新情報が続々！　ICHIKOさん、小倉唯さんらによるライブも行われた「夏の学園祭2014」スペシャルトーク＆ライブをレポート

　2014年7月20日（日）に、秋葉原UDX & AKIBA SQUAREにて開催されたMF文庫J「夏の学園祭2014」。そのスタートは「夏の学園祭2014」スペシャルトーク＆ライブにより、開幕からアクセル全開、フルスロットルでおこなわれた。

　本稿では、初公開となる新着情報や、豪華アーティストによるスペシャルライブなどで盛り上がったイベントの様子をレポートしていく。

●飛び出す新作情報に、会場も大盛り上がり！

　イベントが開始されると、ステージにはMF文庫J編集者が登場。「まずは、こちらの映像をご覧ください」の掛け声に合わせて、バックスクリーンに映像が射影され、会場に駆けつけたMF文庫ファンには堪らない新情報が発表された。まずは、MF文庫Jの大人気作品『アブソリュート・デュオ』のPVが上映。画面上に「TVアニメ化　決定！」の文字が表れると、観客達から歓喜の声が上がった。また、同日より公式サイト、公式Twitterも開設。2014年の秋ごろには同作品のニコ生も放映されるようなので、公式サイトをチェックして欲しいとのこと。

　さらにもう一つ大きな発表として、『緋弾のアリア』の新プロジェクト「project code AA」の第1弾の詳細もPVによって公開された。「風穴あけられたいの？」というお馴染みのセリフが画面に映し出され、ファン達のボルテージが一気に高まる。第1弾では「ヤングガンガン」にて連載されているスピンオフ作品が、原作者・赤松中学先生によって小説『緋弾のアリアAA』としてリリースされることが発表されると、ファン達の喜びは最高潮に達していた。また、プロジェクトの続報も今冬に発表される予定ということで「project code AA」は、今後も目が離せないコンテンツになりそうだ。

　続いては『ノーゲーム・ノーライフ』『精霊使いの剣舞』などでプロデューサーを務める田中さんが登場。2014年10月から放映が開始される『魔弾の王と戦姫（ヴァナディース）』のアニメ最新情報がPVとともに披露された。PV内では、石川界人さん（ティグルヴルムド＝ヴォルン役）、戸松遥さん（エレオノーラ＝ヴィルターリア役）ら豪華声優陣のキャスティングが初公開！　予想外の朗報に、会場からはどよめきにも似た大きな歓声が上げていた。また、今年の夏におこなわれるコミックマーケット86でも続報があるようなので要チェック。

●本日限定のスペシャルライブ！　主題歌を歌い上げた豪華アーティスト達が熱唱！

　ここからはお待ちかねのライブコーナー。歴代のMF文庫Jのアニメ作品で主題歌を担当した豪華アーティストがスペシャルライブを披露した。まずスタートを飾ったのは『ゼロの使い魔』シリーズでお馴染みのICHIKOさん。「こうしてライブでみんなに会えることが、何よりも幸せ！」とノリノリのMCで会場を盛り上げる。

　そして、「天国にいる、原作者・ヤマグチノボルさんに想いを届けたい」とコメントして、大ヒット曲「First Kiss」を熱唱。観客達の完璧なコールからは、楽曲が作品同様に愛されていることが伺えた。

　お次は『緋弾のアリア』でEDテーマを担当した中野愛子さん。歌い上げた「カメリアの瞳」は深い歌詞と、クールなサウンドが奏でる楽曲。「このイベントを今年で5本の指に入るくらいの素晴らしいものにしたい！」という意気込みが感じられるような、中野さんのパワフルな歌声が鳴り響くステージに、観客たちも声援で応えた。

　そして、今回参加したアーティストの中で、唯一声優でもある小倉唯さんが登場。楽曲は、自身も出演していた『変態王子と笑わない猫。』のED主題歌「Baby Sweet Berry Love」。歌う前には、演じたキャラクター筒隠月子のセリフ「変態さんですね」を披露。小倉さんも久しぶりに演じたという月子のセリフで、会場に集まった変態王子達はメロメロになった。ライブでも小倉さんらしい、可愛らしい歌声と可憐なダンスを披露、ファン達のジャンプ＆コールは会場を大きく揺らした。

　そして最後に、楽曲の壮大なイントロと共にステージに現れたのは、黒い衣装に身を包んだ鈴木このみさん。聞いてください！『ノーゲーム・ノーライフ』OP主題歌　This game」と鈴木さんが言うと、会場から大きな声援が飛ぶ。『ノーゲーム・ノーライフ』をイメージした「This game」は、作品ファンからも熱い支持を受けていることが会場に鳴り響く歓声から感じられた。抜群の歌唱力で歌い上げた鈴木さんに、ファン達からは大きな拍手が送られた。

　最後に、アーティスト陣がステージに集合。ICHIKOさん「盛り上がってくれて嬉しかったです！　また会える日を楽しみにしてます！」、中野さん「私も5本の指に入る思い出になりました！」、小倉さん「これからも熱くて大変だけど、この後のイベントも楽しんでください」、鈴木さん「MF文庫の歴代主題歌を担当したみなさんと共演できて幸せでした！」とそれぞれ一言ずつ挨拶をし、MF文庫J「夏の学園祭2014」のオープニングを飾ったイベントは終了となった。