声優ファンなら『チェインクロニクル』を遊ぶべき！　今からでも楽しめる『チェンクロ』プレイ指南

　総勢600名以上のキャラクターが登場し、すべてのキャラクターに声が当てられているスマートフォンアプリ『チェインクロニクル』(以下、チェンクロ)を知ってますか？　『チェンクロ』は、アニメイトTVでも、「2016年アニメ化の発表」や「石田彰さんと緑川光さんの異例の対談」など、たくさんの記事を作っている人気ゲームです。

　石田彰さん、内田真礼さん、佐倉綾音さん、緑川光さん、今井麻美さん、内田彩さんなどなど、名だたる声優さんが多数参加。toi8さんやワダアルコさん等、イラストレーターさんも豪華なメンバーがそろっています。また、チェンクロは、サービスがスタートして既に２年が経過。２年という時間の実績をからも分かる通り、ゲーム的な面白さはある意味保証済みで、またかなりのボリュームになっています。

　読者の方々の中には、実際『チェンクロ』をプレイしているかたも多いとは思いますが、サービス開始から時間も経過しているだけに「既に熟練者だらけで、今から始めるのはどうだろう？」と尻込みしている人も同じくいるのではとないかと思います。ただ、実際に遊んでみると、ゲームの敷居は高くないんです。それ以上に、「あ、この声優さんも参加してるの？」、「アニメではみない意外なキャラを、あの声優さんが担当してる」などなど、アニメ・声優ファンならきっと楽しめる要素がたくさん含まれているんです。そんな、『チェンクロ』を、この冬にスタートしてはいかがでしょう。初めての方でも遊べるようプレイ導入レポートで、遊び方をお届けします。

※公式ページに載っているだけもで、下記のメンバーが参加
石田彰、佐倉綾音、内田真礼、小岩井ことり、柳田淳一、星野早、小清水亜美、福山潤、斎藤千和、沢城みゆき、伊藤静、三上枝織、野中藍、加藤英美里、佐藤聡美、柿原徹也、原由実、櫻井孝宏、中村悠一、緑川光、花澤香菜、井口裕香、鷲崎健、杉田智和、藤原啓治、高山みなみ、三石琴乃、今井麻美、緒方恵美、山口勝平、浪川大輔、洲崎綾、内田彩、小山茉美、福圓美里、藤村歩、伊瀬茉莉也、小林ゆう、渕上舞、村川梨衣、稲田徹、赤羽根健治、田村ゆかり、寺崎裕香、皆口裕子、福井裕佳梨、楠田亜衣奈、芝崎典子、畠中祐、朝日奈丸佳、小池理子、和井みずき、鳥野貴広、他

■ 多くのキャラクターと共に意外なキャスティングにも出会える！

　物語は、深淵より突如現れた「黒の軍勢」と呼ばれる謎の敵に脅かされる世界・ユグド大陸が舞台。。プレイヤーである主人公は、「黒の軍勢」と戦うため、仲間を集め、絆を深め運命に立ち向かって行くところから始まります。

▲主人公（CV:石田彰）

　なんとも好青年っぽい彼がプレイヤーの分身となる主人公です。声は、『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲルなどを担当している石田彰さん。中性的な雰囲気のある石田さんらしいボイスで主人公を演じています。また、石田さんは、他にも多数のキャラを演じており、老若男女問わず50名以上ものキャラクターを演じ分けています（正確には、「女性」は演じていません。残念）。

▲ピリカ（CV:内田真礼）

　ちょっと脱線しましたが、ストーリーに戻ります。ゲームは「ピリカ（CV：内田真礼）」という妖精に起こされるところから始まります。主人公であるあなたは義勇軍を率いるリーダーとなって、早速戦闘がスタート！

　ルールは簡単。「敵を自分たちの陣地に入れない」というシンプルな内容です。キャラクターを操作し、攻めてくる敵たちを、撃退していきます。攻撃はオートで行われ、プレイヤーは敵と横軸のラインをあわせることで、戦闘は進んでいきます。そのためやらなければならないこともゲームも至ってシンプルです。ゲームスタート時は主人公のみ戦闘に参加するため、一度遊べばゲームのニュアンスが直ぐに分かるはずです。

▲カイン（CV：内田真礼）

　最初の戦闘が終わるとカインという青年が声をかけて来ました。主人公達が守っていた村の住人で、他の住人が避難する中ひとりで村を守ろうとしていたとのこと。そして、カインは黒の軍勢と戦うため、義勇軍に参加してくれるのです。

　ゲームでは、こういった形で、次々とキャラクターが仲間になっていきます。また、仲間になったカインですが、声を担当しているのは、妖精・ピリカと同じ内田真礼さんです。人気の女性声優さんが、カインのような男性キャラを演じる事も多く、アニメではなかなか見られないキャスティングも用意されています。すべてのキャラクターにボイスが入っているため、声優ファンならキャラクターとの出会いをより一層楽しめるはずです。また、この後登場するヒロインの「フィーナ」は、佐倉綾音さんが担当しています。序盤から、石田彰さん、内田真礼さん、佐倉綾音さんと、かなり豪華なキャスティンになっているんです。

▲フィーナ（CV：佐倉綾音）

　
■ カード増える喜びとともに、広がる面白さ

　ストーリークエストを進行していると、新たに「弓使い」の「頼れる弓兵ミシディア（CV:内田真礼）」と、「僧侶」の「熱き癒し手マリナ（CV:佐倉綾音）」のふたりが仲間に。チェンクロでは、「戦士」「騎士」「僧侶」「魔法使い」「弓使い」の５種類の職業が設定されています。

　「戦士」は直接攻撃に強く、「騎士」は防御に秀でており、「僧侶」はターンごとに回復ができる。また、「魔法使い」は敵との距離を無視して攻撃ができ、「弓使い」は遠距離を得意としつつも近距離ではより強力なダメージを与えることが可能になっています。ゲームでは、この５つ職種でパーティを自由に組み戦略を練ることが重要になってきます。

　各キャラクターには、SSR、SR、R、HN、Nの「レアリティ」が設定されており、レア度が高いほど、成長度が高く、効果の高いスキル（条件を満たすことで発動できる特殊攻撃）を修得できる可能性を秘めています。

▲ミシディア（CV:内田真礼）

▲マリナ（CV:佐倉綾音）

　現状では、「戦士」の主人公と「騎士」のカイン、そして「僧侶」のとマリナ、「弓使い」のミシディアの４種類が揃いました。リアリティは、どのキャラも「Ｎ」のため、戦力としては、まだ不十分な状態です。

　ストーリーが進んでいくと、流石にＮのみのパーティでは戦力不足気味になり、戦闘中にやられてしまうこともしばしば。そこで、チュートリアルやストーリー進行の報酬でもらった「精霊石」や「チケット」でガチャを回しメンバーの補強ができます。

　ガチャはストーリー中で到達した街ごと設置されている酒場にあります。では、持っている精霊石やチケットの数だけ、ガチャを回してみましょう！

▲裁縫ギルド長スティッチア（CV：野中藍）

　ひとつめは、騎士の「裁縫ギルド長スティッチア」。なんと、SSRです！　声を担当する野中藍さん。「あら！あなたの格好ボロボロね！」との台詞の通り、ストーリーでは戦いで汚れた義勇軍の衣服を綺麗に仕立ててくれます。戦闘では、「縫い付けてあげる！」と勇敢に敵に立ち向かうお姉さんのようなポジションです。

▲大正義の聖騎士アレス（CV：柿原徹也）

　ふたり目は、騎士の「大正義の聖騎士アレス」。またもSSRです!!　声優は、柿原徹也さんが担当しています。プロフィールには「騎士団長よりも団長らしいリーダーシップで、同期の騎士からウザられている」と書かれており、セリフも「これぞ我が正義」と、ウザさが垣間見えます。柿原さんには珍しいキャラかもしれません。

　ここで、SSRが二回でました。実際に遊ばれている方なら実感されている人も多いと思いますが、『チェンクロ』はかなりレアリティの高いキャラクターが出やすいゲームになっています。実際にガチャを引いても、Rばかりでなく、かなりの確率で貴重なカードが手に入るバランスになっています。この部分も『チェンクロ』の魅力のひとつになっているといえるのです。

　
■ 全員同じ声優さんでパーティを組んで見る！

　ゲームが進むことで、たくさんのキャラクターが手に入ってきます。バランスよく職業をパーティに加えたり、職業を絞ってアビリティを活かしたパーティを組んだりと、ゲームの遊び方はプレイヤーの戦略によってかなり自由に設定できます。

　もちろん、大好きな声優さん固定のパーティなんてことも可能です。序盤から、かなりの数の石田彰さんのキャラが登場しますので、実際にパーティを組んでみます。

▲放浪牧師ロイ（CV：石田彰）

▲左より、主人公、二刀の剣士イオ、復讐に燃える戦士グレッグ、放浪牧師ロイ。
CVはすべて、石田彰さんです。

　現状で所持している石田彰さんキャラクターは、R戦士「主人公」、SR戦士「二刀の剣士イオ」、N戦士「復讐に燃える戦士グレッグ」、R僧侶「放浪牧師ロイ」の４人。これで、バトルに登場するのが石田彰さんだけというパーティの完成です。実際に使ってみると、スキル発動時に発せられるキャラボイス全部が、石田彰さんという、かなり特殊な世界感。

　また、たくさんの声優さんが参加しいてる『チェンクロ』であればこそ、好きな作品の声優で組んだり、声優ユニットで組んだりすることもできます。また、『七つの大罪』、『絶対絶望少女 ダンガンロンパ AnotherEpisode』などの、人気作品とのコラボも多く、長く続けていくとアニメキャラ混在パーティなんてこともできてしまいます。こんな遊び方ができるのも、声優さんが参加している『チェンクロ』ならではの楽しみ方といえます。


■ 義勇軍のメンバーたちが紡ぐ“絆の物語”

　『チェンクロ』は、「CHAIN（ひと続き、連鎖、絆）」からも分かるように、キャラクター同士の関係性をテーマにしている作品です。その特徴を表しているものに「絆の物語」があります。絆の物語は、本編のストーリーとは別にキャラクター毎の独自の物語が展開します。今まで見えなかった一面なども描かれており、『チェンクロ』世界観を広げるだけでなく、キャラクターへの愛着が更にますこと請け合いです！　今回は「二刀の剣士イオ（CV:石田彰）」の絆の物語を少し紹介してみましょう。

　酒場にて分かりやすいゴロツキに絡まれてしまっているイオ。どうも彼が持っている二本目の剣について、からかわれている様子。そしてイオはその剣には深い思い入れがあり、ゴロツキたちを許せず、戦闘に。そしてバトル後、イオが二本目の剣について語ります。その剣は今は亡き親友アレンもので、イオの現在の恋人・サラを守って欲しいと譲り受けたものだったのです。イオは強くたくましかった彼に今でも劣等感を抱いており、しかもかつてサラはアレンに恋心を抱いていました……。もう二度と競うことができない親友、そしてライバルの存在をイオはどのように乗り越えていくのでしょうか？

　さらに、この「絆の物語」は、キャラクター本人と主人公の掛け合いというわけではなく、他のメンバーも登場します。それらは、『チェンクロ』での出来事としてしっかり描かれ、「絆の物語」らしく、キャラクター同士の繋がり（CHAIN）を感じさせる作りになっているのです。

▲騎士・カインも「絆の物語」では、主人公達とは別行動をしつつも、義勇軍のメンバーとして街を守る任務についていた事が描かれるなど、意外な一面が見える作りになっているのです。

　『チェンクロ』は、RPGと思って遊ぶこともできますが、キャラクター同士の繋がりを楽しむ義勇軍のドラマという側面も持っています。そして、600名以上のキャラクターがいるので、これらを読んでいるだけでもかなり楽しめる作りになっているのです。実際にゲームで、様々な難関を共にしたキャラクターたちの、「絆の物語」は、格別の味わいがあります。これは、実際に時間を共に戦ってきた仲間にだからこそ思える楽しさといえます。キャラクター毎にクエストの難易度が違うので、ぜひチャレンジしてみてください！


■ 遊び方はあなた次第！　義勇軍と旅に出よう

　2013年からサービスが続き、長く続いているタイトルだけに今から手を出すのは難しいとも思えてしまう『チェンクロ』。ですが、実際にプレイしてみるといつでもスタートできるゲームになっています。ランキングを競う訳でも、急かされる訳でもないため、自分のスタンスで遊ぶことができるのです。

　自分のこだわりのパーティを作ったり、個々に描かれるストーリーを楽しんだり、そして声優ファン目線でキャラクターを集めたりと、人それぞれの楽しみ方ができます。特に、キャラクターの多さは、ゲームの大きな魅力です。600以上いるすべてのキャラクターには、ボイスが入っているだけでなく、個々にフォーカスを当てたも物語までも入っている。また、この物語が、アニメやライトノベルにはない、ゲームだからこそできる繋がりを楽しめる面白さ。このシナリオの良さは、「ゲームが苦手な人ほど遊んで欲しいゲーム」になっているといえます。

　かなりのボリュームがある『チェンクロ』ですが、待望の第三部の制作も決定し、これをきかっけにます盛り上がること必至です。また、2016年には、アニメも登場します。いままさに始めどきの『チェンクロ』、この冬スタートしてはいかがでしょうか。

■ 『チェインクロニクル ～絆の新大陸～』作品概要

ジャンル：チェインシナリオRPG
価格：基本無料（アイテム課金あり）
サービス開始：Android / iOS / Amazon　配信中　
メーカー：セガゲームス

＜チェインクロニクル ～絆の新大陸～とは＞
『チェインクロニクル ～絆の新大陸～』は、出会った仲間たちとの物語がつながっていくチェインシナリオRPGです。舞台となるのは、最果ての大陸「ユグド」。プレイヤーは、暗黒の魔物たちから「ユグド」を守るため、立ちあがったひとりの戦士となり、総勢600名以上の仲間たちとストーリーを紡いでいきます。誰と出会い、誰と絆を深め、どんな物語を見るかは、プレイヤー次第です。


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