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Dr.STONE:龍水役・鈴木崚汰×SAI役・山下誠一郎 インタビュー

キャストが感じる二人の絆──「表現の仕方は違うけれど、2人はやっぱり七海の血を継いでいて、彼らは兄弟なんだなと感じました」TVアニメ『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』七海龍水役・鈴木崚汰さん、SAI役・山下誠一郎さんインタビュー

TVアニメ『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』最終(ファイナル)シーズン第3クールが、2026年4月2日(木)から放送開始となりました。

『Dr.STONE』(ドクターストーン)は、週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載(2017年~2022年)された稲垣理一郎先生×Boichi先生による人気コミックス。TVアニメ『Dr.STONE』はいよいよ最終クールへ。長年にわたり、描かれてきた科学冒険譚が、ついにクライマックスへと突入します。

全人類石化の黒幕・ホワイマンが月にいると突き止めた千空は、全ての謎を暴くため『月面着陸計画』を始動。石化光線の発信源・南米で、Dr.ゼノ率いる科学王国のスタンリー部隊との激しい戦いの末、世界中の人間は再び全て石になった。絶望的な状況下、スイカがたった一人で科学を繋ぐ希望となり、千空を目覚めさせる。千空は全人類の未来を取り戻すため、ホワイマンと石化の謎、その核心へと迫る。

アニメイトタイムズでは、放送を記念してキャスト陣へのインタビューを実施。今回、作品への想いを語っていただいたのは、七海龍水役・鈴木崚汰さん、そして最終章から登場するSAI役・山下誠一郎さんのお二人。

最終(ファイナル)シーズンを迎える心境から、キャラクターへの想い、収録現場の雰囲気、そして今後の見どころについて語っていただきました。

 
※前シリーズまでのネタバレを含みますので、ご注意ください。

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人類石化の黒幕・ホワイマンが月にいると突き止めた千空は、全ての謎を暴くため『月面着陸計画』を始動!こので、ゼロから宇宙船を作るビックプロジェクトへと乗り出した。早速、世界中から宇宙船の素材を集めるため、大海原へと飛び出した千空たち。最初の目的地・アメリカに降り立つと、そこにはDr.ゼノ率いる高度な科学王国が存在していた!互いにリーダーを狙いあう科学vs.科学の速攻戦で、Dr.ゼノを捕らえたクロムたち。スタンリーの猛追をかわしながら、次に目指すのは、あの忌まわしき石化光線の発信源――南米大陸!!石化装置“メデューサ”の秘密に挑みながら、全力クラフトでアマゾンを駆け抜ける千空たち。スタンリー部隊の魔の手が迫る中、千空と科学王国の仲間たちは、科学の灯を繋ぎ、ついにメデューサの核心に迫る――!!作品名Dr.STONESCIENCEFUTURE放送形態TVアニメシリーズDr.STONEスケジュール第1クール:2025年1月9日(木)~2025年3月27日(木)第2クール:2025年7月10日(木)~2025年9月25日(木)第3クール:2026年4月2日(木)~TOKYOMXほかキャスト石神千空:小林裕介大木大樹:古川慎小川杠:市ノ瀬加那コハク:沼倉愛美クロム:佐藤元スイカ:高橋花林あさぎりゲン:河西健吾カ...

 

いいキャスティングは、演者の内面や性質が声に乗る

──TVアニメ『Dr.STONE』は放送開始から7年半となりました。物語の最終決戦となる最終クールが放送されていますが、いまの率直なお気持ちをお聞かせください。

七海龍水役・鈴木崚汰さん(以下、鈴木):僕たちは長い時間をかけて作品と歩んできたなと感じていますが、それ以上に作品の中では長い時間が流れています。

第4期第2クールでもスイカ(CV:高橋花林)が7年の時を経て、仲間を復活させるという展開がありました。いよいよ最終決戦を前にしていますが、また大きな時間が流れていくんだろうなと思っています。

SAI役・山下誠一郎さん(以下、山下):もともと作品は存じ上げていたので、オーディションというご縁をいただき、SAI役として出演させていただけることになり、とても嬉しかったですね。

同時に、原作もアニメも名実ともに大きく成長してきた作品で、7年という期間を続けて最終(ファイナル)シーズンまで到達するというのは本当にすごいことだと思いました。応援してくださっているファンのみなさんの力があってこそだと思うので、緊張感もありました。

途中から参加した自分自身と、最終章で目覚めてから仲間に加わっていくSAIの境遇も似たようなところもありました。緊張感という意味では、SAIと重なる部分もあって、すごく大きな船=ペルセウス号に乗せていただいたような感覚でした。

加えて、作品と同じように、キャストのみなさんもすごく絆があって、頼もしい人たちでした。それは本当に、この作品と一緒に歩んできたんだなと。すごい現場だなと思いました。

──お二人が演じるキャラクターの魅力や好きなところについて教えてください。

鈴木:龍水の好きなところは、貪欲さですね。彼は「欲しい」という気持ちが人一倍強くて、その欲しいを叶えるためなら自分が犠牲になることも厭わない。自分ではなく周りの人が何かを得ることも含めて「全部欲しい」という龍水の懐の広さがすごく好きです。

僕自身は学生時代、スポーツで一番を目指していたこともあるので、「自分が一番になりたい」という気持ちは理解できますが、それとはまた違うスケールの大きさを感じますし、龍水のカリスマ性はかっこいいなと憧れています。

今回の第3クールの後半でも龍水の魅力がさらに取り上げられるので、見どころでもあるかなと思っています。

山下:僕はどちらかというと、SAI寄りですね。自分が褒められた時も「いやいや、そんな……」となってしまうタイプなので、SAIの感覚はすごくわかります。

龍水のように「好きだ」、「欲しい」、「才能がある」と、まっすぐ言える強さはすごいし、嫌味が全くない。あそこまで行くと、誰かから嫌われたり、妬まれたりしてもおかしくないんですよ。でも、全然嫌味がないし、裏表がないんです。「女たちは皆美女だぜ」とか(笑)。そういうことも、さらっと言えるところがすごく気持ちいいんですよね。

鈴木:そうなんですよ。龍水は気持ちがいいんです。

山下:とにかく「わかるよ、この人にはついていきたくなるよ」という感じはすごくしました。

鈴木:リーダーシップ、自信の持ち方ですよね。

山下:ただ、多くの人はSAIのように、「和」というか、謙遜というか、そういった行動を取ると思うんです。

自分がやっていることは好きだし、認められて嬉しいんだけれど、「いやそんなことないよ」、「こんなこと、誰だってできるよ」と答える。自分が好きなことだって、本当はすごいことだとわかっていても、言語化がうまくできないというか、物怖じせず言える胆力というのは、やっぱり龍水が持っている強さなんだろうなと感じています。

だからこそ、SAIを演じる側から見ても、龍水が輝いて見えて「すごいよ、お前は」という気持ちを持てましたし、僕の中では、龍水への尊敬だけでなく、崚汰くんへの尊敬も重なっているので、すんなり役に入っていけました。なので困惑することなく、アフレコ収録もすんなり入っていけたし、SAIの気持ちがわかるからこそ「一緒に頑張ろう」といった感覚もありました。

──鈴木さんはSAIのキャラクターについて、どのように感じていますか。

鈴木:SAIの中にも「欲しい」があるんですよね。幼少期に天才的な数学者としての才能を見出され、数学だけを学べと言われた生い立ちがあって、その中でも、彼は子どもながらにゲームをしたいという思いがあった。そして、その反動でインドへ行き、プログラミングや好きなことに夢中になっていたんですよね。

インターネットやパソコンが使えないストーンワールドの中で、それでも自分のアイデンティティーのために、頑張っている姿を見ていると、「絶対に欲しいものは、何としても手に入れる」という七海の血を僕は感じたんです。複雑な家庭環境を抱えていますし、表現の仕方は違うけれど、2人は七海の血を継いでいて、彼らは兄弟なんだなと思いました。

──山下さんが新しい仲間として、アフレコ収録に参加した時はどのように思われましたか。

鈴木: SAI役が誠一郎さんだと聞いた時からピッタリだなと思っていました。誠一郎さんはキャラクターになじませるのがお上手な方といいますか、どの役を演じていても、キャラクターが存在するリアリティーを内包させた役者さんだなと感じているんです。

収録前から、SAIとして加勢してくれるんだろうなと思っていたんですが、収録現場で実際に誠一郎さんのお声を聞いて、本当にその通りでした。

山下:(鈴木の話を聞いて)すごくありがたいですし、幸せです。今日はぐっすり眠れますね(笑)。

一同:(笑)。

山下:自分でもSAIを演じていて、オーディションの時からしっくりきていました。実はオーディションでは、他のキャラクターも受けていたんですが、僕の中では難しさもあって。その中でも、一番しっくりきたのはSAIでした。

いいお芝居というのは、演者の内面や性質が声に乗ると思っているんです。それは(石神千空役の小林)裕介さんもそうだし、他のキャストのみなさんもそうだし、崚汰くんもアグレッシブさと強さを持っていて、道を切り開き、本当にすごい人じゃないですか。

それをちゃんと的確にキャスティングされている監督をはじめ、制作側の審美眼も素晴らしいと思いました。だから、本当にSAIを演じられて光栄ですし、僕も演じていて楽しかったです。

 

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