叶姉妹も絶賛！東京コミコン2017にて劇場アニメ『ニンジャバットマン』国内向けトレーラーがついに公開／ステージレポ―ト

2017年12月1日（金）、幕張メッセで開催された大型イベント「東京コミコン2017」において、劇場アニメ『ニンジャバットマン』の制作発表ステージが実施されました。

『ニンジャバットマン』はその名の通り、映画でお馴染みのバットマンが“ニンジャ”となり、戦国時代を舞台に活躍する日米合作アニメです。そんな突飛な設定から注目を集めている本作ですが、ストーリー等の詳細は謎のままでした。

こちらでは、本作の監督を務める「神風動画」代表取締役の水﨑淳平さん、脚本の中島かずきさん、キャラクターデザインの岡崎能士さんに加え、叶姉妹の叶恭子さん＆叶美香さんが登場したステージの様子をお伝えしていきます。

▲画像左から、中島かずきさん、水﨑淳平監督、岡崎能士さん

　

日本語版トレーラーが本邦初公開！
ステージでは最初に、水﨑監督の手からメインビジュアルのポスターが公開されました。バットエンブレムを家紋のようにあしらった当世具足を身に着けた、鎧武者風バットマンを中央に据え、本作の登場キャラクターたちが描かれています。

▲バットマンに従うように、歴代のロビン達もニンジャスタイルで集結！
中でも「レッドフード」が「赤い虚無僧」にアレンジされているのが面白い

さて、本作『ニンジャバットマン』が最初に発表されたのは、去る10月に開催された「ニューヨーク・コミコン2017」のイベントステージです。登壇者3名はそちらにも参加されていたとのことで、まずはその時の様子が語られました。

「バットマンは海外のファンにとっては、神話のような存在ですからね。発表の時は、怒られないかとヒヤヒヤしていました。発表後には温かい声援をいただき、ホッとしましたよ」と水﨑監督。やはり『バットマン』の本場では、ファンの熱量も相当な模様です。

また、脚本の中島さんは海外でのステージの感想を「予告映像を流した時は“ここで驚くだろう”ってシーンで驚かなかったり。思っていなかった部分で歓声が上ったり。日米の感性の違いを感じましたね」と述べられました。

そうしたトークを経て、話題は本編の内容へと移ります。そしてついに国内版予告編が初公開されました。

■「ニンジャバットマン」日本語トレーラー

中島さんは「ゴッサムで活躍していたバットマンファミリーが日本の戦国時代にタイムスリップするんですね。そこでヴィラン達は戦国大名と入れ替わり、歴史を改変しようと画策しています」と、本作のあらすじを語られました。

また、キャラクターデザインの岡崎能士さんは「テーマが戦国時代と忍者ですので、やろうと思えばいくらでも（デザインを）変えられるのですが。僕はいちファンとして、世界中の誰もがパッと見て“これはバットマンだ”と分かる範疇でのデザインを心がけました」とコメント。たとえ戦国時代でも、バットマンらしさは失われていないようです。

▲声の出演は、バットマン：山寺宏一、ジョーカー：高木渉、
キャットウーマン：加隈亜衣、ハーレイ・クイン：釘宮理恵 ほか

作品の概要が語られた後、スペシャルゲストとして叶姉妹の2人が登壇。2人は既に本編を視聴済みということで、その感想を述べられました。

妹の叶美香さんは「観た瞬間、これは今までのバットマンとは違うと感じました。色々なクエスチョンが浮かんで、ツッコミどころが満載なんですが。それも含めて楽しい作品でした」とコメント。

また、姉の叶恭子さんも「ネタバレになってしまうので色々、言えないのですが……。ジョーカーのアートがとても美しく、私はとても楽しめました。海外でも受け入れられるワールドワイドな作品だと思います」と話されていました。

以上のトークをもって、本ステージは終了となりました。

『ニンジャバットマン』は2018年劇場公開予定。公式サイトも公開されましたので、今後発表される新情報が気になる人はぜひチェックしてみましょう。

>>「ニンジャバットマン」公式サイト

BATMAN and all related characters and elements (C) & ™ DC Comics.
(C) 2018 Warner Bros. Entertainment All rights reserved.