”ワケミニなま！”レポ＆収録後インタビュー！永塚拓馬さん「『ワケミニ』は布教用です！」

『アイドルマスター SideM』に登場する“315プロダクション”所属のアイドルたちがMiniになって活躍するショートアニメ『アイドルマスター SideM　理由（ワケ）あってMini!』（通称『ワケミニ』）が10月9日よりTOKYO MX、BS11にて放送スタートしました。

初回放送日となる10月9日にはTVアニメ放送記念特番として”ワケミニなま！”がニコニコ生放送にて放送。濱健人さん（木村龍役）、永塚拓馬さん（冬美旬役）、益山武明さん（紅井朱雀役）、笠間淳さん（葛之葉雨彦役）らが出演し、初回放送を一緒に視聴＆最新情報の告知などが行われました。

初回放送と同時のニコ生ということもあり、視聴者は10万人を突破。多くの人が見守るなか放送は行われました。本記事では、”ワケミニなま！”の模様をレポートするとともに収録後インタビューをお届けします。

生放送はまったりとした音楽で幕開け。この日は、“濱さんの家での収録”という裏設定がキャスト陣のなかにあったようで、キャスト陣はお菓子をつまみつつもゆったりとしたテンションで視聴者に向けて挨拶を送ります。

冒頭では8月24日（金）～26日（日）にさいたまスーパーアリーナで開催された『Animelo Summer Live （アニサマ）』の思い出を振り返り。2日目にあたる25日（土）のステージに出演した『アイドルマスター SideM』。イベントに出演した笠間さんは、315プロダクションの代表として皆の思いを背中に感じながら、1人でも多くの人に届ける思いでステージに挑んだそう。ステージ終了後には出演者全員が“息ができない”状態であったことを明かしながらも、「次につながる何かを持って帰れた」と力強い思いを語ってくれました。

なお、叶姉妹との挨拶をした際には、メンバー全員控え室でのはしゃぎっぷりが嘘のように静かになっていたことも暴露されました。

そして、放送開始となる21：54になると『ワケミニ』アニメを生視聴。放送中は食い入るように画面を見つめていた4人。濱さんは「めっちゃ動く！」、永塚さんは「可愛い」と感想を零すなか、益山さん＆笠間さんは「なるほどね……」、「こうなるのか」と“プロデューサー”のような視点で楽しんでいました。

放送後は、第1話放送を記念して乾杯！　濱さんは“ハイボール”を希望していましたが、今回は生放送中ということで“シャンパン（という名のジンジャーエール）”で乾杯することに。キャスト陣＆視聴者が画面越しに「乾杯！」と挨拶すると、放送されたばかりの『ワケミニ』を振り返ります。

笠間さんは“Legenders”の歓迎会というシチュエーションが描かれたことに感謝の思いを述べつつも、最後の雨彦のセリフはキャラクターとしての“熱”をどこまで込めるか悩んだそう。また、桜庭薫＆紅井朱雀の特訓シーンでは、叫ぶ気持ちに熱を込めすぎた益山さんが「掛け声が長すぎる！」と、音響監督に指摘されリテイクを重ねたことを明かしました。

そして、この日の『ワケミニ』では、5分枠アニメとは思えない圧巻のライブシーンを披露。濱さんは「ミニアニメとは言えしっかりと“ダンス”が描かれている」と絶賛。次週以降も期待するとメッセージを届けました。

最後は「来週以降は濱さんの自宅で収録したい！」という話で盛り上がりつつも、第2話以降も楽しみにしてほしいというメッセージとともに放送は締めくくられました。

なお、番組内では『ワケミニ』のED主題歌＆劇中BGMを収録した属性別CDシリーズの情報も告知されました。タイトルは『THE IDOLM@STER SideM WakeMini! MUSIC COLLECTION』。フィジカルVer.が11月14日、メンタルVer.が12月5日、インテリVer.が12月19日にそれぞれ発売されます。

収録後インタビューを実施！　キャスト陣的『ワケミニ』の見どころは？

――生放送お疲れ様でした！　今回はユニットを超えた4人でのMCとなりましたが、実際に放送を終えてみていかがでしたか？

笠間：これまでになかった組み合わせだと思うのですが、蓋を開けてみれば非常にやりやすかったです。今回の放送を通して、ユニットは別でも根っこにある部分は同じであることが再確認できたような気がします。

濱：それぞれ所属しているユニットは別ですけど、『アイドルマスター SideM』のメンバーとしては長いこともあり、4人としての空気感はいつもと変わらないけれど、見てくれた方には“ちょっとだけ面白い”ことが届けられんじゃないかと！

益山：『アイドルマスター SideM』として経てきたものが同じだから共通の思いがあるし、「分かる！」と思える箇所がいっぱいありましたね。

永塚：ユニットという母体の違いはありますけど、『アイドルマスター SideM』に出演しているという意味では同じ道を辿ってきたメンバーなのでとてもやりやすかったです。『ワケミニ』でもユニットを超えた組み合わせを楽しんでいただけたと思いますが、僕たちとしてもユニットを超えた組み合わせは何が起こるか分からない面白さがあってとても刺激になりました。

――『ワケミニ』の第1話が放送されたばかりですが、今後の放送を楽しみにしている視聴者に向けて“見どころ”も含めたメッセージをお願いします！

笠間：ゲーム内では見られなかった皆のちょっとした姿や表情を楽しむことができる作品です。今までは書籍でしか見れなかった姿が動いて、歌って、踊ってと“動”の状態で見ることができますし、キャラクターたちの人間性をより感じていただけると思います。『ワケミニ』を見ることで今まで以上に『SideM』を愛していただけけると思うので、これからの放送をぜひとも楽しみにしていてください。

益山：短い作品だからこそキャラクターやキャラクター同士の関係性がギュッと凝縮されています。これまで315プロダクションを応援してくださっている方には、彼らの空気感を新しい目線で楽しんでいただけると思いますし、まだ315プロダクションを知らない方には「こんなキャラクターがいるんだ」、「こんな理由があってアイドルになったんだ」と知っていただけるきっかけになると思います。ぜひ見ていただければ嬉しいです！

永塚：今まで応援してきてくださったプロデューサーさんは、今まで見られなかった彼らの姿を楽しんでいただけると思います。そして、全く315プロダクションを知らない人に『ワケミニ』を“布教用”として見せていただければと思います。1本が3分半なのでとても布教にぴったりなんですよ！　『ワケミニ』をちらっと見せて「気になる子いた？」って聞きつつ、『アイドルマスター SideM』への道を開いていただければ……。ぜひ『ワケミニ』を用いてプロデューサーさんのお仕事をしていただければと思います（笑）。

濱：ながにゃん（永塚さん）も言っていましたけれど、“いろいろな人に知ってもらいたい”という思いが我々の根幹にあるのですが、そのなかで『ワケミニ』は誰にでもとっつきやすい作品になったというか、「あ、かわいいじゃん！」と見て思ってもらえる新しいきっかけができたと思います。もっともっとたくさんの人に知ってもらえることが僕自身楽しみです。そして、エンディング曲もこだわって歌わせていただいたので、そちらも楽しみにしていただければ嬉しいです！

――ありがとうございました！

[取材・文／河内香奈子]

ニコ生情報

「アイドルマスター SideM　理由あってMini!『ワケミニなま！』
日程：2018年11月23日(金)
時間：開場:21:50 開演:22:00～23:00（予定）

配信場所：ニコニコ生放送
http://live.nicovideo.jp/gate/lv316857204

内容：ＴＶアニメ「アイドルマスター SideM　理由あってMini!」をより知って頂く為の番組です！
アニメの振り返りトークなど、様々なコーナーを予定しています。

出演：山下大輝（猫柳キリオ）、中田祐矢（清澄九郎役）、小林大紀（水嶋咲役）

＜タイトル＞
TVアニメ「アイドルマスター SideM　理由（ワケ）あってMini!」

＜放送＞
2018年10月9日（火）よりTOKYO MX、BS11にて放送開始

あって、Miniアニメ化！

Miniサイズになったアイドルたちが315プロダクションを舞台にお送りする、ハートフル・パッショナブルストーリー！

＜STAFF＞
原作：バンダイナムコエンターテインメント
連載：電撃マオウ（KADOKAWA刊）
キャラクターデザイン原案：スメラギ
監督・シリーズ構成：まんきゅう
キャラクターデザイン：玉戸さお
総作画監督：横田和彦
美術設定：越智博之
美術監督：楠元祐也
色彩設計：のぼりはるこ
撮影監督：田中浩介
音楽：EFFY
音楽制作：ランティス
音響監督：濱野高年
編集：徳田俊
アニメーション制作：ゼロジー
制作協力：バンダイナムコスタジオ
製作協力：フロンティアワークス、バンダイナムコアーツ、アーチ、KADOKAWA
製作：バンダイナムコエンターテインメント