さようならめんま――Webで賑わったTVアニメ『あの花』最終話放送の反響を追う！ファン達の想いをここに大紹介!!

　2011年6月23日深夜、フジテレビ・ノイタミナ枠では、TVアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の最終話が放送された。これは、ネット局の中では最速の放送である。

　本作は、ヒキコモリ気味の主人公・じんたん、幼い頃に死んでしまい、幽霊となって現れためんま、そして幼馴染のゆきあつ、あなる、つるこ、ぽっぽを含めた6人の少年少女の物語。放送開始当初から、彼らの心理描写が丁寧に描かれ、Web上でも大評判であった。

　最終回の注目点は、なんといっても“めんまが死んだあの日、何が起こったのか”“めんまが叶えてほしいという願いは何か”“バラバラなっていた6人は、幼いの頃のようにまた仲良くなれるのか”だ。

　今回も放送と同時に、Web上の掲示板やツイッターは大賑わい。

　「最後か……。放送は1クールだけど濃かった」「じんたん達が、神社で思うところ全部吐き出して、泣いてってシーンは良かったよ」「最後までめんまは可愛かった！」「泣かないって決めてたのに……くそ！」「『あの花』をもう1回見た。また泣いた」といった率直なコメントが記されていった。

　他にも「ドロドロの前回から嘘みたいに綺麗に終わったな」「ベタな内容だがそれが良かった」「強引な感じは否めないし、予想通りの展開だったけど、それでも観ていて鳥肌立ったわ」「良い最終回だった。予定調和ながらも、きっちりと盛り上げるのは凄い演出力だ。監督とスタッフ、お疲れ様でした」「声優の演技、特に泣きの演技は素晴らしかった」「でもやっぱり、あと1話欲しかったよね」等、突っ込んだ意見も多く書き込まれていた。

　そして、「あしたは各所で『あの花』談義が盛り上がるだろうな」「回収されてない伏線って何がある？みんなで補完しようぜ」ともコメントされ、まだまだ熱気は冷めない模様！

　なお、関西テレビ、東海テレビ、BSフジは、後日最終回を迎え、7月からは、テレビ熊本と北海道文化放送で放送がスタート。公式サイトも更新を続けていくとのことなので、今後とも注目していきたい。

＜文：小俣猛＞

>>あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 アニメ公式サイト
>>あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 (Twitter)