『茶太 Works Best』4月29日リリース!スペシャル..

茶太さんがこれまで歌ってきたゲームの名曲選『茶太 Works Best』が4月29日リリース!著名クリエイターによる作曲、茶太さん作詞の新録曲も収録

 『ひぐらしのなく頃に』、『CLANNAD』、『sola』など、様々なアニメやゲーム作品のテーマ曲を歌っている女性シンガーの茶太さんが、4月29日にアルバム『茶太 Works Best』をリリースする。

 このアルバムは茶太さんが様々なゲーム作品で歌ってきた曲の中からセレクトした12曲と新曲2曲を含めた14曲入り。活動初期にあたる2004年に発表のPCゲーム『Angel Wish~放課後の召使いにチュッ!~』のED曲「Mint Kiss」から、今年発表のゲーム『さくらさくら』のOP曲「see-saw!」という最新曲まで網羅。また『よつのは』や『恋姫†無双 ~ドキッ☆乙女だらけの三国志演義~』などの人気曲に、メジャーデビューシングルとなったPS2用ソフト『グローランサーIV』の主題歌「Bravery ~辿り着きたい君へ~」も収録されている。

 このアルバムのために作られた新曲は著名クリエイターが作曲を手がけている。「しるし」はアニメの楽曲やアーティスト、声優の作・編曲で知られる安瀬聖さん、「宝物」は『聖剣伝説』や『ロマンシングサガ』シリーズの音楽を作られていた伊藤賢治さんが手がけ、作詞は茶太さんが担当している。

 ジャケットは『よつのは』の原画担当者による描き下ろしイラストとなっている。

 『茶太 Works Best』の他にも、茶太さんが歌った楽曲が収録されたゲームサントラCD『「Canvas3~白銀のポートレート」オリジナルサウンドトラック』、『「スズノネセブン!」サウンドトラック』、『「星空のメモリア」サウンドコレクション』のリリースもあり、茶太さんのゲーム関連の楽曲がたっぷり楽しめるはず。
 2009年のスタートから多くのPCゲームの歌唱担当で好調な茶太さんだが、まだ発表できない作品も控えているとのこと。詳細は茶太さんのホームページにて随時発表される。茶太さんの今後の活動にも注目しよう!

<B>『茶太 Works Best』</B><BR>2009年4月29日発売<BR>3150円(税込)<BR>発売:ティームエンタテインメント

『茶太 Works Best』
2009年4月29日発売
3150円(税込)
発売:ティームエンタテインメント


●世界観を築くことに参加できるのがゲーム楽曲制作の魅力

――2009年に入ってゲーム作品のテーマ曲を歌うお仕事が続いていますね。

茶太さん:まだ完成していない作品が多いので、実感があまりないんですよね(笑)。レコーディングが終わった時ではなく、製品が実際に発売されて初めて「ああ、お仕事が終わった」と思うんです。他にも告知できていない作品もいくつかあるんですけど、いろいろな作品とご縁があって歌わせていただけるのはありがたいです。


――茶太さんの歌がこれからたくさん聴けるのでファンの方もうれしいと思いますよ。そんななか、もう一つのうれしいニュースがあって、『茶太 Works Best』がリリースされます。

茶太さん:「まとめられるほど曲数があるかな」と思ったんですが(笑)。とりあえずリストアップしてみたら意外に結構あって、自分でも驚きました。ただメーカーさんもバラバラだったので一つにまとめられるかなと思いましたが皆さん、ご協力いただけて。感謝しています。


――CD化されていない曲もあるので貴重ですね。

茶太さん:そうですね。一部、シングルとして発売された曲やサントラに入ったりした曲もありますが、ほとんどがCD化されていなかったので私もうれしいです。


――こういうゲーム作品のテーマ曲を集めたCDはオリジナルのアルバムとは違った趣きがありますよね。

茶太さん:それぞれゲーム作品の世界観に基づいた曲達なので、オリジナルのように全曲でひとつの世界を構成するアルバムとはやはり違いますね。新録曲が少ないということもありますけど(笑)。


――違った世界観、違うカラーの曲を歌う茶太さんのいろいろな表情も見えてくるんじゃないかと思います。

茶太さん:そうですね。曲ごとに歌い方を変えたり、微妙な表現やちょっとした工夫などもしているので1枚のアルバムの中でいろいろな私を見ていただけると思います。


――でも歌った当時のままの歌声なので、茶太さんの成長や進化のようなものも感じられるんじゃないでしょうか。

茶太さん:実は最初、少し抵抗があって(笑)。でもそれも私が歩んできた歴史であり、味にもなるからいいんじゃないかと。『Angel Wish~放課後の召使いにチュッ!~』のED曲になった「Mint Kiss」なんて今から5年前の曲で、照れくささもありますが、私の成長アルバムを見るように楽しんでいただけたら(笑)。


●アルバムに収録された14曲はどれも大切な曲

――今回、新曲を含めて14曲が収録されていますが、特に印象深い曲はありますか?

茶太さん:どの曲も自分にとっては大切な曲ですPS2用ソフト『グローランサーⅥ』のOP曲「Bravery~辿り着きたい君へ~」は初のコンシューマーゲームでのお仕事であり、初のメジャーシングルなので印象深いですね。曲調もアップテンポでテンションも上がってくる曲です。あと「Bravery~辿り着きたい君へ~」のカップリング曲「夜明け前」は「気に入っているのでぜひ収録してください」とプッシュしました。そして初期の商業作品になる『よつのは』のOP曲「よつのは」。昨年にはOVA化もあって、そちらでもED曲「ねがい」を歌わせていただいているので印象的な作品です。『よつのは』と同じメーカーさん発の『さくらさくら』のOP曲「see-saw!」は最新作で、春っぽい曲なのでリリースされる時期にピッタリかなと思って。


――新曲も2曲収録されるそうですが、1曲ずつご紹介いただけますか?

茶太さん:「しるし」は私が作詞をして、昨年リリースされた『メッセージ』というアルバムで一緒にコラボレーションさせていただいた安瀬聖さんに作曲していただきました。安瀬さんには「ゲームで言えばOPのような華やかで勢いのあって、それでいてちょっとせつない感じの曲で」とお願いしました。上がってきたのがすごく前向きな楽曲をいただいたので、自分もノレるように頑張って歌詞を書きました。サビメロが特に大好きです。


――作詞する時にどんなイメージがあったんですか?

茶太さん:オリジナルの曲とは違って、『Works Best』ということもあり、OPらしい前向きさがあるといいなと。ゲームの世界を描いた曲達の入った『Works Best』という作品のテーマ曲と思っていただければ。


――確かに歌詞の中に、これから始まる物事に対して、立ち向かう時の高揚感や力強さを感じることができます。

茶太さん:ありがとうございます。実はこの曲では普段、詞を書く時にはしないやり方もしてみました。私は物事を断言するのが苦手なんですけど、歌詞の中で言い切ったり、強めな表現をしてみたり。でも私は書きながら胃が痛くなったりしたんですけど(笑)。サビの部分で“思いよ言葉となれ”なんて、「何、命令しちゃってるの、自分」という感じで。でも曲にぐいぐい引っ張ってもらえました。今でも詞を読み返すと前向きな気持ちになれます。それとアルバムにヒストリー的な意味合いもあるので自分がここまでやってきたことを見渡したようなニュアンスも入れたりしました。


――レコーディングで気をつけたことや心がけたことはありますか?

茶太さん:やり過ぎないけど、力も抜き過ぎず、ありのままの自分で表現しようと思って歌いました。


――もう1曲の「宝物」はどんな曲なんですか?

茶太さん:『聖剣伝説』や『ロマンシングサガ』シリーズの音楽を作られていた伊藤賢治さんに曲をお願いしました。穏やかな感じの中に温かさがある曲で、ED曲か、挿入歌っぽい雰囲気があります。詞は曲を聴いたら、イメージが膨らんで言葉がどんどん浮かんできました。春の夕方にのんびりしているような絵が頭に浮かんで、そこに青春のエッセンスも入れてみました。詞を書いている時、「こんなにぼーっとした感じでいいのかな?」と思ったりしました(笑)。曲が穏やかで、ホッとする感じだったので歌詞も気張らないほうがいいかなと思って。素直に自分の言葉をのせることができて、楽しんで書くことができました。


――日常生活によくあるような、ほのぼのした情景が見えてきますね。

茶太さん:他愛もない会話とか空を見上げたりと普通の生活のシーンみたいですが、空を見上げて普通に星があるのはつまらないかなと思って、“UFO”って書いたら、プロデューサーから「ん? UFO? まあ、茶太さんらしく変なこと書いてるね」と言われて、これが自分らしさなのかと(笑)。でもただ日常を描くだけでなく、例え大したやり取りでなくてもそれが大切な人とだったら記憶に残ってたりしますよね。そんなふうに当たり前な日常も幸せで大切なんだということを書きたかったんです。


――レコーディングで気をつけたことは?

茶太さん:変に飾らず、曲から感じたインスピレーションのまま、自然体で、言葉もただ素直に素直に歌おうと。もしかしたら聴いていたら、「あれ? いつの間に」みたいにするっと聴き終わっちゃうかもしれません。


――でもそれぞれ世界観があって、個性的な曲が多いので、こういう曲もアクセントとしてあるのはいいと思います。

茶太さん:箸休めみたいに聴いてもらえればいいですね。


●リリース続々、同人もがんばります!

――ジャケットもかわいいですね。

茶太さん:『よつのは』の原画を描いていた方に描いていただきました。ほのぼのとして、さわやかなイラストだなと思いました。このジャケットを見るだけで元気が出てくるような。女の子は私を描いたとのことですが、こんなにかわいく描いてくださってありがたいです(笑)。また私が描いたマスコットキャラまで入れてくださって。お願いしたわけではないのにうれしかったです。


――茶太さんにとってゲームのテーマ曲を歌う意味とは?

茶太さん:ゲームに関われることが単純にうれしいんです。元々、ゲームが好きなので、主題歌やED曲はだいたいゲームをやらないと聴けないし、ゲームと一緒に聴くから世界がわかる部分もあるので、世界観を作る一端を担えることは幸せであり、今後も歌わせていただきたいです。


――今後のご予定を聞かせてください。

茶太さん:このアルバムの発売日近くで、私が歌った曲が収録されているサントラがリリースされます。まず4月8日に『「Canvas3~白銀のポートレート」オリジナルサウンドトラック』が発売されました。こちらにはキャラクターイメージソング「cotton candy」が入っています。22日には『「スズノネセブン!」サウンドトラック』が発売されて、私が歌うED曲「with you」が収録され、『Works Best』と同じ29日にも『「星空のメモリア」サウンドコレクション』が発売され、ED曲「星空のメモリア」が入っています。時期が重なって申し訳ないんですけど、気に入った曲があったら聴いてみてください。
 あと同人での活動も引き続き、行なっています。詳しい情報は私のホームページでチェックしてください。


――最後にメッセージをお願いします。

茶太さん:今回、『Works Best』という形で私が関わらせていただいたゲームの曲達が1枚にまとまって、とてもうれしいです。皆さんにも作品や楽曲ごとに違う私の表情や歌声、世界観を楽しんでいただける1枚になったと思います。以前から私の歌を聴いてくださる方も最近知ってくださった方も私の歴史が詰まっているので、1ページずつめくるように聴いてください。4月にはアルバムのほか、いくつかのゲームのサントラ盤でも私の歌が聴いていただけます。負担にならない程度でいいので聴いていただけたらと思います。今後もやりたいことがいろいろあって、実際に作業中のものもいくつかあります。のんびり屋な私ですが、気長に待っていてください。これからもよろしくお願いします。


『茶太 Works Best』
2009年4月29日発売
3,150円(税込)
発売:ティームエンタテインメント

<B>『canvas3~白銀のポートレート~』オリジナルサウンドトラック</B><BR>2009年04月08日発売<BR>3360 円(税込)<BR>発売:ティームエンタテインメント

『canvas3~白銀のポートレート~』オリジナルサウンドトラック
2009年04月08日発売
3360 円(税込)
発売:ティームエンタテインメント

<B>『スズノネセブン!』オリジナルサウンドトラック</B><BR>2009年04月22日発売<BR>2940 円 (税込)<BR>発売:ティームエンタテインメント

『スズノネセブン!』オリジナルサウンドトラック
2009年04月22日発売
2940 円 (税込)
発売:ティームエンタテインメント

<B>『星空のメモリア』サウンドコレクション</B><BR>2009年04月29日発売<BR>3360 円 (税込)<BR>発売:ティームエンタテインメント

『星空のメモリア』サウンドコレクション
2009年04月29日発売
3360 円 (税込)
発売:ティームエンタテインメント

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