手塚治虫氏ら漫画界の巨匠たちが住んでいた“トキワ荘”でオトメイトの作品資料や展示物が楽しめる！　オトメイトブランド15周年「トキワオトメ」をレポート！

「トキワオトメ」の見どころを紹介！

ここからは、豊島区立トキワ荘マンガミュージアム特別企画展・オトメイトブランド15周年記念「トキワオトメ」の見どころを紹介します！

展示ブースに入るとお出迎えしてくれるのは、キャラクターたちのパネル。こちらは写真スポットになっておりますので、記念撮影にぴったりです。オトメイト作品のキャラクターたちの等身大パネルは週替わりで登場します。

その左手には、主催者と佐藤社長のメッセージが。ご存じの方も多いと思いますが、「オトメイト」から発売された『戦場の円舞曲』は、手塚治虫氏の作品『リボンの騎士』から一部の世界観を取り入れています。

『戦場の円舞曲』についても、この特別企画展で紹介されているので、ぜひチェックしてください。

さらに進んでいくと見えてきたのは、オトメイトブランド全作品のリスト。2007年のブランド設立から現在に至るまでの全作品リストが展示されているのですが、その数はなんと約300作品。全作品をプレイ済みという方はいらっしゃるのでしょうか……。

個人的にすごく惹かれたのは、乙女ゲームの企画の流れが紹介されているコーナーです。完成まで全プロセスが紹介されているほか、乙女ゲームのストーリー分岐なども事細かく説明されているので、初めて乙女ゲームに触れる方もどのような仕組みなのか分かりやすくなっています。

こういう“裏側”を知ることができるのも、特別企画展ならではです。

また、オトメイト作品は、TVアニメ・舞台・ミュージカル・ドラマCD・グッズなどさまざまな市場への展開もしています。リアルイベントでは“オトメイトパーティー”が有名ですね。

そのオトメイトの広がりを一気に楽しめる展示もあるので、「こういうのもあったな〜」と思い出に浸りながらも楽しめます。

『薄桜鬼』×嵐電と東映太秦映画村、サンリオとのコラボ企画など数々のコラボレーションが開催されてきたのも印象的です。

そして、数あるオトメイト作品の中から選りすぐりの11作品がピックアップされているコーナーも見どころ満載。

『薄桜鬼』『華ヤカ哉、我ガ一族』『CLOCK ZERO 〜終焉の一秒〜』『AMNESIA』『NORN9 ノルン+ノネット』『Code:Realize 〜創世の姫君〜』『ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑奇譚』『Collar×Malice』『CharadeManiacs』『ピオフィオーレの晩鐘』『ビルシャナ戦姫 〜源平飛花夢想〜』のパネルは開発者のコメント付きで作品の魅力が紹介されています。

開発者自身から作品の楽しみ方が紹介されているので初めて作品に触れる方はもちろんのこと、既にプレイ済みの方ももう一度プレイしたくなること間違いありません。会場ではゲーム作品のOP映像も流れているので、最初から最後までオトメイトの世界観に浸れます♩

本展にあわせて新しく描き下ろされた「ちびキャラ」たちもいます。

その「ちびキャラ」を使った本企画展限定のポストカード、ランダム缶バッジ、ランダムアクリルスタンド、ハンドタオルも販売されているので記念やお土産としておすすめです♩

本館の2階にもキャラクターパネルが設置されているほか、こちらでは漫画家の巨匠たちが住んでいた部屋を再現。どこか懐かしさを感じるような昭和レトロの雰囲気になっておりますので、ぜひ2階にも足を運んでみてください。

特別企画展「トキワオトメ」は2022年6月26日（日）までです。入館はホームページからの事前予約優先制ですので、ご予約をおすすめします。

オトメイト作品とトキワ荘で生活していた漫画家たちの作品を同時に楽しめる素敵な特別企画展をお見逃しなく！

開催概要

展覧会名：オトメイトブランド15周年記念 トキワオトメ
会場：豊島区トキワ荘マンガミュージアム
開催期間：2022年4月26日（土）〜6月26日（日）
開館時間：10：00〜18：00（入館は17：30まで）
休館日：月曜日（祝日の場合は翌平日）
※入館はホームページからの事前予約優先制

予約はこちらから

特別観覧料（グッズ付き）：大人500円、小中学生100円、未就学児・障害者手帳をご提示の方及び介助者（1名まで）無料
　

主催等

主催：豊島区
後援：公益財団法人としま未来文化財団
特別協力：アイディアファクトリー、デザインファクトリー
協力：トキワ荘協働プロジェクト協議会
企画制作：株式会社手塚プロダクション

公式ホームページ