新日本プロレス所属プロレスラーのグレート-O-カーン様がアニメイトに襲来！ 欲しいものは妥協しない、“オタクの矜持”を胸に王者は何を買う!?【店舗貸切！お小遣いアニメイト】

溢れ出すこだわりと愛——ミニマリスト・オーカーン

ーー少年漫画系もしっかりチェックされているんですね。

オーカーン：無論だ。今まさに『ヒロアカ』にドハマリしておる。やはり、少年漫画系の作品はどれもクオリティーが高く、シンプルに面白いじゃろう。

ヒロアカ4期まで見終わった。見終わってしまった………

ラブラバとジェントル、見ろや君とエンデヴァーのガッツポーズのところで泣いた

文化祭もまさにアカデミア❗️って感じで尊くて、熱さと青春と成長が止まらなくて見るのを止められない

今更かもしれないが、余もヒーローになれるかなぁ… https://t.co/8qWt9RAK7Z pic.twitter.com/YVelI8QTFG

— グレート-O-カーン🥞新日本プロレス (@Great_O_Khan) July 10, 2025

ーーなるほど。ストーリーや物語構造的な面白さですね。

オーカーン：うむ。もちろんキャラクターも、バックボーンがしっかり描かれているからな。ただ、少年漫画系のグッズは綺麗ものが多い。個人的には、作品やキャラクターが持っている本来の魅力をより表現しているような、余が買いたくなるグッズを出してほしいな。

ーーポップさよりも、泥臭さや熱い感じですかね。

オーカーン：燃えるようなグッズ、「燃え」だな。何か、突き抜けるような熱さが必要じゃ。ほら、アニメって本来そういうもんだから。今日は、絶対に『ヒロアカ』のグッズを買って帰ろうと思っておる！　

ーーお好きなのものが見つかれば嬉しいです。

オーカーン：（『ヒロアカ』棚を物色しながら）うーむ、なぜ全員集合しているグッズがないのじゃ。

ーー『ヒロアカ』はキャラが数多いですから……。

オーカーン：ホロライブとかもそうなんじゃが、全員集合じゃないといかんだろう！

ーーその心は？

オーカーン：馬鹿者。1＋1は２じゃねえんだよ。200だぞ。

一同：（笑）。

ーーすみません、理解しました。「10倍だぞ10倍」ということで……。

オーカーン：あと、全員集合すればするほど、お得であろうが！　やはり合理性は大事だからな。単推しだったら、ひとりのキャラクターの商品を買うことも良いだろう。じゃが、余の場合は違うのだ。

例えば、特定の声優さん、監督、スタジオが作っているから好き、ということではないんじゃ。ここは性格が出るぞ、オタクの。

ーー作品全体が好き、みたいなことですか？

オーカーン：というよりも、その作品と出会い、惚れ込んだからこそ、キャラクター・声優さん、監督を好きになる。その声優さんが好きだからと言って、出演作を全部ディグろうとはならんのだ。その上で、作品推しということじゃな。だから、グッズにもなるべく全員出てほしい。わかったか!?

ーーわかりました！　確かに、そう考えると全員いることで燃えますね。

『ヒロアカ』『ダンダダン』など、グッズを手に取り吟味し、「燃え」グッズをカゴに入れていくオーカーン様。「言ってなかったけど、余はミニマリストでな」と言いながら（ホントか？）軽快に商品をピックしていきます。

コミケなどでは、一気に数十万使ったり、仕事で上海を訪れた際にも現地のアニメイトでお買い物をしているらしく、普段ミニマリストな分、買う時は豪快にいくオタクのようです。

また、世界的に出店をしているアニメイトの支配的な姿勢に感銘を受けていると、お褒めの言葉もいただきました。

そして、本題のフィギュア系商品コーナーに向かうものの、数が少なく落胆するオーカーンさん。現在、フィギュアは予約販売が多くなっており、在庫は少なめ。我々も歯がゆい思いで見守ります。

それでも『ライザのアトリエ』のフィギュアなどをキープ。どう見ても5000円を超えていますが、「欲しいと思ったものは買う」がオーカーン様のポリシーです。

パンパンのカゴを持ちながら、『ヒロアカ』コーナーに戻り本腰を入れて商品を選ぶようです。

オーカーン：『ヒロアカ』は魅力的なヒロインたちに目が行きがちじゃが、余はデク（緑谷出久 CV：山下大輝）に惚れ込んでいる。だから何かデクのグッズがほしいのじゃが……あっ、ちょっと待て！

ーーそれはトレーディング系の『ヒロアカ』フィギュアですね。（商品名「プチラマEX 僕のヒーローアカデミア」）

オーカーン：トレーディング!?　箱買いすれば必ず揃うんじゃないのか!?

ーーその可能性が高いはずです（笑）。

オーカーン：なんという商売をやっているのじゃ。だがしかし……。これはもう持った重さの感覚で狙っていくしかないな……。小さなサイズながらも、かなり出来が良さそうだから、絶対にデクを当てたい。

ーー爆豪（爆豪勝己 CV：岡本信彦）も死柄木（死柄木弔 CV：内山昂輝）もカッコイイですね。

オーカーン：最近『ヒロアカ』のおかげで、「カップリング」というものが良く理解できたぞ。爆豪とデクは一緒じゃないと駄目だ。腐女子の者たちが言っていることが、よりわかった。しかし、デクが確定しないというのは許せん！

BLってよく分からんかったがヒロアカ見てたらデクと爆豪だけはくっついてもいいと思えた

— グレート-O-カーン🥞新日本プロレス (@Great_O_Khan) July 6, 2025

ーーすみません……（笑）。そろそろ時間も迫ってきましたね。

オーカーン：なに!?　金の桁も、時間も少ないぞ！　細かいものよりもどデカいのをいきたいんじゃ。

余は買い物に妥協はせん。これが欲しいと思えたら、金額など気にしない。今回もそうさせてもらうぞ！

オーカーン様流の作品の楽しみ方、グッズ選びの本質を教えていただきつつ、『ヒロアカ』ポスター数点と、トレーディングフィギュアをカゴへ。

予算も時間も足りていない中、「マンガ」フロア（2F）もチェックすることに。画集や資料集コーナーを見て大興奮のオーカーン様。本企画でも人気のグッズである画集ですが、オーカーン様も購入するのでしょうか？

ーー漫画は電子ですか？

オーカーン：紙媒体でしっかり買っておる。

ーー先ほど、画集に興奮されている様子でしたが、よく買いますか？

オーカーン：うむ。好きな作品やイラストレーターの絵をじっくり集中して見られるからな。1冊丸々、その作品の世界を堪能できる。キャッチコピーやキャプションもなく絵だけを鑑賞できるのが良いな。

ーー井上雄彦先生の画集を手に取っていましたね。

オーカーン：もはや（井上先生の絵は）世界中のどんな絵画よりも価値があるだろう。これを額縁で飾ったほうがセンスがあると思うぞ。

ーーそちらに『ヒロアカ』と『ホロライブ』のものもありますよ！

オーカーン：今買うなら『ヒロアカ』かもしれんな。もちろん『SLAM DUNK』も大好きじゃが……。おお！　かんざきひろ先生の画集（「かんざきひろ画集 Home.」）は買いだな。

あと、写真集コーナーもあるようじゃが、井口裕香さんのものはないのか??

ーー人気ですし、少し発売から経っているので現物はないかもしれないですね。

オーカーン：そうか、彼女はかなりトレーニングをしているのがわかる身体じゃ。それをしっかりと見て、余もモチベーションを上げようと思ったんだがな〜！

ーー（トレーニング目的……？）残念ながら無いようです。

オーカーン：まあ、良かろう。時間も、金額も全く足りんがこんなところにして、会計に行くぞ！