声優
RAISE A SUILEN レイヤ役 Raychellさん 5thSG発売記念インタビュー

RAISE A SUILEN レイヤ役 Raychellさんインタビュー|5thSG『Sacred world』を控えたRaychellさんがこれまでを振り返る! まず私たちのサウンドを聞いてもらおう、私たちはリアルバンドだから

 

プロジェクト初となる舞台。それは試練の山だった。

――先日は舞台「We are RAISE A SUILEN〜BanG Dream! The Stage〜」も行われました。アニメとはまた違うお芝居の場となったと思いますが、いかがでしたか?

Raychell:今回、舞台をやらせていただいたのが『バンドリ!』プロジェクトとしては初めての試みで。(新型コロナウイルス感染症の関係で)実際、6月になるまでは延期するお話でしたが、6月に入って開催が発表されて。

正直な気持ちとしては、メンバー間でも「えっ、やるの!?」というリアクションでしたが、今思うと本当にやれてよかったなって思います。演技をするという意味では、みんなそれぞれキャラを背負って、体を使って体現する経験は初めてだったので、それぞれアニメでどういう風にキャラが動いていたのか、どういう風に話していたのかなど稽古場で何回も確認していました。

  

 
お互いにアドバイスし合いましたし、みんながよりキャラと向き合って大事に過ごせた時間だったんじゃないかなって思います。

RAISE A SUILENとしては、1ヶ月ほぼ毎日一緒にいたのでより絆が深まりました。劇中には山を登るシーンがありましたが、RAISE A SUILENとしても試練の山を登った感じはありましたね。

個々のセリフ量や体力的な限界もありましたが、お互いにフォローし合って、みんなで助け合った時間でしたね。

――大変さはもちろんあると思いますが、お話を聞いていると本当に楽しそうな雰囲気が伝わってきます。

Raychell:とても楽しかったです。ただ、初めての舞台だったので、正直どういう風になるのかなって不安もありました。劇中で生演奏もする、演技もする、いきなり生歌唱、生演奏。それでアニメ映像ともリンクしたりと色々重なりすぎて、何度も確認しました。

アニメと照らし合わせて確認していく中でも、演出家の方と話して訂正することが本番中もあったり、映像や音を合わせて細かくタイミングを調整していく作業もありました。

そういった意味では本当に素晴らしい演出家さんと脚本の綾奈ゆにこ先生、キャストのみなさんがいてくださって完成した舞台だと感じますね。ストーリーも前半と後半、あとライブタイムもあったので劇中で5曲くらいやって、そのあとにライブパートで3曲、1公演で8曲やることになっていたんですよ。

――1日2公演となると、ライブだけでも16曲ですよね。

Raychell:はい。フルライブを5日間ぶっ通しでやっていたような感覚だったので、千秋楽のあとは大きな山を超えた達成感がありました。でも毎回良い意味で、ハイになって気持ち良いというか。

特にチュチュやパレオは元気なので(笑)。演劇中に好きなことやったりしていましたね。アドリブを入れたり。

――舞台でのお芝居ならではですね(笑)。

Raychell:そうですね、生モノならでだと思います。それこそライブパートは毎日演奏曲を変えていたんですよ。だから、多分たくさん見てくださった方は日替わりで曲を楽しんでいただけたんじゃないかなって思います。

 

 

――ちなみに稽古中や本番中で、印象的なエピソードはありますか?

Raychell:劇中で“ジャーキーおにぎり”というものが出てくるんですが、「ジャーキーおにぎりって実際はどんなものなんだろう?」と思ったので、作って稽古場に持っていきました。

――作られたんですか!?

Raychell:はい(笑)。その方がイメージしやすいかなとも思って。実際に稽古の現場に持っていって、みんなに食べてもらって味の認識をしてもらうようにして。

――あれってどうやって作るんですか……?

Raychell:私も分からなかったので、とりあえず市販のジャーキーを刻み、炊く前のお米に入れて、それにお出汁を入れて炊いたんですよ。それで味見したら味が薄かったので、バターと醤油を入れて、バター醤油のジャーキーおにぎりにしたら結構なジャンクフードになりまして。それを……(スタッフを見て)食べましたよね?

スタッフ:いただきました。結構美味しいです(笑)。

Raychell:稽古で疲れた体には染み渡る味でした。

 

――かなり気になります(笑)。ほかのメンバーの反応はいかがでした?

Raychell:意外と美味しいって言ってくれたのでよかったです。作った甲斐あったなぁと思って(笑)。

――いやはや、その行動力は本当にすごいです。

Raychell:せっかくだったら作ろうかなって思って。毎回ゲネとか自分たちのライブの時とか(軽食を)作って持っていったりするんですよ。スタッフさんたちもすぐ食べられるようにって。

今回はコロナ禍で中々ライブもできなかったし、この舞台もできるかわからなかったので。初日から「今日が千秋楽になるかもしれない」って。

今日が千秋楽だと思って全力で頑張ろうって円陣を組む度に言っていたんです。そのくらい1公演1公演に懸けていたので、みんなで頑張りましょう、同じ釜の飯を食って頑張ろうって気持ちを込めて作らせていただきました。

――同じジャーキーおにぎりを食べて(笑)。

Raychell:味を共有し、よし! みたいな(笑)。

――今回はコロナ禍ということもありましたが、全力で挑み続ける部分には、先ほどお話いただいた“RASらしさ”を感じますね。

Raychell:そうですね。今回は会場も半分以下にして、スタッフさんも毎回会場内や使用するものを消毒してくださって、座席の間隔もあけての公演で。お客さんも大変な状況の中で来てくださって、それは本当に愛だなって思いました。

あと配信もやっていたので、多くの方に見ていただけるという意味では凄くありがたいなって思いました。だからこそ見てくださる方に全力で楽しんでもらおうって。特に会場に来てくれた方はライブパートでペンライトを出して応援してくれていたので、ありがとうという気持ちを込めて毎公演やらせていただきました。

――お客さんのリアルな反応はもちろん、SNSなどで反応はご覧になっていかがでしたか?

Raychell:毎公演メンバーでチェックしていたんですけど、「見れてよかった」とか、「久しぶりに生の演奏を聞けてよかった」とか、「キャラと本人が本当に生きてる。不思議な感覚」というコメントが結構あって。

「見られてよかった」「RASをこれからも応援したい」という言葉をいただけたので幸せだと思い、最後まで公演できてよかったねとメンバーで共有し合っていました。

 

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