ST☆RISH、QUARTET NIGHTと過ごす愛と夢の時間—— 3Dライブ「うたの☆プリンスさまっ♩ SHINING STAR STAGE -LOVE in DREAM-」をレポート

個性の魅力に溺れるソロパート！

ここからはソロパートに突入！　「溺愛テンプテーション」では寿 嶺二が登場し、軽やかにくるくるとステージ上を楽しく回って踊ります。

激しいダンスと共に優雅に歌い紡いだのはカミュの「絶対零度Emotion」。気品に溢れる立ち振る舞いは、まさに伯爵家出身の彼ならではです。

心地よいピアノの音色から始まったのは「WinterBlossom」。バレエ要素が入っているダンスで、切ない恋心を美風 藍が歌い上げます。

雰囲気ががらりと変わり、ドラムとギターの音が激しく鳴り響く「BRIGHT ROAD」へ。黒崎蘭丸の長い足と手がさらにダンスを際立たせ、熱い歌で会場を響かせていました。

それぞれのソロ曲を披露した後、再びステージへ姿を現した4人。ソロはステージの袖でメンバーを見送ることができるのが良いと寿 嶺二が話します。同じグループでも個々が刺激し高め合っていく姿がQUARTET NIGHTの魅力です。

そんな4人がファンたちの手を引っ張り、高みへと誘ってくれるように「QUARTET★NIGHT」を歌い上げます。それぞれのカラースポットがステージを照らし、トロけるような永遠の夢の中へ導かれました。

そして、ステージに「LOVE in DREAM」という文字が現れると、ST☆RISHの7人が登場！　ミラーボールが輝く中で「RAINBOW☆DREAM」をパフォーマンス。

「みんなでGO！！」「みんなでJump！！」という歌詞で、それぞれが拳を突き上げたり、ジャンプしたりする姿がとても可愛く、会場は虹色でキラキラしていました。

やっぱり7人が揃って楽しそうに歌っている姿を見ていると自然と笑顔になり、幸せな気持ちになりますね。

拍手が沸き起こる中、一ノ瀬トキヤの綺麗な歌声が響き渡ります。そう、ここからはST☆RISHのソロパート！「BELIEVE☆MY VOICE」で伸びやかな歌声と華麗な足のステップで釘付けにしては、最後に愛の言葉を残し、ファンたちのハートを射抜いていました。

一輪のバラを持って登場したのは神宮寺レン。会場がたちまちオレンジ色に包まれ、「悪魔のKissは炎より激しく」を色気たっぷりに、そして情熱的に歌いあげます。

次に登場したのは来栖 翔。メンバーの中では1番小柄ながらもダイナミックなダンスで「オレサマ愛歌（ロンド）」を披露。どこまでもついて行きたくなる頼もしい姿に胸を打たれ、ムーンウォークで場を盛り上げます！

異国を感じさせるようなイントロで始まった「DESTINY SONG」。普段の雰囲気とはまた違った空気で、歌詞に想いをのせて歌います。“アナタを奏でたい”と囁き去っていくシーンが印象的でした。

「サザンクロス恋唄（ワルツ）」では、四ノ宮那月がロングトーンの綺麗な歌声で魅せます。大きな月をバックに「迎えに行くから　月で待ってて･･･」と歌う場面はとても魅惑的で世界観に引き込まれてしまいました。

しっとりしたピアノの音色とメロディーが流れると、ステージに聖川真斗が登場。「騎士（ナイト）のKissは雪より優しく」を繊細の中に熱い気持ちが込められているかのような歌声で表現していきます。

最後に勢いよく登場したのは一十木音也。とにかく元気が取り柄！と言わんばかりのパワーに包まれ、「TRUST☆MY DREAM」を歌います。側転を披露するシーンもあり、アクロバティックなパフォーマンスから目が離せませんでした。

怒涛のように続いたソロ曲の後、再びST☆RISHがステージに集まります。ファンからの気持ちを受け取って幸せそうな顔を見せる7人。

「愛されたいです！」と愛島セシルの素直な言葉で和やかな雰囲気になりつつ、もっともっとファンと気持ちを一つにしたいと呼びかけ、ファンたちもペンライトと拍手で応えていました。その瞬間に感じた一体感は本当に特別で贅沢な時間です。