ついに映画第4弾が完成！『劇場版BLEACH 地獄篇』完成披露試写会＆舞台挨拶レポート！森田成一さん、古谷徹さん、中井和哉さん、西川貴教さん、阿部記之監督がその胸中を熱く語る！

　2010年11月28日、東京・千代田区の東商ホールにて、4作目の映画となる『劇場版BLEACH 地獄篇』完成披露試写会と舞台挨拶が行われた。

　この日登壇したのは、森田成一さん（黒崎一護役）、古谷徹さん（朱蓮役）、中井和哉さん（黒刀役）、そして主題歌を担当した T.M.Revolutionの西川貴教さん、阿部記之監督。大拍手に包まれ、今作に参加しての想いやエピソードが語られた。

森田成一さん：一護役を演じて7年目になるんですが、今回は叫びっぱなし、戦いっぱなしなので、初めて一護でのどをつぶして3日声が出なくなりました。それくらいのものをを要求される作品で、想いのたけを乗せて叫んでいくと、コントロールもつかないこともありました（笑）。

古谷徹さん：世界的に大人気のこの作品に、しかも連載10周年記念作品のメインゲストとして参賀することができて、とても幸せに思っています。

中井和哉さん：黒トーは謎の多い役だったんですが、一癖あったりとか、屈折してたりとか、なんか隠してたりとか、そういうのは演じていて楽しいです！

阿部記之監督：今回は地獄が舞台ですが、ロケハンに行けないのが大変でした（笑）。『BLEACH』らしい地獄というのを描くのが苦労しましたが、なんとかできたと思います。

西川貴教さん：ここまで作品が愛されている理由の一つが、“一護の熱さ”だと思うんです。それを楽曲で描けたらいいなと思って、今回の主題歌を「Save The One, Save The All」というタイトルにしました。ちょっとでも、一護の魅力に近づけたらなと思います。

　登壇者達の挨拶の後は、なんとキャスト3人による生アフレコを開催。劇場版の重要なシーンである「妹を助け出すために、黒トーから地獄の話を聞く一護」「地獄の最下層で、朱蓮に立ち向かう一護と黒トー」を披露。普段のトークと違い、役の雰囲気を携えた本気モードの役者陣の様子に、観客達も大興奮。
　他にも、西川さんが歌う主題歌のCD（12月1日発売）には、なんとドラマCDも収録されるバージョンもあり、西川さんが声優として出演している等の話題も飛び出した。
　また、森田さんはこの日の朝に完成版を観て、そのデキにものすごく感激し、やっぱりこの作品は「絆」なんと感じたという。スタッフの努力や、森田さんが全国各地を回って感じたファンの想いを再確認し、涙したとのことだ。
　映画は12月4日、全国東宝系にて公開される。みんなも是非とも劇場に足を運んでほしい。

＜取材・文：小俣猛＞

＜公開情報＞
2010年12月4日、全国東宝系にて公開。詳細は、公式サイトを参照。

＜STAFF＞
原作・製作指揮：久保帯人（集英社「週刊少年ジャンプ」連載中）
監督：阿部記之
脚本：高橋ナツコ・大久保昌弘
キャラクターデザイン：工藤昌史
音楽：鷺巣詩郎
製作：劇場版BLEACH4製作委員会
配給：東宝

＜CAST＞
黒崎一護：森田成一
朱蓮：古谷徹
黒刀：中井和哉
朽木ルキア：折笠富美子
阿散井恋次：伊藤健太郎
石田雨竜：杉山紀彰
ほか
※中井和哉さん演じる「黒刀」の“刀”は本来 「刀＋りっとう」 です。サイトの仕様上、置き換えて表記しております。

主題歌：「Save The One, Save The All」／T.M.Revolution（EPICレコードジャパン）

>>劇場版『BLEACH』地獄篇　公式サイト