吉岡亜衣加さんがデビューアルバム『はらり』発売記念イベントを開催！人気ゲーム『薄桜鬼』の主題歌など4曲を熱唱

　吉岡亜衣加さんがデビューアルバム『はらり』を9月2日にリリースしたのを記念して9月13日、東京・アニメイト秋葉原店にてイベントを行った。

　ミニライブでは『薄桜鬼』シリーズのテーマ曲からデビュー曲「はらり」を含む、4曲を熱唱。トークコーナーではアルバム制作のエピソードや『薄桜鬼』への想いを語った。

　『薄桜鬼』や『ふしぎ遊戯DS』などのテーマ曲を歌うため、女性ファンが多かったが、男性ファンの姿も多く見られ、新人シンガーソングライター“吉岡亜衣加”への期待の大きさを感じたイベントとなった。

●OPから伸びやかで雰囲気のあるボーカルで観客を魅了

　開演時間になってステージに現れた吉岡さんは「今日はゆっくり楽しんでください」とあいさつ。そして「私の代表作とも言える、この曲を聴いてください」と紹介し、デビュー曲の「はらり」を披露。『薄桜鬼』の世界観に合った和テイストのミディアムナンバーを透明感のあるボーカルで伸びやかに歌う。続けて8月27日に発売されたばかりのPSP版『薄桜鬼ポータブル』のOP曲で「闇の彼方まで」。こちらも同じく和テイストながらアップテンポな曲を弾むように歌い上げた。

　2曲歌わると雰囲気のある表情から一転して元気な笑顔に。たくさんの人がアルバムを買ってくれたことに感謝の言葉を述べると会場に「アルバムを聴いて良かったと思う人～？」と問いかける。するとほぼ全員から手が挙がり、嬉しそうな吉岡さん。


●10日間のタイトなレコーディングを乗り切った秘訣とは？

　ここで進行役として一緒にアルバムを作ってきたティームエンタテインメントの大谷さんとアルバムについて語り合うコーナー、“はらり談話室”へ。

　デビューアルバム発売の喜びとヒットへのお礼を込めて、二人で「ありがとうございます」とペコリ。

　レコーディングは10日間という短期間で行われ、その間も『オトメイトパーティ』への出演やワンマンライブ、提供曲の作詞・作曲もしなくていけないタイトな状況だった。それを乗り切れたのは「プリン」。「大好きで、毎日食べてました」とのこと。「でもこの経験で精神的にも強くなったし、ひと皮むけた気がします」。

『はらり』／吉岡亜衣加　好評発売中！

●大きな成長をもたらした『薄桜鬼』との出会い

　収録曲のうち7曲が『薄桜鬼』関連ということに触れ、「この作品に支えられたと思います。この作品がきっかけで私を知ってくださった方もたくさんいると思うし、新しい私が開拓された気がします。『はらり』を歌っているとこぶしが回るみたいで。“亜衣加節”って呼ばれてます（笑）。ED曲の3曲もすべて心にしみてきて。ゲームを徹夜してプレーして泣いて。『なんで、沖田さん！』って。最後に歌が流れてくると自分の曲なのに『いい曲だな』と（笑）」。ちなみに好きなキャラは「斎藤（一）さん。カッコイイから」。

　アルバムでは自身で3曲作詞や作曲をしているが「一番自分らしいのは『つぼみ』。私の友達が辛い失恋をした時に、悲しみを少しでも分かち合えたらと思って作りました。共感してくださると書いてよかったと思います」。作詞をする時に心がけているのは「人にあてる手紙のように書いてます」。

　トークコーナーの最後に「皆さんと同じ目線で身近な存在でいたいです。それと同時に強い芯を持ったアーティストになりたいです」と抱負を語った。

●マンスリーライブなど精力的なライブ活動に期待

　再度、歌のコーナーに戻り、PSP版と同日発売されたPS2版『薄桜鬼 随想録』のOP曲「花びらの刻（とき）」、『薄桜鬼ポータブル』のED曲「想い出はそばに」の落ち着いた2曲をじっくりと聴かせた。ゲームの発売から約2週間ということで脳裏でプレーバックするように目を閉じて聴く人もいた。

最後は特典のポストカードを参加者一人ひとりに直接手渡ししながら、言葉を交わす吉岡さん。素敵な歌と吉岡さんに癒された時間になった。

　吉岡さんは現在、毎月第4金曜日にマンスリーライブを東京・DRESS AKIBA HALLで展開中のほか、今後もステージ予定が目白押し。アルバム収録曲以外にも自作曲や、ピアノの弾き語りなども聴かせるマンスリーライブは完売している月もあるとのこと。今後、競争率が高くなりそうなので公式ブログでチェックして早くチケットをゲットしよう！

『はらり』／吉岡亜衣加
9月2日発売
3,150円（税込）
発売元：ティームエンタテインメント

>>吉岡亜衣加公式ブログ
>>『はらり』特設サイト