オーディションに遅刻が確定したとき「あぁ落ちた」と思いました──。シグマ・セブン声優オーディションインタビュー瀬戸麻沙美さん編

　人気声優の吉野裕行さんや水樹奈々さん、中村悠一さんらが所属する声優事務所「シグマ・セブン」が今年もオーディションを開催します。そのオーディションに先駆け、過去に同オーディションで合格を勝ち取り声優デビューを果たした瀬戸麻沙美さんにインタビューを敢行しました！

　『ちはやふる』綾瀬千早役、『selector infected WIXOSS』浦添伊緒奈役などを演じ、今注目の瀬戸さんが語る、オーディションにまつわるアレコレ。声優を志している人や、これからオーディションを受けようと思っている人など「声優に興味がある！」という方は是非参考にしてください！

■とにかく挑戦してみよう！　という気持ちでいっぱいでした。

──「シグマ・セブンオーディション」を受けた時のエピソードや思い出などありますか？
瀬戸麻沙美さん（以下、瀬戸）：二次オーディションの場所にたどり着けず、案内に書かれていた連絡先に「すみません、迷いました」と電話し遅刻が確定したときに「あぁ落ちた」と思いました。そのあとオーディションを受けることができたのですが、控え室ではみんな発声練習をしていてその光景に面食らいました。緊張していたのか、正直オーディションを受けていた時の記憶はあまりないのですが、自己PRで歌を歌ったのは覚えています。なんで私は歌ったんだろう。自分のことなのに過去の行動はよくわからないことが多いですね（笑）。初めての駅、初めて出会う人たちに驚きだらけの1日でした。

──声優になろうと思ったキッカケ、シグマ・セブンオーディションを受けようと思ったキッカケを教えてください。
瀬戸：中学生のときに『D.Gray-man』というアニメ作品を観て、主人公の声を担当していらした、小林沙苗さんの演技に惹かれて声優に興味を持ちました。ぼんやり考えていた将来の夢でしたが、高校進学の時期に改めてどうやったら声優になれるのか調べ始めました。様々な道から声優のお仕事をなさっている方がたくさんいらっしゃいますが、当時学生だった私の場合は環境や年齢、金銭的な面で考えて選択肢は絞られていきました。その中で出会ったのがシグマ・セブンオーディションでした。声優オーディションとは何をするのかもよくわからないまま、初めて自分の声を録音したり、写真を撮ったりしまして素材作りをしました。今思うと何も知らなかったから好奇心だけで動けたのだなと思います。とにかく挑戦してみよう！という気持ちでいっぱいでした。

──ご自身がアニメ作品のオーディションを受ける際に気をつけていることや、ジンクスなどありましたら教えてください。
瀬戸：基本的にアニメ作品のオーディションは、テストをして、指示をいただいて、本番を録っていきます。テストでは事前に頂いていた情報から自分のイメージでやってみます。指示をいただいたらその指示から得た新しいイメージでやってみるんです。凝り固めずに、とりあえずやってみて出てきたものがキャラクターとぴったりあったらいいなと思っています。

──これから「シグマ・セブンオーディション」を受けようと思っている人や、受けたいと思っている人へエールをお願いします。
瀬戸：受ける方、やっぱり受けるのをやめる方、道はここだけではないので自分の選択を信じて楽しんでください！


■オーディション概要

■参加資格
12歳～30歳までの男女（中学生以上）
（平成28年4月から東京で必ず活動出来る方）

■開催日
1次審査：書類選考

2次審査
9/6（日）札幌　9/12（土）大阪　9/13（日）名古屋　9/26（土）福岡　
10/3（土）4（日）東京

最終審査：10/18（日）シグマ・セブン

■審査方法
審査は1次・2次・最終の3次に分け、審査を行います。
1次審査：書類審査で選考
2次審査：札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5会場にて実技面接審査
最終審査：シグマ・セブンスタジオにて審査

■合格者への特典
株式会社シグマ・セブン若しくは株式会社シグマ・セブンｅに所属
または、シグマ・セブン声優養成所で無料レッスンが受けられる。

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