかけています（笑）。