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『FGO』“謎特異点II ピラミッドからの脱出”体験会レポ

『Fate/Grand Order(FGO)』“謎特異点II ピラミッドからの脱出”はぼっち参加でも楽しめる!? 関係者・プレス向け体験会の模様をレポート!

2019年4月26日(金)より東京公演がスタートした、大人気ゲーム『Fate/Grand Order』のリアル脱出ゲーム“謎特異点II ピラミッドからの脱出”。本稿では関係者・プレス向けの体験会の模様をレポートします。

このリアル脱出ゲームは昨年(2018年)に行われ、先日まで復刻版が開催された“謎特異点Ⅰ ベーカー街からの脱出”の第2弾です。今回のキーキャラクターとなるオジマンディアス(CV:子安武人さん)を筆頭に、登場サーヴァントは全員フルボイス!

謎を解いている間もキャラクターたちの声が聞こえてくるので、まさにマシュ・キリエライト(CV:高橋李依さん)や登場サーヴァントたちと、ピラミッドに迷い込んだ感覚を楽しむことができました。


 

謎特異点に放り込まれたぼっち参加ライターの運命や如何に!?

ということで早速レポートしていきたいのですが、筆者はこういった“リアル脱出ゲーム”は初体験。一体どういったイベントなのかもわからないまま突撃する形でした。

早速会場へ入ると、カルデア職員のみなさんが「お疲れさまです、マスター!」と出迎えてくれます。内心ちょっとビックリしていましたが、そうです、もう会場に入った時から既に公演は始まっているのです。


 
いわばこの謎特異点の会場がカルデアで、そこに足を踏み入れた瞬間からマスターとして扱われるということで、きっと逸る気持ちを抑えきれなくなることでしょう。
▲カルデア職員のおふたり

▲カルデア職員のおふたり


 
ちなみに今回の取材はひとりでの参加でしたが、ぼっち参加でも他の参加者たちと運営側がアテンドしてくださるので、6人一組のチームに。他の参加者のみなさんとコミュニケーションを取りつつ、ピラミッドの脱出にチャレンジしていきます。

当然“リアル脱出ゲーム”や“謎解き”初体験の筆者は、制限時間60分の間に次々迫りくる謎にあたふたするばかり。足を引っ張ってばかりとなってしまいましたが、お互いにコミュニケーションを取りつつ様々な発想でクリアしていく他のメンバーを見ているだけでもなかなかに楽しいものでした。


 
はい、ごめんなさい。役に立っていないのに楽しめるというのはツッコミ所しかないのは重々承知しています。周りのメンバーの頭の回転の速さに舌を巻くばかりでしたが、そんな筆者のような人間すらもちゃんと楽しませてくれるのが、この公演の凄いところ。

写真ではカメラのシャッターが切れない都合上左手に付けていますが、イベント中は令呪のシールを右手の甲に貼り付けることになります。これが物語への没入感を高めているのは言わずもがなですが、単にこれがそういった気分的なものだけではないのがミソなのです。


 
謎をクリアするためにはサーヴァントたちの宝具を上手く活用することが必要になってくるのですが、この際にチームで令呪をもってサーヴァントたちにお願いすることになります。これは必ずチーム全員で言わなければならないので、恥ずかしがらずにカッコつけていきましょう。

また、『FGO』だけに物語もしっかりしている点はポイント。スマートフォンのゲーム本編でもたびたび登場する特異点の原因がきちんと描かれており、そのストーリーはなんと奈須きのこさんや桜井光さんなどが監修! もし謎を解けなかったとしても終了後に解説コーナーがあるので、最後まで物語を楽しめました!


 
もちろんだからといってクリアしなくてもいいやというノリではいけません。クリアするためには周りの人たちと協力することが不可欠ですので、筆者のようにおろおろしてばかりは失敗パターンだったと言えるでしょう。とにかく何もわからずとも、積極的に参加してお互いに情報交換したほうが良いようです。

そんな筆者を抱えていたからか我らがチームの脱出は失敗となってしまったものの、なんとピラミッドの謎の解明まであと一歩というところに迫っていました。ネタバレになるので詳細を語ることは出来ませんが、登場するサーヴァントたちの能力や様々な用語の説明、キャラクターたちの言葉に至るまで。様々なところに攻略に関わるヒントが散りばめられていたように思えました。ぜひ挑戦する際は、手に入れたすべてのヒントをきっちり確認していきましょう。


 
また、脱出ゲーム以外にも物販コーナーは前回よりも充実しています。ぜひ色々な方法でこの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。もちろん『Fate』のことを知らずとも、謎解きにあたって必要な知識はスタッフさんたちが丁寧にフォローしてくださるので安心です。『FGO』好きの友人に誘われた方も一緒に楽しめますので、ぜひこの公演から作品の世界を体験してみましょう!
▲登場サーヴァントたち

▲登場サーヴァントたち

▲フォトスポット

▲フォトスポット

 
 

物販グッズ写真


 

前作との違いは“冒険感”

この体験会の後、ファンの間ですっかりお馴染みとなったディライトワークスのバスター石倉さんと、本公演の制作と運営を担当するSCRAPの平井真貴さんによるミニトークショーが実施されました。


 
最初の質問は前回との違いとなったのですが、その点は“アクション感”を前面に押し出すことを意識したのだとか。石倉さんによると前回はコンセプトがわかりやすいようベーカー街をテーマにシャーロック・ホームズとジェームズ・モリアーティを登場させたところがあるそうです。

そして、前回が全国五か所だったところ今回は七か所に会場が増えている件について。増えた仙台は昨年各地を巡った“FGO冬祭り”の会場のひとつとなった都市であり、その際にこのリアル脱出ゲームのライト版を実施したところ大人気に。その盛り上がりを見て会場を広げることを決めたことが明らかになりました。

ほかにもそんな前作から新たな企画を考えるにあたり30近い企画を提出。しかしそれでも全然決まらず、そこからさらに新たな企画を考える必要があったこと。そして冒険映画風のキービジュアルからもわかる通り、冒険をしている感覚をアピールできるようファンのみなさんにマスター体験をしてもらう試みを随所に盛り込んだとも。

今回のキーキャラクターとなっているオジマンディアスの役割にも苦心したそうで、物語のプロットにも何度かリテイクが入っていることにも触れられたところで、今回一番推したい魅力を語るおふたり。

ひとつはリアル脱出ゲーム最大級のキットを使っていること。この詳細はネタバレとなるため伏せさせてもらいますが、集まった面々で協力していく甲斐のあるものとなっています。きっとテーブルについてそれを見た瞬間驚きの声を上げることでしょう。

最後の締めの挨拶で石倉さんは、昨年開催の前作から今回に辿り着いた感慨を語り、これからもこの“謎特異点”を広げて行けるようにとコメント。続いて平井さんは前作とは全然違う新しい脱出体験ができると自信を露わにすると、『FGO』を知っている人も知らない人も遊びに来ていただけたらと結びました。
 


現在絶賛開催中の本公演ですが、既にチケットが売り切れのところも出ているようです。これから参加しようと考えている方はお早めに!

[取材・文・撮影/胃の上心臓]
 
謎特異点II ピラミッドからの脱出 公式サイト

(C)TYPE-MOON / FGO PROJECT
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