夏アニメ『魔法科高校の優等生』制作スタッフに聞いた作品の制作秘話・裏話・見どころとは

『魔法科高校の優等生』第9話 制作秘話・裏話(9月24日更新)

エイミィの過去と祖母のやりとり・エイミィvs栞のピラーズ・ブレイクの見どころ

エイミィの過去と祖母のやりとり・エイミィvs栞のピラーズ・ブレイクの見どころは、エイミィは祖母の言葉で、栞は愛梨と水尾の言葉で、それぞれが自分の中の壁を超えて成長しました。性格は正反対な２人ですが、どこか似てる部分があるなと思いながら書きました。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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深雪に対して闘志を燃やす雫について

深雪に対して闘志を燃やす雫については、雫は深雪と同じ競技にエントリーした時からこうなることを想定していましたが、そのずっと前から深雪との対戦を望んでいました。自分の力を正しく認識し、深雪の力も認めた上で、彼女と全力で戦ってみたいと思っていたわけです。この一戦に懸ける雫の強い思いを感じるシーンです。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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ほのか対沓子のバトル・ボードの見どころ

ほのか対沓子のバトル・ボードの見どころは、沓子の奥の手である現代魔法と古式魔法の同時使用に対し、ほのかが達也の作戦ではなく自分で考えてクリアしていく展開。達也の精神的な支えはありますが、ほのかが１人で考えて突破していくのは彼女の成長を感じました。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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『魔法科高校の優等生』第10話 制作秘話・裏話(9月4日更新)

深雪対雫のピラーズ・ブレイクの見どころ

深雪対雫のピラーズ・ブレイクの見どころは、全部。深雪に一矢報いる雫。それに驚く深雪。そして、深雪の中に芽生える今までに無い感情。「勝ちたい」と思う雫と、「負けたくない」と思う深雪の真っ正面からの勝負。やっぱり全部ですね。負けた雫を慰めるほのかまで含めて、お気に入りです。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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クリムゾン・プリンス＆カーディナル・ジョージのコンビについて

クリムゾン・プリンス＆カーディナル・ジョージのコンビについては、『劣等生』では達也のライバルとして描かれていた２人が解説係になってしまい、大変心苦しく思ってます。ですがこれは『優等生』が深雪目線の話で、今の２人は「達也を脅かすライバル」としても「素敵な男性」としても深雪の眼中にないので仕方なくこのようになってるのです。申し訳ありません。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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共振破壊vsインフェルノあたりの場面について

共振破壊vsインフェルノあたりの場面については、どちらも超高校級の大技なので、本来ならここで勝負が決まってもおかしくない展開ですが、それを超えて更に大技を繰り出す深雪と雫はやっぱり凄いです。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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対戦後のほのか＆雫の部屋での場面・、その後の深雪や達也と笑えている場面について

対戦後のほのか＆雫の部屋での場面、その後の深雪や達也と笑えている場面は、深雪と雫、２人とも本気でぶつかったからこそ、そして互いの本気を理解したからこそ、試合後はまたいつもの友達同士に戻れたのではないかと。命のやりとりではない九校戦だからこその場面だと思います。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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『魔法科高校の優等生』第11話 制作秘話・裏話(9月11日更新)

深雪と藤林響子の会話シーンについて

深雪と藤林響子の会話。珍しいこの場面について、深雪たち学生だけで処理しきれない事件だと思ったので、4話の八雲と同様に少しだけ大人の力を借りました。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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愛梨や栞、沓子たちとも協力して九校戦の妨害者と戦っていくあたりについて

愛梨や栞、沓子たちとも協力して九校戦の妨害者と戦っていくあたりについては、達也たちのモノリス・コードは『劣等生』でしっかり描かれているので、その裏で深雪たちが何をしていたかを描こうというのは当初から決めていました。その中で、「深雪と正々堂々勝負したい」と思っている愛梨はどう行動するかを考えたら、やはり深雪たちに協力するのではと思い、このような展開になりました。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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達也が深雪たちの活躍に勘付いたような部分について

達也が深雪たちの活躍に勘付いたような部分についてですが、達也は全てお見通しです。敵の妨害工作も、深雪たちが魔法でそれを阻止したことも気づいてます。その上で、達也には内緒で動いていた深雪たちの気持ちも理解して、戦いに臨んでいます。最初から負けるつもりなどない達也ですが、深雪たちの行動を知って「絶対に負けられない」となったのだと思います。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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達也と一条の戦いシーンについて

達也と一条の戦いシーンは、完全に裏芝居として描かないという選択肢もありましたが、やはり『魔法科高校シリーズ』屈指の名場面なので、こちらでも描くことにしました。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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『魔法科高校の優等生』第12話 制作秘話・裏話(9月18日更新)

ミラージ・バットの描写について

ミラージ・バットの描写については、キャラごとに着飾ったアイススケートのような競技として描きました。

［監督・橘秀樹さん］

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深雪の飛行魔法周りの描写・アニメでの愛梨の戦法の描き方について

深雪の飛行魔法周りの描写・飛行魔法を見た後の愛梨の戦法のアニメでの描き方については、曲線的なやわらかさの深雪に対して、稲妻のような直線的な荒々しさの愛梨、というミラージ・バットに対する解答の出し方の違いを出せればと意識しました

［監督・橘秀樹さん］

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宿舎の部屋での司波兄妹のシーンについて

宿舎の部屋での司波兄妹のシーン。『劣等生』でも一部見られた部分については、九校戦を深雪や雫たちの目線で描いてきたことで、一高の好成績の裏にある達也への感謝の思いが大きくなると同時に、表に立てない達也のためにも自分が勝利を、という思いが『劣等生』より強くなったのでは、と思ってます。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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技術者としても優秀っぽいところが見られる栞について

栞の技術者としても優秀っぽいところが見られる部分、栞の演算能力は技術者としても遺憾なく発揮されると思うので、翌年の九校戦は吉祥寺と同じように選手と技術者両方でエントリーされそうな気がしてます。愛梨のことを一番理解しているのが栞だと思うので、このコンビは強いでしょうね。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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『魔法科高校の優等生』第13話 制作秘話・裏話(9月25日更新)

一条・吉祥寺について

お気づきかもしれませんが、6話から13話の間で一条が深雪のことを想うたびに、吉祥寺が何度か「将輝？」とツッコミを入れてますが、その台詞のニュアンスが徐々に変化しています。機会があれば6話から見直してみてください。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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深雪vs愛梨の見どころ・こだわった点とは

深雪vs愛梨の見どころ・こだわった点について、深雪と愛梨の試合については、結果ではなく過程と内容だと思ってます。魔法の勝負なのはもちろんですが、互いの「負けたくない」という気持ち、負けられない理由、２人の「ゆずれない思い」のぶつかりあいという点を意識しました。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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浴場のシーンについて

最終回にして浴場の描写。
ここの温泉は『優等生』の原作コミック通りなので、無理矢理入れたわけではありませんが、裏で達也のやってることが結構ハードなので、原作通りに温泉に行くべきかどうかは一瞬悩みました。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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深雪と達也のラストダンスについて

深雪と達也のラストダンスについて、『劣等生』アニメでも描きましたが、『優等生』としての九校戦の総括と、頑張った深雪へのご褒美のためにこちらでもダンスシーンを入れました。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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リーナ登場・続編を期待させるような終わり方・その部分について

リーナ登場・続編を期待させるような終わり方・その部分については、脚本を書く前に、監督と僕の中で「ラストは学校に戻したい」という考えがありまして。そんな時に、来訪者編をベースにした『優等生』のセカンドシーズンの連載が始まると聞いて、「それならリーナが転校してくるところを入れたら綺麗に繋がるのでは」と思い、この形にしました。実はあのリーナは偽物で、『優等生』アニメの二期があったら１話は二セリーナ退治から始まるかも、などと勝手に想像してみたりしています。

［シリーズ構成・シナリオ：玉井☆豪さん］

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