実力派俳優陣が「文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」作品に挑戦！ドラマ『鈴木先生』完成披露記者会見レポート

　双葉社の「漫画アクション」で連載中の武富健治先生のコミック『鈴木先生』がこの度、テレビ東京にて連続ドラマ化され、4月25日より放映開始される。それに先駆け4月20日、都内で完成披露記者会見が行われた。会場に駆け付けたのは主人公・鈴木先生役を務める長谷川博己さんはじめメインキャスト8名。

●主演は若手実力派俳優の長谷川博己さん

　武富健治先生のコミック『鈴木先生』は『2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞』を受賞した作品で、平凡な中学校教師・鈴木先生が校内で起こる様々な問題を試行錯誤しながら解決していく様子が描かれた物語。今回ドラマ化にあたって鈴木先生役に抜擢されたのは今話題の若手実力派俳優・長谷川博己さんだ。ドラマ初主演となる長谷川さんだが、「このお話をいただいた時、やっぱりきたなと思った」という。また、鈴木先生の独自の教育理論を理解するためにセリフを何度も読み直して撮影に臨んだそうだ。

●鈴木先生を取り巻く個性豊かな面々

　長谷川さん演じる鈴木先生を取り巻くキャスト陣も個性豊か。鈴木先生の隣のクラスを担任する山崎先生役のぐっさんこと山口智充さんは「屈折した性格の山崎先生ですが、そこが魅力でもあると思います」、どこかミステリアスな数学教師の桃井先生を演じる田畑智子さんは「色々な世代や色々な立場から色々なことを感じることのできるドラマだと思います」と語る。川野先生役を演じるでんでんさんは「連続学園ドラマは生まれて初めて。先生の中でもまともなのは私が演じる川野先生だけです(笑)」と会場の笑いを誘い、足子先生役の富田靖子さんは「この作品で伝えたいことがいっぱいあります！」と意気込み十分の様子をみせた。

●まるで本当の学校のような撮影現場のエピソードも

　会見には鈴木先生が担任するクラスの生徒役を演じる土屋太鳳さん（小川蘇美役）、未来穂香さん（中村加奈役）、西井幸人さん（岬勇気役）も登壇。土屋さんは「1つのシーンをみんなで作り上げていくのが楽しい」、西井さんは「撮影現場では恋バナなどもあって、本当の学校みたいです」と語り、未来さんも「リアルの学校よりこの現場の方が学校らしい。とても楽しいです」と笑顔をみせた。

　ドラマ『鈴木先生』は4月25日よりテレビ東京にて毎週月曜夜10時放送。

＜取材・文：福島 槙子＞

>>『鈴木先生』公式ホームページ