2年振りのライブイベント「エキメン総選挙 開票LIVE」まで間もなく! 『STATION IDOL LATCH!』鶯谷駅・根岸 優歌役/寺島 惇太さん、御徒町駅 高良 摩利央役 / 阿座上 洋平さん、上野駅・飴屋 楊役/笠間 淳さんインタビュー
総選挙は「まだまだ動く予感」と3人
──笠間さんがさきほど「飴屋さんのいちファン」とおっしゃってましたが、選挙はやはり……?
笠間:飴屋くんに入れました(笑)。
寺島:僕も根岸くんに入れています(笑)。でも根岸くんは「僕なんてダメに決まってるけど、出なきゃいけないんだったら、嫌だけど出ますよ」的なスタンスなので、根岸くん的には入れられたくないのかなとも思いつつ。ただ、入れたほうが僕のお仕事が増えるので……!
笠間&阿座上:(笑)
阿座上:僕は誰にも入れてないんですよ。パッセンジャーであるファンの皆さまが起こすムーブメントだとも思うので、役者としては客観視しておきたいなという気持ちが僕はありました。きっと、摩利央のお誕生日パワーで動くんじゃないかななんて期待しています(笑)。
──ライブに向けて総選挙はラストスパートです。中間発表も3rdまできましたね。
阿座上:新宿駅の神堂 唯姫が強いですよね。
寺島:(結果を見つつ)でも意外と動いているんですよね。飴屋さんは堅い。
阿座上:飴屋さん、カッコいいんですよねえ。去年の8月からと期間も長いので、駆け込みの票も入るんじゃないかなと。
寺島:中間発表で動かないと「これはもう動かないかな」と安心したスキに、ダークフォースにまくられる可能性が……。
笠間:めちゃくちゃ心理戦じゃないか(笑)。
寺島:ライブの時に発表ですもんね。どうなるんだろう。皆さん悔いがないように票を投じてくると思うので、少し動きそうな気はしますね。
阿座上:池袋駅の青葉梟 光加人もきそうな気がするな〜!
寺島:エンターテイナーブロックは読めない。
──どうなるのか楽しみですね。皆さん、推しキャラはやはり自身のキャラになるんでしょうか。
笠間:もちろんそうなんですけども、僕は有楽町駅の小鳥遊 悠吏くんも好きですね。
寺島:俺は田端駅の北 颯くんも好きです。
阿座上:ああ、筋肉!
寺島:そう(笑)。すごく愉快なキャラクターだなって思っていて。常日頃身体を鍛えている矢野(奨吾)くんがこのキャラクターを演じているっていうのが面白いです。
阿座上:僕が気になるのはペンギンです。何も分からないじゃないですか。桜田 カイとペンギンがきたことで、急にLATCHが不穏な空気になって(笑)。でも演じている側としても楽しいんですよね。楽しい、ハッピーというのも大切ですけど、人間それだけじゃないから。そういうのを煽ってくるというのは、またひとつ面白そうだなって。
阿座上さんにとって、笠間さんは飴屋のような存在?
──ところで、阿座上さん演じる高良は、笠間さん演じる飴屋のことを尊敬しています。阿座上さんと笠間さんはリアルでも関係性は濃いですよね。
阿座上:そうですね。他の作品でユニットもやっていますし、それ以前からの知り合いでもありますし。
笠間:おそらく最初に会ったのは……狩りの世界ですよね(笑)。
阿座上:ゲームのね(笑)。一緒にチームを組んで生配信をやって。
笠間:あれももう5、6年前だよね。事あるごとに。
阿座上:そのあと火鍋を食べに行って。
──阿座上さんにとっても、笠間さんは飴屋のような存在なのでしょうか。
阿座上:そうですね。年齢も上ですし、教わることもたくさんありますし。そこはやはり、舎弟として「どこまでもついていきます」という気持ちですよ。
笠間:摩利央くんが、だよね?
阿座上:いや、僕がですよ!
笠間:あはははは。
阿座上:僕が初めて車買うときに電話かわってもらって、値下げ交渉をしてもらっているんですよ。
寺島:えーっ! そんなことが!?
阿座上:「もうちょっと値切りなよ」って言われたんですけど、どう交渉していいか分からなくて。それで「電話かわってもらってもいいですか?」ってお願いしたら、値下げはできなかったんですけど、オプションでドラレコつけてくれたんですよ。その日から舎弟です。
寺島:僕も笠間さんに頼めばよかった……。
笠間:(笑)
阿座上:そんなこんながあり、親しくさせてもらっています。
──阿座上さんと寺島さんは、実はものすごく昔からのお知り合いなんですよね?
阿座上:10年以上前ですね。
寺島:バイト先が一緒だったっていう。
笠間:えっ、そうだったの!?
寺島:そうなんです。そこからお互いにこの世界でお仕事をさせてもらって、最近はカップルになることが多いです(笑)。
阿座上:そうだね(笑)。
笠間:なるほど、リアルでも濃密な時間を過ごしているわけだ。
──NØ Crewもa/mazeも同じ二人組ではありますが、カラーはまったく違って。お互いのグループに対してはお互いにどのような印象を持っていますか?
笠間:世界観が全然違うんですよね。NØ Crewは自分たちのユニットでは出せない世界観を持っている印象です。そういう意味では、いつかユニットでシャッフルしてみたいんですよね。僕らの曲を別のユニットが歌ったり、僕らが他のユニットの曲を歌ったり。
寺島:しかも僕らの場合は同じ2人組ユニットだから、歌い分けもそこまで変えずにできますしね。
笠間:自分たちのユニットの曲ももちろん大好きですけども、そうすることで、新しい視線や、自分の中にあるキャラクターのようなものを飴屋くんとしても、根岸くんとしても得ることができるんじゃないかなと。根岸くんの場合は「ええ、シャッフルっすかぁ……」と、イヤイヤ参加するような状態かもしれませんけど(笑)。
寺島:「なんでそんなことしなきゃいけないんすかぁ…」。
阿座上:あははは。
笠間:でもまあそこは、「新しい世界にこそ、君の輝くところがあるのだよ」とか言いながら丸め込めるとは思うので。
──もうここでドラマが一本できましたね(笑)。
笠間:グループごとの関係性も面白いんですよね。だから交流があったら、より広がるのかなと思っています。
──阿座上さんはどう思いますか?
阿座上:a/mazeは飴屋さんのカラーが曲に色濃く反映されている印象があります。だって歌詞を書くんでしょ?
笠間:そうそう。
阿座上:それをNØ Crewが歌うというのは、摩利央的にも光栄だと思いますし、結構(外に対して)明るいユニットですし。「この夜ごと」を乗り越えたNØ Crewがさらに大人の階段を登って歌う曲というのは、僕自身も気になりますね。それと舎弟同士と言いますか、師弟コンビで何かやっても面白そう(笑)。
寺島:でもだいぶバチバチしてますけども(笑)。
笠間&阿座上:あはははは。
──それぞれのブロックを代表してのシャッフルという意味で、この3人で、というのも見てみたいですね。
笠間:確かにそれも面白そうですね。隣町ですし(笑)。各々の駅の街の特色というか。そういうものを色濃く受け継いでいる子たちなので、街の交流という意味でも面白いですよね。その街ごとに、「飲みにいくならここ」「デートするならここ」みたいなものってあるわけじゃないですか。そういう想いの集積のようなものも面白いですし。
──それこそ、笠間さんと阿座上さんの関係値であれば「パンダを見に行こう」という……。
阿座上:どういう関係値なんだろうって感じですけども(笑)。