2014-03-14 20:00

お馴染みの書店が非現実な世界に早変わり！　池澤春菜さん＆白石稔さんも参加した謎解きゲームイベント「漫画迷宮からの脱出」プレス体験会のレポートをお届け！

　3月14日（金）より、東京の秋葉原にある書店「書泉ブックタワー」を使った謎解きゲームイベント「漫画迷宮からの脱出」がスタートします！

　このイベントは「リアル脱出ゲーム」をプロデュースしているSCRAPと書泉によるコラボ企画
“書泉リアルゲームブックシリーズ”の第二弾。“ゲームブック”というキーアイテムに記された謎を解いていき、ゲームのクリアを目指します。

　今回は、そんなゲームのプレス体験会に潜入！　イベントの雰囲気や、ゲームの流れをお届けするのは勿論、一緒に参加していた声優の池澤春菜さん、白石稔さんに感想をお聞きしました！

●ゲームブックを手に入れてゲームに参加しましょう！
さっそくレポートをスタート！　……と、いきたい所ですが、この記事を読んでいる読者の多くは「どうやったら参加できるの？」と疑問に思っていると思われるので、その参加方法を簡単にご紹介していきます。参加するための条件はただひとつ、“ゲームブック（1,200円）”と呼ばれる1冊の本を購入するだけ。この本は書泉ブックタワー、SCRAP GOODS SHOPほかにて購入が可能です。

　あとは、頻繁に秋葉原へと足を運ぶ人ならお馴染みの書店「書泉ブックタワー」へと向かい、ゲームをスタート！

　なお、ゲームへの参加には特別な受付などは不要なので、3月14日（金）～6月1日（日）のゲーム開催期間中なら、好きなときにゲームへの参加や離脱が可能です。謎解きに行き詰まったら秋葉原の街に繰り出し、メイドカフェで休憩したり、後日改めて挑戦する……といったこともできちゃいます。

●謎解きは2時間以上を想定する大ボリュームです！
　それでは、ここからはプレス体験会のレポートをお届け！　プレス体験会ということで、取材陣や関係者の方々が大勢集まり謎解きに挑戦していきます。最初にスタッフの方が本日のルールを説明。今回は、ほぼすべてが一般参加者と同じ条件で行われたが、ただ1点違ったのは“1時間”という制限時間が設けられたことです。

　スタッフの方いわく「早い人でも、ゲームのクリアには2時間かかるのを想定しているので、本当に難しいと思います（笑）」とのことで、この発言に“ふふふ、そんなに自信満々に言われたら、クリアするしかないな！”と、負けず嫌いな筆者は一時仕事であるのを忘れて挑戦することを決意。……30分後にはそんな心はバッキバッキにへし折られるのですが。

　そんな話はさておき、簡単な説明をうけ、いよいよゲームがスタートします。続々と店内に足を運ぶ中「まずは何処に行けばいいのやら……」と悩んでいると、スタート地点で“ゲームブック”を片手に先を行く声優の白石稔さんを発見！

　“こういうゲームはチームを組んで挑戦するべき”と判断した筆者が思い切って「一緒に回りませんか？」と声をかけると、白石さんは「もちろんいいですよ！」と心よく引き受けてくださり、ここからはふたりでゲームのクリアーを目指すことに。

　白石さんにお話を伺うと、リアル謎解きゲームや脱出ゲームは初挑戦とのことで「10代の頃にハマったゲームブックをやっている感覚と似ていて、夢中になってしまいますね！」と、子供のようなキラキラした目で話してくれました。

●目的は漫画の世界から脱出すること！

　さて、「漫画迷宮からの脱出」というタイトルから想像できると思いますが、今回のゲームクリア条件は“漫画の世界から脱出”することです。詳しいストーリーは割愛しますが、プレイヤーは“ゲームブック”に描かれた漫画に登場する“漫画の世界に閉じ込められた主人公”になり、その世界からの脱出を目指します。

　そのためには、キーワードやアイテムなどをゲットし、“ゲームブック”に書かれた謎を説き、指定された行動を行う必要があります。

●指定されたお題をクリアすると新たなページが現れます！
　筆者も白石さんとともに、店内を巡りその謎を解き明かしつつ、スタートから約10分ほどかけても見つけられないキーワードに悪戦苦闘。

　そんな時、近くで「一抜けです！」と凄まじい速さで最初のお題をクリアした人が声を挙げ、驚いてそちらを見ると、そこには嬉しそうな笑顔を浮かべている女性を発見。……しかも、よくみると声優の池澤春菜さんだったのですから、さらに驚きです。

　池澤さんに話をお伺いすると、リアル脱出ゲームが好きで、普段から参加しているとのこと。「今日もマイ脱出道具を持ってきて、重要そうなポイントを事前にメモしてたんです！」と、たくさんの付箋や、カラフルなマーカーで重要なヒントに線が引かれた“ゲームブック”を見せていただき、脱出ゲーム初心者の筆者と白石さんは眼から鱗です。

　そんな池澤さんに遅れること約30分後、筆者と白石さんペアも最初の謎をクリア！

　こうして、指定された行動を行うと“ゲームブック”に新たなページが増えて次の謎が現れ、それを解くとさらに次の謎が現れる……これを繰り返して、物語の結末に辿り着けば、見事ゲームクリアとなります。

　その物語が進むに連れ、謎もより難しくなっていくうえ、「まさか、ここでソレをやるのか!?」と勇気が試される指定も増えていくので、いつしかゲームというのも忘れて、思わずのめり込んでしまうでしょう。

●本番は時間無制限なので、友達とじっくりプレイしてください！

　ネタバレになってしまうので、詳しくは書けませんが、かくかくしかじかあって筆者と白石さんペアも物語終盤へと突入。そこには驚きの事実が！

　……しかし、ここで出題された謎が解けずにタイムアップ！　重要な秘密を知ったまま、筆者と白石さんは漫画の世界に閉じ込められることに……ぐぬぬ！

　イベント終了後にはすべての謎の解説も行われ、その作りこまれた謎に参加者も驚きの声をあげていました。なお、その中には完全クリアーをした強者の姿も。
　
　最後に、ゲームに参加していた池澤春菜さん、白石稔さんにお時間をいただき、本日の感想をお聞きしましたので、ここでご紹介します。

池澤春菜さん：こういった謎解きは大好きで、普段も友人とチームを組んでリアル脱出ゲームに挑戦しているのですが、ひとりで挑むのは初めてのことで、すこし寂しかったです！（笑）。
この脱出ゲームは、時間制限がなく、ゆっくりとできるので、行き詰まった時には外に出て、みんなで話し合いながら、わいわいやるのが楽しいと思います。本格ミステリーを、自分自身が主役となって体験できる楽しいイベントですので、ぜひ参加して頂きたいです。
私も友人と一緒に、再挑戦したいと思います！

　
白石稔さん：リアル謎解きゲームは初参加でしたが、見慣れた場所がアトラクションになって、その中でゲームをするのは新鮮で楽しかったですね。
ただ、謎をすべて解くことはできなかったので、非常に悔しいです……（笑）。今回は漫画を使った脱出ゲームということで、謎を解くとページが増えていったりと、普通の謎解きとはちょっと違う感覚を楽しめるのが魅力ですね！
明日から参加するみなさんは時間がたくさんあるので、謎が解けなくても、とにかく挫けず、脱出を目指してください！

　
　池澤さんと白石さんはもちろん、参加者全員が夢中になって脱出に挑んだ「漫画迷宮からの脱出」。イベントは6月1日（日）まで行われているので、書泉ブックタワーという身近な空間で繰り広げられる、非現実的な脱出劇を、ぜひその身で体験していただきたい！

＜＜イベント情報＞＞
●タイトル：漫画迷宮からの脱出
●開催期間：2014年3月14日（金）～6月1日（日）
●開催場所：書泉ブックタワー（秋葉原）
●ゲームブック代：1,200円（税抜）
※このイベントは、実際にあなたが書泉ブックタワー（本屋）で本を片手に謎解きをして物語を進めていく、参加型ゲーム・イベントです。

【ストーリー】
ここは、秋葉原のとある本屋さん。
様々な本がひしめき合う棚の前で、
あなたは吸い込まれるように、一冊の本を手に取った。
「これは…漫画…？
台詞がすべて、消えている…？」

ページをめくろうとしたその瞬間
あなたは鋭い光に包まれ、この漫画の中に
閉じ込められてしまった！

『やあ、新入りさん。
この漫画には重大な秘密があってね。
すべての謎を解き明かし、秘密を突き止めないと
ここから出ることはできないよ。』
どうやら、大変な世界に迷い込んでしまったようだ。
あなたは、この漫画に隠された
重大な秘密を探り当て、
無事に生きて脱出することができるのだろうか？

【書泉リアルゲームブックシリーズとは？】
　　2013年3月から5月にかけて開催された、シリーズvol.1の「本屋迷宮からの脱出」では、12,000人以上の動員があり、普段はそれほど人出が多くない土日の神保町に人があふれ、日経新聞や「朝ズバッ！」などの番組でも取り上げられました。また、謎解きの合間に、近隣の喫茶店でゲームブックを広げて推理する人も見られ、会期中は神保町という街全体に活気があふれたことでも話題を呼びました。

【主催】
書泉ブックタワー　企画制作：SCRAP

●池澤春菜さん　最近の活動