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『FGO』ネロ・クラウディウス特集

『FGO』ネロ・クラウディウス特集! 絢爛にして壮麗な薔薇の皇帝の活躍の軌跡を追う!

 

注意:以下のページに一部ストーリー言及アリ

  

そもそもネロ・クラウディウスとはどんなキャラクター?

ネロの本名は“ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス”。ローマ帝国の5代皇帝という歴史に名を刻んだ人物です。また、キリスト教徒への弾圧から“暴君”としても知られています。

人気を得ていた皇帝でしたが、反乱からその座を追われ最期は自害しています。彼女の死についてのエピソードは、『FGO』内のサイドストーリー“幕間の物語”で語られています。

また、☆4(SR)セイバーのネロはマイルームボイスで、同じく『Fate/EXTRA』『Fate/EXTRA CCC』『Fate/EXTELLA』『Fate/EXTELLA LINK』などに登場する玉藻の前やアルテラへの言及がありました。

しかし、☆5(SSR)のブライド衣装バージョンは、ある電脳世界の聖杯戦争に参戦する事のなかったifの姿……のようです。

本来は男性ですが、『FGO』を始めとしたFateシリーズでは自称・男装の少女剣士ということになっています。

担当声優は『カードキャプターさくら』の木之本桜役や『ラブプラス』の小早川凛子役などで知られている丹下桜さん。「うむ!」「もちろん、余だよ☆」などのセリフに、心を打ちぬかれたマスターも多かったことでしょう。
 

真紅の皇帝の絢爛豪華な活躍を追う

ステータス

属性:混沌・善
筋力:D
耐久:D
敏捷:A
魔力:B
幸運:A

HP&ATK

レベル1:1880/1574
レベル50:7162/5787
レベル80:11753/9449

宝具:童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)

ランク:B 種別:対陣宝具

☆4(SR)ネロの宝具は“童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)”。生前に自ら建設した劇場“ドムス・アウレア”を顕現させ、対象をこの場に閉じ込めてしまいます。

なんとこの劇場に聴衆を閉じ込め、舞台の幕を下ろすまでひとりも外に出さなかったという逸話もあるのだとか。

展開されている間は閉じ込められた相手を弱体するなど、ネロに有利な状況を作り出します。またその間のみ使うことが出来るのが、『FGO』で宝具となっている剣技「童女謳う華の帝政」です。


ゲーム中の効果としては敵全体に強力な防御力無視攻撃&防御力をダウンとなっていて、厄介な防御スキルでダメージを軽減してくる相手や、高耐久の強敵が3体同時に現れた際などには有効な1撃となることでしょう。

演出としては、まずは真紅の薔薇が舞い散りネロが口上を述べます。そうして手にした剣“原初の火(アエストゥス エストゥス)”を地面に突き立てると、絢爛豪華な黄金の劇場が顕現。その中をネロが駆け抜け敵陣を一閃。

バトルモーションではまるで舞い踊るかのような優雅かつ華麗な剣捌きで、魅了してくれます。第2再臨以降は原初の火から炎が常に迸っており、その軌跡がまた美しいのです!

ちなみにこの剣、空気を読むと色が変わります。☆5(SSR)のブライド衣装バージョンで刀身が白銀に煌めいているのはそのため。


物語では第1部「Observer on Timeless Temple」第2特異点「永続狂気帝国 セプテム」のキーキャラクターとして登場。

ただしこの特異点の舞台は“A.D.0060”という事で、彼女はまだ存命の時代となります。サーヴァントとしてではなくその時代に生きた人間として、歴代の皇帝らの連合ローマ帝国と戦いの渦中に主人公たちと出会います。


メインストーリー以外での出番もかなり多いサーヴァントであり、毎年秋ごろ開催が恒例となったイベント「ネロ祭」などは、報酬が大変美味しいイベントなので、お世話になっている方も多いハズ。

今年はギルガメッシュに取って代わられてしまいましたが……。


また、「ネロ祭再び ~2017 Autumn~」では霊衣が実装。体操服姿に着替えさせることができるように!

こちらはブルマ姿となっており、スラっと伸びたおみ足が美しい事この上ない。

そのほかにも復刻が待たれる『Fate/EXTRA CCC』コラボイベント「深海電脳楽土 SE.RA.PH」に少しだけ登場したほか、「AnimeJapan 2016」のコラボクエストなども忘れてはなりません。


幕間の物語は3つほど実装されており、「処女航海、再び」ではネロの操舵する船でバミューダトライアングルにある神秘の眠る孤島に赴くことに。

バミューダトライアングルといえば、“魔の三角海域”とも呼ばれる地。そんなところに赴いたのにはなにやら理由があるようで……!?

続く「黄金の大事業」では、彼女がかねてより計画していた黄金劇場の強化に乗り出すことに。

そして3つめの「幾たび、終幕を迎えても」では、彼女の“最期”に関わるエピソードとなっています。特にこの3つ目は、彼女をカルデアにお迎えしたら必ず見届けましょう。

また、この「幾たび、終幕を迎えても」をクリアすることで追加されるスキル“三度、落陽を迎えても”は、5ターンの間HPが0になっても一定量の体力で復活する“ガッツ”効果を3回も付与するとても強力なものです。これの為にも幕間の物語はクリアしておきましょう。


 

花嫁衣裳の皇帝は戦闘でも甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる

ステータス

属性:混沌・花嫁
筋力:B
耐久:C
敏捷:A
魔力:E
幸運:A

HP&ATK

レベル1:2089/1793
レベル50:8946/7328
レベル90:14248/11607

宝具:星馳せる終幕の薔薇(ファクス・カエレスティス)

ランク:B+ →B++ 種別:対人宝具

☆5(SSR)のネロ・クラウディウス〔ブライド〕は、2016年のバレンタインイベント「チョコレート・レディの空騒ぎ2016」で実装された別バージョン。レアリティが☆5(SSR)にアップしており、HPなど各種能力値もそれ相応に強化されています。

また、先述したとおりネロが電脳世界の聖杯戦争に参戦しなかったifとなっているため、『FGO』でふたりともお迎えしていると主人公への反応の違いを楽しむことができます。

加えてネロは“赤セイバー”などと呼ばれることに対し、こちらのブライドバージョンは“嫁セイバー”や“嫁王”などの呼称で呼ばれていたりもします。

マイルームでつついてみると反応の違いが顕著ですので、比べてみるのもまた一興です。

▲絆レベル5のボイスは必聴です。

▲絆レベル5のボイスは必聴です。

この姿で「深海電脳楽土 SE.RA.PH」のクリア後シナリオに少しだけ登場するほか、第1部第5特異点「北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」でエリザベート・バートリーと一部共演。

このふたりのセットは概念礼装“ジョイント・リサイタル”などでも見ることが出来ます。『FGO』以外のシリーズ作品でもふたりの絡みは見られますので、興味のある方は『Fate/EXTRA CCC』『Fate/EXTELLA』などをプレイしてみてはいかがでしょうか。

宝具は“星馳せる終幕の薔薇(ファクス・カエレスティス)”。自身の願望を達成させる絶対皇帝圏たる“黄金劇場”を、“結婚式”仕様にし放つ剣技で、別名“告白剣”とも言われています。

演出としては白薔薇を放り投げると花びらが舞い散りネロが口上を述べるというもの。☆4(SR)のものとは少し趣の違う劇場が出現します。その後ネロが炎を纏わせた“原初の火”を構え突撃し、神速の突きをお見舞いするという形。


敵単体に超強力な攻撃を与える効果ということで、その威力は言わずもがな。

付随する効果としてやけど状態を付与&敵単体の防御力をダウン&敵単体のクリティカル発生率をダウンもありますので、パーティ全体の火力に貢献しつつ痛いクリティカル攻撃を食らいにくくするといったことも可能です。



所持スキルである天に星を、地に花を、人に愛をの3つも非常に優秀で、そのどれもが対象が味方単体となっています。

パーティの誰かひとりを任意で強化できるということで、味方の別のアタッカーにスキルを使用して火力やNP獲得量の補助を行うほか、自分に使用して自ら活躍することもできる小回りの利く立ち回りが可能なサーヴァントです。

甲斐甲斐しく味方のフォローに回り、時には自身が前に立ち華麗に戦う姿はまさしく“嫁”と言えるでしょう!




幕間の物語はふたつ実装済み。ひとつ目の「出会いの花束」では、サーヴァントとして契約はしたもののそれは仮初めのものだと通告されてしまいます。

彼女を繋ぎとめるために求められるのは、主従関係ではなく主人公の心の広さや細やかな気遣いなど“器量”なのだとか。それをこの物語では試されることに。

宝具強化も兼ねているふたつめの「決意の花束」では、主人公との契約を次の段階に進めるため、彼女の剣を新しい霊脈で打ち直すと言った流れ。

なんとそのために、主人公は丸一日以上不眠不休で戦い続け中ればならなくなってしまいます。結末は彼女をお迎えした際にご確認ください。


 

夏の皇帝は壮麗なる“歌劇要塞”と共に

ステータス

属性:混沌・夏
筋力:D
耐久:D
敏捷:A
魔力:B
幸運:A

HP&ATK

レベル1:2,007/1,667
レベル50:8,967/7,148
レベル90:13,685/10,857

宝具:誉れ歌う黄金劇場(ラウダレントゥム・ドムス・イルステリアス)

ランク:A 種別:対軍宝具


こちらは、2017年夏に開催された水着イベント「デッドヒート・サマーレース! ~夢と希望のイシュタルカップ2017~」で登場したキャスタークラスでの姿。

2016年に行われた「夏だ! 海だ! 開拓だ! FGO 2016 Summer」で南の島に誘われず不満を持っていたようで、水着を新調して備えていたのだとか。

「アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕特集」でもお伝えしたように、「デッドヒート・サマーレース! ~夢と希望のイシュタルカップ2017~」でのネロは、アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕とチーム「タイラント・シューティンスター」を組んで参戦しました。

一見仲が悪そうに見えますが、“暴君”としてのノリや目的自体は共通している部分があったため共闘できたと予想できます。

ただし、噛み合っているようで絶妙に噛み合わないところはポイントです。


バトル中の演出や再臨段階による衣装の変化は、やはり星5(SSR)水着サーヴァントらしく超豪華。

第1~第3再臨までで全て違う水着姿を楽しむことが出来るほか、戦闘モーションも凝っています。

“キャスター(魔術師)”クラスでも剣を使って戦いますが、何と筋力や敏捷などのステータスはセイバー時と変化なし……!!

セイバークラスのサーヴァントは“最優”と称されることがありますが、その時と変化がない……。ということは、実はキャスタークラスへの適性が高かったりするのでしょうか。




剣のほかにも、両肩に控えさせたパイプオルガンのような礼装も武装になっています。

これは魔術師シモンに学んだ知識を総動員し完成させた“劇場礼装”で、パイプオルガンとは言いましたが砲門そのもの。

彼女の歌声を攻撃力に変え、ビームを発射したり某国民的ロボットアニメに登場するビッ●兵器やファン●ルの如く分離させるようなことも可能。




歌声がなぜ攻撃力に変わるのかについては察していただくとして、宝具・誉れ歌う黄金劇場(ラウダレントゥム・ドムス・イルステリアス)は“歌劇要塞”と称されています。

華やかかつ壮麗で海から波しぶきを上げつつ劇場が躍り出ると、その中央で仁王立ちしたネロの号令によって砲門となっているパイプオルガンからビームが照射されます。それらがさながら流星のような軌道を描き、敵陣に雨の如く降り注ぐというもの。



 
以上、ネロ・クラウディウス特集でした。ネロの「もちろん、余だよ☆」に脳を溶かされた人はきっと多いことでしょう! 

『FGO』で彼女が気に入ったという方は、ぜひともゲーム『Fate/EXTRA』『Fate/EXTRA CCC』『Fate/EXTELLA』『Fate/EXTELLA LINK』や、アニメ『Fate/EXTRA Last Encore』もチェックしてみましょう。きっと彼女のさらなる魅力を発見できるはずです。

[文/胃の上心臓]

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