ドレスコーズ×GANTZ:O『人間ビデオ』発売記念トークイベントより公式レポートが到着

　奥浩哉先生の大ヒットコミック『GANTZ』の中でもひときわ人気の高い「大阪編」をフルCGアニメーションで映画化した『GANTZ：O（ガンツオー）』が10月14日（金）より公開。これに先立ち、本作の主題歌を担当する「ドレスコーズ」のニューシングル「人間ビデオ」の発売を記念し、10月12日（水）、東京・渋谷のHMV&BOOKS TOKYOにて、ドレスコーズ・志磨遼平と本作の川村泰監督によるトークイベントが開催されました。

　原作者の奥先生も絶賛した主題歌に込めた思い、映画本編の制作秘話などを語り合ったイベントの公式レポートが到着しましたのでお届けします！

　およそ5年前に本作制作のオファーを受けたという川村監督。自身も元々、原作のファンだったこともあり、「大阪編」フルCGアニメ映画化という巨大プロジェクトを前に「出来るのか？ とビビりつつ、でも嬉しかったです」と振り返りつつ、「ファンの方にまず楽しんでもらえる作品にしたかった。見たことのないアクション映画になっていると思います」と出来栄えには自信をのぞかせました。

　志磨さんも元々、原作の大ファンで「2000年代を代表する傑作SF漫画」と語りましたが、そんな“ファン”の目線で、完成した映画について「すごかった！ 見たことのない映像でした。普通のCGとも違うし、実写でもない。ファンはみんな、期待して身に行くことになると思いますが、『GANTZ』ファンとしても『期待を確実に上回る作品ですと言える映画になってると思います」と称賛を送りました。

　特に、志磨さんが驚愕したというのが、道頓堀に現れる敵の星人“お歯黒べったり”の存在。「走ってくるところが怖い！ リアルさが不気味で、（実写の）人間だとまた違う」と原作ファンならではのマニアックな視点で興奮気味に語っていました。

　そんな映画に合わせて志磨さんはニューシングル「人間ビデオ」を作り上げましたが「川村監督と同じ思いで、『原作が好きな人にナメられない曲を作らないと！』という思いだった」と述懐。川村監督は「じゃんじゃんじゃかじゃかじゃかじゃんじゃんじゃん」という特徴的な曲の始まりに触れ「最初の『じゃん』を聴いて、メッチャ『GANTZ』好きじゃん！　って思いました（笑）」と語り、志磨さんも我が意を得たりとばかり「『GANTZ』が好きな人が聴いて『ドレスコードってやつ、面白いやん』と思ってもらいたかった」とうなずく場面も。

　またこの「人間ビデオ」の中で【GANTZ盤】と呼ばれるバージョンには、本作で加藤勝役を演じている声優・小野大輔さんと玄野計役の梶裕貴さんによるキャラクターソング「2MC&3次元」を収録。楽曲中、原作漫画のセリフを小野さんと梶さんが読んでいますが、こちらについて志磨さんは「『GANTZ』のシュールなセンスをぶち込みました。原作ファンや映画を見た人がニヤニヤできる要素満載です」とアピールしました。

　改めて志磨さんはまもなく公開を迎える映画について「今後の日本の映画、アニメーションの技術的なターニングポイントになる作品。その金字塔ともいえる作品の公開に立ち会えるのは幸運！ 歴史が変わる作品です」と力強く語りました。

『GANTZ：O』は10月14日（金）より全国ロードショー！

「人間ビデオ」発売中！
【R.I.P.デラックス盤】
品番：KICM-91708
価格：￥4,800+税
[CD]
1.人間ビデオ（フル3DCGアニメーション映画「GANTZ:O」主題歌）
2.新録曲A
3.人間ビデオ（off vocal ver.）
4.新録曲A（off vocal ver.）
[DVD]
R.I.P. TOUR FINAL 横浜 Bay Hall 公演

【GANTZ:O盤】
品番：KIZM-451～2
価格：￥2,200+税
[CD]
1.人間ビデオ（フル3DCGアニメーション映画「GANTZ:O」主題歌）
2.新録曲B
3.人間ビデオ（off vocal ver.）
4.新録曲B（off vocal ver.）
[DVD]
「人間ビデオ」Music Video
その他、予定

【通常盤】
品番：KICM-1731
定価：￥1,000+税
[CD]
1.人間ビデオ（フル3DCGアニメーション映画「GANTZ:O」主題歌）
2.新録曲A
3.人間ビデオ（off vocal ver.）
4.新録曲A（off vocal ver.）

>>ドレスコーズオフィシャルサイト

映画『GANTZ:O』作品情報
2016年10月14日（金）ロードショー

＜INTRODUCTION＞
GANTZ濃度300％
この不条理な大阪の街から生き残れるのか−！？
累計発行部数2,100万部。死んだはずの人間達と謎の星人との壮絶な死闘を描いた奥浩哉による大ヒットコミック「GANTZ」。
その中でも特に人気を誇る「大阪編」がフル3DCGアニメーションで再始動する。
総監督には一世を風靡した『TIGER & BUNNY』の監督さとうけいいちが、
監督には日本初フル3DCG超大作『APPLESEED』でCGディレクターを手がけた川村泰が担当。
脚本には『ONE PIECE FILM GOLD』等のアニメだけでなく『ストロベリーナイト』『LIAR GAME』など多くの実写作品で緻密でシリアスな傑作を手がけた黒岩勉が壮絶な戦い、そして個性溢れるキャラクターたちを描く。
アニメーション制作は、実写版『GANTZ』シリーズのVFXを担当し実写・アニメーションのジャンルを問わず
数々の大ヒット作を生み出すデジタル・フロンティア。
最新技術と充実の製作陣が贈る、GANTZ濃度300%の衝撃をスクリーンで体感せよ―。

＜STORY＞
地下鉄で事件に巻き込まれ、命を落とした高校生の加藤勝。
次の瞬間、加藤はマンションの一室にいた。そこで玄野というリーダーを亡くし
失意の東京チームと出会う。彼らと共に転送された先は、東京ではなく、
火の手があがる大阪の街だった。加藤は命がけのサバイバルゲームに挑むこことなる。
曲者揃いの大阪チームとの遭遇。強力な妖怪型の星人軍団＝百鬼夜行との戦闘。
シングルマザーでありながら戦いに身を投じていた大阪チーム山咲杏との出会い。
さまざまな事態に翻弄されつつも、加藤はたった一人の家族である弟のもとへ
帰るため、死線を潜り抜けていく。
やがて、加藤らの前に大ボス「ぬらりひょん」が立ちはだかる・・・！

＜STAFF＞
原作：奥浩哉
総監督：さとうけいいち
監督：川村泰
脚本：黒岩勉
音楽：池頼広
制作：デジタル・フロンティア
配給：東宝映像事業部
製作：「GANTZ:O」製作委員会

＜CAST＞
加藤勝:小野大輔
山咲杏：M･A･O
西丈一郎：郭智博
レイカ：早見沙織
鈴木良一：池田秀一
ぬらりひょん:津嘉山正種
木村進：小野坂昌也
平参平：津田健次郎
原晢夫：小川輝晃
アナウンサー：吉田尚記
玄野計：梶裕貴

>>映画「GANTZ：O」公式サイト
>>GANTZポータルサイト