『バンドリ！』Morfonica 1st Live「Cantabile」進藤あまねさん＆Ayasaさん振り返りインタビュー【前編】┃結成発表から現在に至るまでの心境やメンバーの変化と成長を語る

共に過ごす中で起きたメンバーに対する印象の変化

――リハーサルなどを経て、メンバーそれぞれに対する印象に変化はありましたか？

進藤：凄く変わりましたね。最初の顔合わせの時の話になりますが、私はMorfonicaに誰が参加するのか全く知らない状態だったんです。ただ、バイオリンは元々バイオリンが弾けるおゆちゃんかなと思っていて。

それでレッスンの時に私とおゆちゃんに、マネージャーさんから同じ資料を渡されたんです。その時に「おゆちゃんはこのバイオリンの子なの？」って聞いたら「違うよ？」と言われて、そこでおゆちゃんがベースだったことを知りました。

その後、おゆちゃんとほかのメンバーについて話している中で、「バイオリンはアニソン弾いてる方じゃない？」って冗談交じりに話していたら、まさかのご本人で……！

一同：（笑）

進藤：mikaさんとおひなさまがドラムとギターだったのもその後に知りました。やっぱり最初はみんな人見知りをしていて、自己紹介が終わった後も特になにも話さず……。なので、（メンバーに対しての印象は）凄く未知だったんですよ。

その顔合わせから2ヶ月後くらいに練習が始まって、そこからみんな一気に変わりましたね。おゆちゃんのことは何でもできる人なんだなって思っていたんですけど、帰り道とかで一緒になると「実はあそこできなくて、涙流すんだよ」って話してくれて。

そうしたら「8th☆LIVE」の時に涙を流していて、「本当は泣く子なんだ」「がんばり屋さんなんだ」と思いましたね。
　
おひなさまは（顔合わせの時に）一番人見知りをしていたんですけど、リハーサルを続ける内に「ジャガジャガ」からはじまり、こんなに明るい子だったんだ！と新たな一面が見えてきました。

　
mikaさんはみんなのお姉ちゃんみたいな方で、私がお昼ごはんを買っていかなかったときに「ビスケットあげるよー！」と言ってくれたり（笑）。私が音のことで悩んでいた時に、「大人に言いにくかったら私に言ってね、代弁するから！」と気を遣ってくれたりして。だからライブ関係とかバンドの環境のことは全部mikaさんに言えるようになりました。

Ayasaさんのことは元々イベント等で知っていたんですけど、今思えばあのとき見ていた人とバンド活動をしているんだなという不思議な気持ちです。最初は「綺麗だな」「完璧な人なんだろうな」と思っていたんですけど、面白い部分がどんどん出てきて（笑）。

たまにドジをしたり、すぐにネコの写真を見せてくれたり、MV撮影の時にお菓子が好きなことが分かったり。

Ayasa：お菓子（笑）。

進藤：「Ayasaさん、向こうでお菓子もらえたよ」って言ったら飛び出ていって。「ほんと!?」って（笑）。

Ayasa：お菓子を漁っているところを激写され……。

進藤：「Ayasaさんってこんな方だったんだ！」と、新しい一面がわかりました（笑）。

――Ayasaさんはメンバーのみなさんに対しての印象はいかがでしたか？

Ayasa：私はMorfonicaのお話をいただいた時、あまねすのことだけは少しだけ聞いていたんです。ボーカルの方が15歳の期待の超新人だと。

ただ、それ以外は知らない状態での顔合わせかつ、ほかメンバーがみなさん可愛いので、「私で大丈夫？」という不安がありました。あと、私もかなりの人見知りなので、最初のときはみんなをチラチラ見つつ様子を窺っていて。

ただ、mikaさんは最初の段階から一緒にボイトレを受けていたこともあって、色々と教えてくれるお姉さんという印象でした。どこか母性を感じるような（笑）。それでいてデビュー曲「Daylight-デイライト-」の時はカメラ目線でバシッとキメている時は格好良くて。あの器の大きさは羨ましいと思っています。

　
おゆちゃんは凄く謎だったんですよ。謎の少女。

進藤：謎の少女・おゆちゃん（笑）。

Ayasa：でも、おゆちゃんの存在は頑張らないといけないという私の原動力になっていて。おゆちゃんがバイオリンを弾けるからこそ、彼女に認めてもらえるバイオリニストになりたいという夢は最初から持っていました。

あと、最初にベースを持ったときから板についていたというか、やり方を分かっているような気がしましたね。器用さというか頭の良さというか、コツはすぐに掴んでしまう方なんだなと。本当に凄いと思います。

姫奈ちゃんはこのメンバーの中でもかなりの人見知りだったので、最初は誰よりも先に帰っていました。凄く可愛い子なので仲良くなりたいなと思っていたんですけど、何を話していいか分からず……。それでたまたまボイス収録をみんなで一緒にやったときに、彼女の携帯画面がチラっと見えてしまって。

そうしたらネコが待受画面になっていたので、「ネコ好きなの？」というネコ話から入りました（笑）。最初は本当に人見知りな子だったけれど、声優さんとしては既に実力のある方なので、収録の時にはすごいなって思いながら見ていました。

演奏に関しても、難しい曲のときに演奏に気がいってしまう人が少なくない中、姫奈ちゃんはパフォーマンスのことも考えていて、ちゃんと魅せるギターを弾こうとしているんです。あっという間に“直田姫奈”のギターの弾き方になったと思います。それが格好良くもありつつ、可愛いんですよね。

　
あまねすは最初に会った時にめっちゃかわいいなって（笑）。私の好きな顔で、顔合わせのあとには親に「ボーカルの子めっちゃかわいいんだけど」って男子高校生みたいな感想を言っていました（笑）。

進藤：（笑）。

Ayasa：（進藤さんは）最初からコミュニケーション力が高かったですね。みんなが人見知りしている中、あまねすはみんなを繋いでいるなって思っていました。

私が練習に毎週出られていなかった中で久しぶりに行くと、あまねすがみんなを繋いでいるのが分かって。凄い15歳だなとずっと思っていました。あまねすのコミュニケーション力の高さは今も変わらずで、撮影の時もスタッフの方に話しかけていたりと、本当に楽しそうにしているんですよ。

先輩方ともちゃんと繋がりを持っていますし。歌手としての努力もしながら、エンターテイナーとしてライブパフォーマンスのことも考えていて、それを本番で出せるのが凄いなと。本人を前にして言うのもあれですけど、プロになるべくして生まれてきたんだな、というのはこの半年見てきてより感じました。

Morfonicaさんのライブ見させて頂いてきました??とんでもなく幻想的！！ヴァイオリンとバンドがこんなにも融合するんですかと、未だに謎が凄い、本当に、凄い?

モルフォさんと写真が撮れなかったので、前回の富士急の写真を?
進藤あまねが捕獲されるまで3.2.0!!#Morfonica #Cantabile #バンドリ pic.twitter.com/QD2hgCqHdv
— 紡木吏佐 (@risa_tsumugi) October 7, 2020

――お話を聞いているとAyasaさんはみなさんのことをよく見ていらっしゃいますね。

Ayasa：みんなかわいいですから見ちゃいますよ（笑）。ライブをするたびにMorfonicaを好きになっているので、メンバーのことはなんでも聞いてください！（笑）

――では今回の1st Liveにおける進藤さんのベスト可愛いシーンをお願いします（笑）。

Ayasa：これは本人にも言っているんですけれど、一番好きなのは「金色へのプレリュード」の最後のところで客席を撃つ振りですね。本当にあのシーンは顔がニヤけるので、本番はあんまり見ないようにしていたんですよ。ただ、本番以外はずっと凝視しています。

進藤：リハーサルの時とかAyasaさんと目が合うんですよね（笑）。みんなの顔を見るんですけど、Ayasaさんとは確実に目が合うなと思っていて（笑）。

Ayasa：（笑）。あと「CQCQ」とかの揺れ感や脚の形でしょうか。

――脚の形……？

Ayasa：自分で言っておいてあれですけど気持ち悪いですね（笑）。でも本当に見たほうが良いと思います。

私も楽器の特性上、横には揺れるんですけれど違うんです、もう可愛い……！　歌詞の言葉によって笑顔を見せていたりするのが凄く良いですよね！

進藤：いや〜照れちゃうなぁ（笑）。

☆後編はコチラ！
　
[インタビュー／鳥谷部宏平　文／太田友基]

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