『戦国BASARA BATTLE HEROES（バトルヒーローズ）』発売記念「バサラ祭2009～春の陣～」開催。豪華キャスト陣のトーク＆生アフレコに、衝撃の舞台化発表＆ツアー決行にファン大感動！

　カプコンが誇る超人気ゲーム『戦国BASARA』。4月9日に発売されたPSP用ソフト『戦国BASARA BATTLE HEROES（バトルヒーローズ）』の発売を記念したイベントが、5月2日、東京・日比谷公会堂で開催された。タイトルは「バサラ祭2009～春の陣～」。シリーズの様々な“節目”で行われる一大イベントでもあり、毎回、多くのBASARAファンが会場に足を運ぶ。今回も、2回公演でのべ4千人に及ぶファンが集結した。

　本作は戦国時代を舞台に、数多くの戦国武将が実名で登場するストーリー＆アクションゲーム。だが、必ずしも史実通りの展開ではなく、例えば伊達政宗が京に攻め上ったり、武田信玄の配下に真田幸村がいたり、織田信長が第六天の魔王になっていたりと、独創的かつ柔軟な解釈による設定が、本作の魅力の1つだ。また、戦国大名ばかりでなく、戦国武将にも広くスポットを当てることにより、近年増えているといわれる、歴史マニア、戦国武将ファンの女性からの支持も受けているという。もちろん、今回も会場は多くの女性ファンで埋め尽くされた。

　出演は、伊達政宗役の中井和哉さん、前田慶次役の森田成一さん、片倉小十郎役の森川智之さん、長曾我部元親役の石野竜三さん、毛利元就役の中原茂さん、徳川家康役の大川透さん、松永久秀役の藤原啓治さん。この豪華なメンバーに加え、ナレーションを担当する渡辺英雄さんが司会進行を務め、プロデューサーの小林裕幸氏も登場、作品の解説を行った。

　さらには、メインテーマを歌っているabingdon boys school。挿入歌を歌っているOLIVIAさん。真田幸村役の保志総一朗さんからのビデオレターも上映された。

　オープニングを飾ったのは、和太鼓の演奏と刀による太刀回りで、日本の魂を形にするパフォーマンス集団・chanbaraプロジェクトのみなさん。迫力あるそのステージングで、会場を『戦国BASARA』の世界へと誘った。

●トークコーナーPSP用ソフト「戦国BASARA BATTLE HEROES」を語る。

　2007年の秋以来、久しぶりの開催となった「バサラ祭」。まずは当時の感想に触れつつ、トークーコーナーがスタート。

「前回はビックサイトで開催。森川さんと自分は甲冑をつけてイベントに参加しました」（森田さん）

「前回がバサラのイベントへの初参加。初めて自分を見たお客さんの反応が印象的でした」（大川さん）

「バサラのイベントには毎回参加。皆勤賞を狙っています。久しぶりにみんなの“アニキ”コールが聞けて“帰ってきたなぁ”という思いになりました」（石野さん）

「前回はビデオレターでの参加でしたが、やはり、みなさんの反応がダイレクトに感じられるのはいいなぁ、と思います」（中井さん）

「今日のイベントをとても楽しみにしていて、PSPでたくさん練習してきました」（森川さん）

「ビックサイトの時はゲーム対決で勝利しましたが、今日も練習しました」（中原さん）

「前回が初参加でしたが、5000人ものファンの方が集まり驚きました。今回も2000人×2回。『戦国BASARA』の人気の高さを実感しています」（藤原さん）

「ストーリーモードは6章仕立て。プレイヤーは武将を1人選び、その武将にまつわるストーリーを展開させます。慶二の場合はなぜか全国津々浦々、恋の仲裁に回り、戦っていきます」（森田さん）

「家康は残念ながら、ストーリーモードで最初に選択できるキャラクターではないのですが、誰か1人クリアすると、家康もキャラクター選択できるようになります」（大川さん）

「元親が自分のためのお宝を探すための旅を、ストーリーモードで楽しむことができます」（石野さん）
こちらも人気の政宗を演じる中井さんは

「力だけで押し切るのではない政宗に、（今回）彼の成長を感じました」（中井さん）


●「神が降りた」――『戦国BASARA BATTLE HEROES』プレイ対決！

　続いては、『戦国BASARA BATTLE HEROES』がどんなゲームなのかを、キャスト陣が実際にプレイすることでファンに理解してもらうべく、チーム戦が展開。題して「ご当地グルメ争奪！チームトーナメント」のコーナー。7人のキャストが4つのチームに分かれてトーナメント戦を展開。勝利したチームにはご当地グルメが贈られるというものだ。

　中井さんと森川さんの奥州軍がAチームを、石野さんと中原さんの瀬戸内組がBチームを、大川さんと森田さんの尾張三河組がCチームを、そして藤原さんは小林プロデューサーとDチームを結成しバトルを開始。初戦、この時のためにゲームをやり込んだという森川さんを擁するAチームが勝利。必殺技である“BASARAモード”も十分に堪能できるものとなった。

　続く2戦。ここでゲームの通信トラブルが起きるハプニングで、ゲームは一時中断。対戦は急遽ジャンケン大会へと切り替わった。この戦いを制したのは藤原さん＆小林プロデューサーのDチーム。まさに「神が降りた」如く、ご当地グルメのコシヒカリをゲットする。


●会場を沸かせたアフレココーナー。

　お次は、キャストの生の演技で会場のファンを魅了する“生アフレコ”。まずはストーリーモードのシーンの中から、「長曾我部元親vs伊達政宗＆片倉小十郎」の摺上原の戦い。「長曾我部元親vs毛利元就」瀬戸内海での戦い。「前田慶次vs武田信玄＆真田幸村」の長篠の戦い。さらには「徳川家康＆本多忠勝vs毛利元就」や、「伊達政宗＆片倉小十郎vs松永久秀」といったシーンなどが披露された。

　さらにTVアニメ『戦国BASARA』第1話からも名シーンを、こちらはなんとキャストをシャッフルしてのアフレコでお届け。「武田信玄＆真田幸村＆猿飛佐助」のシーンを石野さん、森田さん、中原さんで。石野さんの“お姉”信玄が会場を沸かせた。「真田幸村vs伊達政宗＆片倉小十郎」のシーンでは中井さん、森川さん、森田さんの3人と、大川さん、藤原さん、森田さんの3人が、TVとは違う演技で会場を沸かせた。イベントはその後、キャストが自らお金を払ってお題を引くドリームカプセルを使った、カプセルトーク。そして保志総一朗さんからのビデオレターでは、ご当地グルメを観客にプレゼントするというサプライズも飛び出して、会場のファンを楽しませた。


●フィナーレ。告知、ラストは戦国武将たちの口上で…。

　内容盛りだくさんのイベントもいよいよフィナーレ。締めは出演キャストによるファンへのメッセージだ。

「政宗を死守すべく頑張ります」（中井さん）

「大きなホールでみんなと一緒にBARASAを楽しめたのは、とても幸せなことだと思います。空いている時間はずっとゲームの練習をします」（森川さん）

「苦難を乗り越えてのイベントでしたが、“野郎ども～っ。その元気を忘れるんじゃねぇぜ”」（石野さん）

「僕も森川さんに負けないくらいに、ゲームを練習したいと思います」（中井さん）

「アニメの方でももうじき家康が登場します。どうぞ楽しみに待っていてください」（大川さん）

「普段ゲームをしない自分は、正直対決をあきらめていましたが、神はいましたね。いただいたお米は大切に食したいと思います」（藤原さん）

「『戦国BASARA BATTLE HEROES』自由合戦モードでは対戦で楽しんでいただけます。今日、PSPをお持ちの人、ぜひ対戦を繰り広げていただいて友達の輪を広げてください」（森田さん）

　そして、1人ステージに残った小林プロデューサーからは、『戦国BASARA』新展開の発表が。


●『戦国BASARA』の舞台化が決定。

　日程は2009年7月3日～12日、会場は東京ドーム シアターGロッソ。チケットは6,090円（税込）で、イープラスで5月10日（正午12時）より、ローソンチケットで5月11日（正午12時）よりプレオーダーがスタートする。キャストは、伊達政宗役に俳優の久保田悠来さん、真田幸村役に俳優の片岡信和さんを起用。ほかのキャストは随時発表していくとの事だ。


●“戦国BASARA 伊達軍ツアー”開催。

　こちらは小林プロデューサーとともに巡る伊達政宗、片倉小十郎ゆかりの地、仙台ツアー、6月20日～21日の1泊2日で価格は49,200円（税込）。5月7日から募集が開始される。

　詳細はサイトでも公表していくとのことなので、『戦国BASARA』ファン、歴史マニアは要注目だ。

『戦国BASARA BATTLE HEROES（バトルヒーローズ）』
発売中
5490円（税込）
発売：カプコン
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