2013-05-04 16:00

asfi『りすぺくと☆カバー vol.1』発売記念！　全曲紹介！（前編）

　渋谷にあるライブハウス「DESEO」のバックアップのもと、誕生。「渋谷発★ひとろんぐキュートなバラエティ・ユニット」として活動中のasfi。彼女たちが4月29日に、ハロプロ・ナンバーをカバーしたシングル「りすぺくと☆カバー　vol.1」をリリースする。今回は、練習生を含む、朱音以外のメンバーが集合。2回に渡り、「りすぺくと☆カバー vol.1」の魅力を語ってもらいました。

　まずはasfiの魅力と、「りすぺくと☆カバー vol.1」収録曲前編の話から紹介します。

<b>asfi</b><br>左より、星川だりる、朱音、市川咲、七瀬いづみ、渡瀬純、葵なつみ。

asfi
左より、星川だりる、朱音、市川咲、七瀬いづみ、渡瀬純、葵なつみ。

■ 渋谷発★すとろんぐキュートなバラエティ・ユニットasfiの魅力とは??

――まずは、asfiの魅力から教えてください。

渡瀬純（以下、渡瀬）：asfiは「渋谷発★すとろんぐキュートなバラエティ・ユニット」として活動をしています。魅力的なのは、渋谷DESEOというライブハウスがプロデュースしているアイドル・ユニットということから、時には、生バンドを率いてライブを演ったり。ミニアルバム「asfi」では、アイドルソングから、ちょっとロック楽曲やバラードまで、いろんなスタイルで作品を作っているところです。しかも、家でCDを聴いてても、ライブと同じ騒がしさを体験できるのもポイントだなと思っています。

――ライブは、ホント弾けた魅力満載ですもんね。

渡瀬：asfiは、ライブでもいろんなことに挑戦しています。振り付けだって、自分たちで考えてやっている部分もあれば、衣装も本人たちで決めてるんですよ。今回の衣装も、「制服っぽい衣装が欲しいなー」ということから、「色はピンクにして、記事はこういうのにして、ここの部分はみんな違うようにしよう」とか、けっこう自分たちで意見を言い合って作ってる。そこが、asfiの魅力だと思います。

――みなさんにとって、asfiはどんな存在なんですか!?

渡瀬：みんなホントに仲が良くって、みんなでお泊まりしたりとか、一緒に遊びに行ったりもしているよう、なんか学校みたいじゃない!?

七瀬いづみ（以下、七瀬）：女子校みたいだね。

渡瀬：他のユニットさんやスタッフさんにも、よく「女子校っぽいよね」と言われます。みんな所属している事務所が違うから、それぞれ個人でのお仕事もしながら。asfiは、いろんな経験を、仲間と一緒に踏んでいく場所のように、本当にお仕事を通した女子校みたいな感じなんです。ステージは「つねにいいものを」と思ってるから、お互いそこはビシッと言い合ってくし。でも、オフになったらみんなでワイワイしてるしみたいな。

――今やasfiは、メンバーにとっても大切な存在じゃない!?

渡瀬：もう、活動の中心になってるよね。みんなそれぞれにお仕事をしながらも、でも、基本となっている場がasfi。このasfiで学んだ経験を、それぞれがソロのお仕事でも発揮していく。そんなホームのような場になっています。

市川咲（以下、市川）：メンバーと一緒にいる時間も長いしね。月によっては、親と一緒にいる時間よりも長く一緒に活動もしているくらい。それに、学校では学べないことをasfiでは学べるように、なんかもうかけがえのない存在になっています。

七瀬：asfiって、挨拶から舞台上での振る舞いまで、いろんな基礎を学べる場なんですよ。わたし、asfiに入る前はフォーメーションとかぜんぜんわからなかったけど。そういうのも、先輩だったじゅんじゅん(渡瀬純)に教えてもらって学んだり。
　asfiは、後輩が入ってきたら先輩が教えてくように、ホント女子校みたいな環境なんです。しかも、みんな裏表なく楽しく活動しているように、仕事もプライベートも、ホント素で楽しんでる。asfiにいることでプラスになることもいっぱいあるし、このメンバーが大好きなので、ズッと演り続けていきたいです!!
――asfiがないと…。

七瀬：物足りないです。

――練習生の2人は、どうですか??

葵なつみ（以下、葵）：入って半年くらいなんですけど。先輩方は、踊りはもちろん、お化粧の仕方まで、1からいろんなことを細かく教えてくれます。だから先輩方は、すごく尊敬できるなと思っています。

星川ダリル（以下、星川）：わたしは3月10日にasfiの練習生として入ったばかりなんですけど。先輩方のステージを見てると勉強になることもすごく多いです。今はまだ勉強の時期だと思っていますけど、わたしも生活がasfi中心になってきているように、もっともっと頑張っていきたいなと思ってます。

>>asfi ?りすぺくと☆カバー vol.1?「まっさらブルージーンズ」 CM

■ 『りすぺくと☆カバー vol.1』の魅力を大分析!!　～『まっさらブルージーンズ』&『スッペシャルジェネレ～ション』編～

――メンバーのみなさん、ハロープロジェクト系が大好きだと聞きました。

渡瀬：そうなんです。とくに渡瀬と七瀬と朱音の3人は、すっごい好きです!

七瀬：今回、『りすぺくと☆カバー vol.1』というハロプロさんの楽曲ばかりをカバーした作品を出すんですけど。自分たちで勝手にカバーしているんじゃなく、「公式カバー」という形で歌っているところが大きいんです。しかもどの曲も、asfiなりのアレンジとして歌っています。

――ここからは、「りすぺくと☆カバー vol.1」に収録した楽曲の魅力を伝えようと思います。1曲目は、ライブでも長く唄い続けている℃-uteさんの「まっさらブルージーンズ」ですね。

渡瀬：もうライブで唄い始めて1年くらい経つのかなぁ。オリジナルの魅力を知ってるから、その楽曲に失礼のないように、「asfiらしさを出して歌わなきゃ」という気持ちで唄い続けているよう、唄うたびに成長していってる楽曲だと思います。

七瀬：「まっさらブルージーンズ」って、歌もそうですけど、煽りの部分がすっごく個性的なんですよ。最後の大サビの部分はジュンジュンが担当してるんですけど、そこは、ファンの方々と一緒になってワーッと盛り上がっていける形になっています。なので、ライブでの盛り上がりを作る面でも、「まっさらブルージーンズ」は欠かせない歌になっています。

渡瀬：asfiのライブでの鉄板曲だよね。

市川：そうだね。オリジナルとはアレンジも変わってれば、ダンスも変えてるんだけど。「そこに味が出てるなー」ってわたしは感じてます。

――2曲目は、ベリーズ工房さんの「スッペシャルジェネレ～ション」です。

葵：この歌、パンチが効いてて恰好いいと思います。

七瀬：アレンジが、ちょっとデジタル系になってるんだよね。

七瀬：そう。唄い方も特徴的なんですよ。レコーディングでは、しゃくりの部分とかけっこう苦労もしたんですけど、大好きな歌なんで、これからもすっごく大切に歌っていきたいなと思ってます。

渡瀬：「スッペシャルジェネレ～ション」と「まっさらブルージーンズ」は、もうasfiの中でも二大鉄板みたいな曲。この2曲をメドレーでやったら、「もう今日は満足です」ってくらいになれる楽曲なんです。
　「スッペシャルジェネレ～ション」では、いろんな唄い方にチャレンジ。今のasfiとして表現できるすべてを詰め込んだように、本当にベストな形で収録しました。ダンスもいろんなことをやっているので、これからライブを通して、もっともっと成長させていきたいなと思ってます。
――音源とライブではまた違った魅力を感じれるのも、「スッペシャルジェネレ～ション」の特徴じゃない!?

渡瀬：そうなんです。これはどの楽曲にも言えることなんですけど、音源は音源として一つの完成形を詰め込みながら。でも、ライブでは若干歌割りや歌声の表情も変えてるように、そこを見て欲しいんです。あと、オリジナル音源やパフォーマンスとも比べて欲しい。それを見比べることで、「asfiの歌割りやダンス・パフォーマンスはこうなってるんだ」というのをわかってもらえると思います。

市川：ライブで唄うごとに進化しているように、本家さんと聞き比べたり見比べてもらうのも、嬉しい楽しみ方だと思います。この歌はとくに、みんなでコーラスを合わせることなどを大切にした楽曲になりました。
　ということで、話は盛り上がってきましたが、後編では、「りすぺくと☆カバー vol.1」に詰め込んだ後半の楽曲話からスタートします。ぜひ、楽しみに待っててください!!

TEXT:長澤智典