声優
今井麻美さん 9thライブツアー東京公演レポート!

様々な音楽に包まれた! ミンゴスこと今井麻美さんの9thライブツアー『little legacy』東京公演レポート!

 2014年12月23日に(火・祝)にZepp Diver City Tokyoで声優、そしてアーティストとして活躍しているミンゴスこと今井麻美さんの9thライブツアー『little legacy』東京公演が開催されました。

 毎年恒例となっている今井さんの冬のライブツアーだが、今回は初のアコースティックアルバム『littele legacy』を引っさげてのライブツアーという、アーティスト活動5年目の集大成にふさわしいライブとなった東京公演の模様をお届けします。

 東京公演では開演にさきがけて、12月17日(水)に1stシングル『脳内メリーゴーランド』を発売した原宿系ファッションガールズバンド「ぺぷらむ」がオープニングアクトとして登場! 1stシングルに収録されている『幻のロックスター』と『脳内メリーゴーランド』の2曲を披露し会場を盛り上げた。

 開演時間になると今井さんのナレーションでバンドメンバーを紹介し、アコースティックアルバム『little legacy』の表題曲である『little legacy』のイントロに合わせて今井さんが登場。歌うことを思いっ切り楽しむように満面の笑顔で同曲を歌い上げライブがスタート!

 1曲目を歌い終えると「+A(※)のボーカル、今井麻美です。」とあいさつをおこなった。そのあと東京公演の3日前に行われた大阪公演について「あまりにもはっちゃけ過ぎました。」と振り返り「東京公演ではその反省を活かして、バッチリいきたいと思います。」と宣言。そして「『little legacy』は初のアコースティックアルバムということで、いつもよりもやさしく歌っているアレンジの曲が多くて、ほとんどの曲が生楽器だけで演奏していたりするので、心がホッコリするようなライブに出来たらいいと思っています。」と今回のライブツアーに対する意気込みを語った。
(※+Aとは今井さん自身やバンドメンバーやファンなどをまとめた総称のこと。)

 次の曲は「かわいい楽曲を聞いてもらいたいと思います」というフリのあと『Strawberry ~甘く切ない涙~ - Frais richesse ver. -』と『想いの羽根 ~Angelic White~ - Siesta ver. -』の2曲が披露され、今井さんのやさしい歌声が会場を包み込んだ。

 数多くのライブをおこなっている今井さんだが、開演の直前はいつもバタバタしているそうで、今回もオープニングアクトを務めた「ぺぷらむ」のふたりのステージを見ようとしていたけれど、バタバタしていて見ることが出来なかったそう。ただ、リハーサルは見れたようで「若いってキラキラしているよね!」と感想を語った。ちなみ今回「ぺぷらむ」がオープニングアクトを務めることになった経緯として、今井さんが出演しているゲーム『コープスパーティ』のラジオ番組の担当の方と「ぺぷらむ」を担当している方が一緒だった縁で実現したとのことだった。

 その他にも、最初のバンドメンバー紹介時にパーカッション担当の伊達弦さんが楽器を倒してしまうハプニングがあり、そのことについて今井さんが「パーフェクトの演出でしたよね。」と触れるなど今井さんとバンドメンバーの仲の良さがうかがえるトーク内容になっていた。

 次の『The Azure ~碧の記憶~ - Latin ver. -』では、そんな伊達弦さんのパーカッションの様々な楽器の音色が響き渡った。続く『Hasta La Vista - Blanco llama ver. -』では、曲の裏テーマを「人魚姫」イメージさせるように最初のサビをステージの階段部分で座りながら歌い、『Tender Is The Night - Whispering night ver. -』では「Whispering night ver.」ということで、ささやくように歌い上げ、それぞれの楽曲の世界観を表現した。

 3曲を歌い終えると再びMCへ。ここでは、10月18日(土)に淡路夢舞台野外劇場で開催された、アコースティクライブからアンコールを廃止していて、今回のツアーでもおこなわないようにしている理由について「みんなの喉を痛めないようにということと、私が裏で焦らないように。」と説明。ただ、「何回かやっていくうちに寂しくなって、(アンコールを)やってほしくなることがあったら、そのときはわかりやすく合図をするのでお願いします。」と話し会場を笑わせていた。

 MCが終わると「5周年ということで、ソロ活動を始めて最初に作詞をした楽曲を歌ったしみじみしたいと思います。」と話し1stアルバムの表題曲である『COLOR SANCTUARY』を「- Bossa Nova ver.」で歌唱した。続けて『遠雷 - Piano Ballad ver. -』も披露し、のびやかな歌声を会場に響かせた。

 ライブといえば、やっぱり盛り上がる曲をということで次の曲にいこうとしたのだが、今井さん自身がそういう曲を歌う前に盛り上げたりするのが苦手だと告白。ということで大阪公演では、今井さんの代わりにドラムの白川玄大さんが盛り上げることになったが、いまいちだったらしく、東京公演では立候補でバンドマスターの宮下智さんが担当することになった。

宮下さん
「みんな盛り上がってるか?」
観客
「イェーイ!」
宮下さん
「盛り上がってるかー?」
観客
「イェーーイ!」
宮下さん
「盛り上がってるかーー?」
観客
「イェーーーイ!」

と会場を盛り上げると、今井さんもそれを真似をして、

今井さん
「みんな楽しんでる?」
観客
「イェーイ!」
今井さん
「ご飯食べてきた?」
観客
「イェーーイ!」
今井さん
「やっぱり歌う前は白米だよね。そういうことで白米たっぷりのパワーで次の曲いきたいと思います。」
観客
「イェーーーイ!」

とバッチリ盛り上げたかと思うと、さらに

今井さん
「でもちょっと食べすぎたんだよな今日……まぁいいか。」

と言ってしまうなど、今井さんらしさ溢れる方法で会場を盛り上げた。

 そのままの流れで『ヴィーナスのハルモニア』を披露。それまでの楽曲とは違い、疾走感のあるアップテンポな楽曲に会場のテンションも一気に上っていった。次の『花の咲く場所』ではPSP用ゲームソフト『コープスパーティー ブックオブシャドウズ』のオープニングテーマということ会場が“血”を連想されるような真っ赤なサイリウムに染まり、観客も一体となってステージを演出した。

 今井さんのライブではバンドメンバーによるインストも魅力のひとつになっており、今井さんが衣装を着替えている間に毎回様々な楽曲を演奏される。今回は今井さんの「フォースと共ににあらんことを!」というセリフのあとに『スターウォーズ』の楽曲のRockアレンジを披露すると、観客もサイリウムをライトセーバーに見立てて振ったりするなど、会場全員でステージを盛り上げた。

 衣装を着替えて登場した今井さんは『この雲の果て - Angel’s ladder ver. -』を熱唱。着替えた衣装について星がいっぱい散りばめらていることから“スターダストM”と大阪公演のときに名付けたと説明。そのあとに物販でも販売されている、今井さんをモデルにしたぬいぐるみの“アリアミンゴス”を紹介。(※アリアミンゴスという名前は大阪公演の2回目の着換え中にこのぬいぐるみが代役を務め、その時に演奏されていた『G線上のアリア』の曲名から今井さんが“アリアミンゴス”と命名した。)

 「次の曲は夢を追いかける人に向かった歌で、この曲を歌うとなぜか涙腺が緩む不思議な曲です。」と話したあとに披露されたのは『AQUAMARINE』。続けて『風と猫のStoria』と『DEPARTURE』2曲を歌唱。『風と猫のStoria』では猫の姿に扮したダンサーさんとねこじゃらしで戯れたり、曲の途中で「ニャー」と言ったりしながら歌い上げた。

 そのあと『旅人』と『三日月色』を力強く、2ndアルバムの表題曲である『Aroma of happiness』では間奏でダンサーさんと“ジャンケン”や“だるまさんがころんだ”をしたりしながら楽しそうに歌唱した。

 今回のライブツアーでは過去に発売されたアルバムの表題曲が多めに入っていることについて「5年間音楽活動を続けられるように、ほんのりとふんわりとガシガシと見守ってくださった“+A”のみなさんのおかげです。ありがとうございます。」と感謝を述べると会場からは大きな拍手が贈られた。そのあと再び衣装の話になり、“スターダストM”はやっぱり恥ずかしいと言うと、会場からは頭文字をとって「SDM」はどうかという提案があり、それに対して今井さんが「どこかのアイドルグループみたいだね。」とツッコミを入れながらも“SDM”に決定。

 そして、その“SDM”で歌う最後の曲として、衣装と同じ“星”をテーマにした「星屑のリング」が披露された。今井さんのやさしくも力強い歌声が会場に響き渡った。

 曲を歌い終えると“アリアミンゴス”が衣装チェンジをして登場。この衣装はライブ当日の朝に急遽、衣装さんにお願いして作ってもらったとのことだった。そして今井さんは衣装を着替えるために退場。その間、『G線上のアリア』のRockアレンジをバンドメンバーが演奏し“アリアミンゴス”がステージに立ち今井さんの代役を務めた。

 ライブTシャツに着替えた今井さんが登場し、ライブもいよいよラストスパート。今井さんの楽曲の中でも特に盛り上がる『漆黒のサステイン』と『Limited Love』の2曲を熱唱。『漆黒のサステイン』ではサビでタオルを回して、『Limited Love』では観客とのコール&レスポンスで熱く盛り上がった。

 次は最後の曲ということで、その前にあいさつとして「2014年はすごく楽しく過ごしてまいりました。2015年も小樽と新潟と少なくとも2つライブがあります。新しい土地でたくさん、またミン族(※今井さんのファンのこと)集めてまいりたいと思います。これから、ミン族(民族とかけて)なので、もっともっと大移動できるように頑張りたいと思っているので、みなさんも応援してくださるとうれしいです。よろしくお願いします。」と今後の抱負を語った。

 そして最後は、みんなで“いっしょ。”に歌ってお別れしたいと、今井さんが初めて作詞・作曲の両方を手掛け、東日本大震災のチャリティーソングとして作られた『いっしょ。』を会場全員で、大合唱してライブは終了となった。

<今井麻美9thライブツアー『little legacy』セットリスト>
00.introduction (BGM) ~inst (Acoustic)
01.little legacy
02.Strawberry ~甘く切ない涙~ - Frais richesse ver. -
03.想いの羽根 ~Angelic White~ - Siesta ver. -
04.The Azure ~碧の記憶~ - Latin ver. -
05.Hasta La Vista - Blanco llama ver. -
06.Tender Is The Night - Whispering night ver. -
07.COLOR SANCTUARY - Bossa Nova ver.
08.遠雷 - Piano Ballad ver. -
09.ヴィーナスのハルモニア
10.花の咲く場所.
11.instrumental (スターウォーズ/Rockアレンジ)
12.この雲の果て - Angel’s ladder ver. -
13.AQUAMARINE
14.風と猫のStoria
15.DEPARTURE
16.旅人
17.三日月色
18.Aroma of happiness
19.星屑のリング - Midnight glitter ver. -
20.instrumental (G線上のアリア/Rockアレンジ)
21.漆黒のサステイン
22.Limited Love
23.いっしょ。

>>今井麻美 5pb. オフィシャルWeb
>>ぺぷらむ公式サイト

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