舞台『紅葉鬼』開幕！　キャストの陳内将さん＆菊池修司さん、演出・町田慎吾氏のコメント到着、ゲネプロ写真も公開

TVアニメも原作コミックも大人気の『抱かれたい男1位に脅されています。』より、その劇中劇『紅葉鬼』が舞台化！　本日6月28日より上演スタートとなりました。

そして今回、前日の27日に行われたゲネプロと、囲み会見の公式レポートが到着しました。会見には、西條高人／経若（つねわか）役の陳内将さん、綾木千広／繁貞（しげさだ）役の菊池修司さん、演出の町田慎吾氏が登壇。意気込みを語ってくれています。

7月7日千穐楽公演のライブ配信、Blu-ray＆DVD発売情報も到着したのであわせてご紹介しましょう。

ゲネプロ写真公開！

★「抱かれたい男1位に脅されています。」の劇中劇、「紅葉鬼」。コミックスやアニメ作中では少ししか描かれていなかった本作ですが、今回その全容が明らかになりました。

★舞台は平安。鬼の頭目・呉葉と帝の、鬼と人を越えた禁断の愛からはじまります。和平の証として交換された二人の子、経若（陳内将）と繁貞（菊池修司）。そしてそこから始まる、鬼と人の世を巻き込んだ血の因縁、絆の物語。

★円形の舞台上で客席すれすれのところで繰り広げられる殺陣。また様々なシーンで、キャストが縦横無尽に客席を駆け抜ける迫力満点のシーンが多数。さらにシーンを彩る映像と照明により、舞台上の物語が美麗に浮かびます。観客の皆さまも作品世界にいるような感覚を感じさせてくれます。

囲み会見より公式インタビュー公開！

──初日を明日に控え、今の心境を教えてください。

西條高人／経若 役・陳内 将さん（以下、陳内）：まだ何もなかった稽古始めから、稽古が進み、セットができ、場当たりを経て、『ああ、これが初演出となる町田さんが作りたかったものなんだ』というものを実感しています。

原作（「抱かれたい男1位に脅されています。」）がある本作ですが、その中で「紅葉鬼」が描かれるのは本当にわずかです。それをプロデューサー、脚本の葛木さん、そして演出の町田さんほか皆さんで一つの台本に作り上げてくださりました。

さまざまな垣根を超えた、オリジナルのストレートプレイをみなさんと一緒に作れたのでは、と自分では思っています。この客席に囲まれた舞台の上で、さらにお客様皆様と一緒に作り上げていきたいと思います。

綾木千広／繁貞役・菊池修司さん（以下、菊池）：お客様に楽しんでもらいたいという思いから、ひとりひとりが全力で1か月稽古をおこなってきました。もともとこの作品は原作の先生が描いてくださり、アニメになり、魂がすでに宿ったものを僕らがまた演じさせてもらっています。原作やアニメをご覧になっている方々に、また別の形の、僕らのつくる「紅葉鬼」を披露できるのが、僕自身とてもわくわくしています。

色んな方々の力を借りながら、僕はこうして繁貞として生きられています。感謝の気持ちと共に（繁貞を）生きたいと思います。これまでの稽古、ひとつも“嘘”は無かったと思います。ひとつひとつ、皆で作り上げたものを、怪我無く安全第一でお客様に届けたいと強い志で思っています。

陳内：もう一つ。舞台「紅葉鬼」ってどんなものだろうと、皆さん思われているかと思いますが、観終わった後に、「ああ、これが紅葉鬼だったんだ」って言って欲しいですし、僕らは「これが紅葉鬼だ」と自信を持って演じます。

演出・町田慎吾氏（以下、町田）：僕自身、初めての演出ということで、すごくドキドキしていたのですがスタッフの皆も役者の皆も本当に素晴らしくて、一つ一つ皆で作ったんだと感じています。

不安だったものが、劇場に入った今、だんだん楽しみになってきています。今もドキドキしているのですが、これは最初のドキドキとは違い、むしろ“ワクワクしている”という感覚になっています。もともと劇中劇で一部しか描かれていないものなので、お客様は「紅葉鬼」という作品の全容を知らない状態です。

そんな皆様の心に“ガツン”とくる作品にしたいなと思い、皆で頑張ってきました。この劇場ならではの演出などもたくさんしていますので、ぜひ楽しみしていただければと思います。

──キャストのお二人はお互いの印象と、町田さんは演出家からみたそれぞれの印象をお聞かせください。

菊池：僕は陳内さんとは、役者人生二本目の時に、ご一緒していました。トリプルキャストで、舞台上では一緒になることはなかったんですが、稽古場で、当時僕は台本の読み方や役づくりなどの基礎もよくわからない状態だったのを、陳内さんはじめ先輩方に助けていただいていました。

それから3年ぶりに今回ご一緒することになり、しかも隣にいる。それが糧にもなっています。3年を経て陣内さんの目に映る僕が、3年前よりいいものになっているといいなと思っています。打ち上げでどうだったか聞いてみたいと思います。

陳内：え、俺ここで言っちゃだめなの？

菊池：最後のところ（陳内さんの目にどう映ったか）は打ち上げまでとっておいてください。それ以外の印象でお願いします。

陳内：そうですねえ（笑）。今回のビジュアル撮影の時に久しぶりに会った時に見せた、人懐っこい感じが変わってなくてなんだかホッとしました。時代物の殺陣はやったことないという話だったんですが、日に日に殺陣が板についていく、たくましくなっていく繁貞を見るのがうれしくもあり、また俺も負けないで頑張ろうと思える、そんな存在です。

町田：菊池くんはまっすぐな演技、感情のままの演技をします。陳内くんはお芝居に包容力があります。また、二人とも台本をしっかり読み込んでくれて、陳内くんはその上で考えて（演技を）出してくれて、一方で菊池くんはまっすぐ出してくる。二人とも本当に経若と繁貞という役にぴったりだなと。初めて演出をする作品でこの二人と一緒になれてとても光栄に思います。

──役作りをするときに気を付けた点は？

陳内：原作やアニメでも何シーンか、経若の登場する場面があるのですが、そこに入り込みすぎてしまい、それ以外の場面では「あ、なんだか違う…」とお客様に思われないよう、どちらにも振り切りすぎないよう、形だけで入ってしまわないよう気をつけました。

菊池：「紅葉鬼」という作品は、原作へのリスペクトを持ちつつも、僕らなりのお芝居をしようという想いがあるのが、キャストの皆から言葉にしなくても感じられます。それぞれのキャラクターが、目の前で起こる出来事に素直に反応してお芝居をしてみようと挑んできました。最初の一週間は原作の繁貞や経若を大事にしつつ、後の二週間は目の前に起こることに素直に反応して、ぶつけ合ってみようと思いやってきました。

──今回の舞台、円形の特殊な形ですが、演出でこだわった部分をお聞かせください。

町田：この劇場ならではのということで、舞台上も客席側もたくさん使います。皆さんには大変な思いをさせてしまいましたが。その分臨場感が出せますし、また殺陣の多い作品なので、お客様はこの近い距離で熱量を感じていただけると思います。

役者の皆には“嘘”をつかず、心でストレートにやって欲しい、ただし怪我には絶対気を付けてと言っています。お客様が見たときに、心がふるえるような舞台にしたい。そう思って演出したつもりです。

──最後にメッセージをお願いします。

町田：僕らが全身全霊をかけて必死に作った舞台です。初めて舞台をご覧になられる方、原作ファンの方、お芝居が好きな方、どの方が見ても心が震えるような作品になったと思っていますので、自信を持ってお届けしたいと思います。ぜひご覧ください。応援よろしくお願いいたします。

菊池：約一か月間、全力で「紅葉鬼」という作品を作ってきました。原作ファンもそうでない方も楽しんでいただける作品になっています。この円形の舞台とこの空間を使って、お客様が作品世界にいるのではないかと錯覚してしまうようなものをお
届けしたいです。

僕らは客席も舞台だと考えてお芝居をしていきますので、熱量などひしひしと感じていただけたら嬉しいです。また、繁貞と経若の物語、最後まで追いかけていただければと思います。

陳内：舞台「紅葉鬼」の初日、僕らも非常に楽しみにしています。登場人物一人一人が僕らのクライマックスにかけての大事な存在です。誰一人かけてはならない。殺陣衆も、危険なことも派手なことも、本当に色々なことで力を貸してくれています。

「紅葉鬼」を待っていてくださった皆様をきっと満足させるものになっていると思います。これが、僕らの「紅葉鬼」です。ぜひ楽しみにしていてください。

千穐楽公演（7月7日16時～）のライブ配信が決定！

■ライブ配信概要
【配信ページ】
ライブ配信時間：2019年7月7日(日) 15:30～（予定）

※ライブ配信開始時間は配信ページに入場できる時間です。
※上演開始は16:00～　予定です。

【販売価格】3,600円（税込）
【配信形式】ライブ配信＋見逃しパック(再ライブ配信+ディレイ配信)
【販売期間】2019年6月24日(月)13:00～2019年7月7日(日)ライブ配信終了まで
【再ライブ配信時間】2019年7月8日(月)20:00～再ライブ配信終了まで
【ディレイ配信期間】2019年7月11日(木)18:00～2019年7月17日(水)23:59

ご購入いただいたお客様の中から抽選で5名様にキャストサイン入りポスターが当たるプレゼントキャンペーンも実施！

※公演開始30分前からライブ配信ページに入場可能となります。
※再ライブ配信とは、ライブ配信と同映像を後日ライブ配信形式で視聴できるサービスです。
※ディレイ配信とは、ライブ配信と同映像を後日期間限定で視聴出来るサービスです。
※プレゼントキャンペーンはライブ配信+見逃しパックをご購入されましたら応募完了となります。
※ライブ配信＋見逃しパック限定の特典映像としてキャストからのコメント映像を収録しております。
※詳しい視聴デバイスに関してはサービスサイトをご覧ください。

Blu-ray＆DVD発売決定！

本編ディスクに加え、特典映像はで密着したバックステージ映像ほか収録予定。

完全生産限定版は三方背ケース＆デジジャケットの豪華仕様で舞台写真をふんだんに使用した特製ブックレット付き。

さらに特典ディスクがもう1枚ついたアニメイト限定版も発売いたします！

■発売日：2019年12月25日（水）
■形態：Blu-ray　DVD
■価格：Blu-ray　9,800円（税抜）　DVD 8,800円（税抜）
■仕様：本編DISC2枚組 （本編DISC＋特典DISC）　　

【特典ＤＶＤ】バックステージ映像、メイキングなど収録予定。

【封入特典】特製ブックレット

アニメイト限定セットも販売！

さらに特典DISCがもう1枚ついた、「アニメイト限定セット」も発売！
Blu-ray　10,300円（税抜）
DVD 9,300円（税抜）

発売：アニプレックス
販売：ソニー・ミュージックソリューションズ

購入はこちら

【Blu-ray】舞台 紅葉鬼 完全生産限定版 アニメイト限定セット

【DVD】舞台 紅葉鬼 完全生産限定版 アニメイト限定セット

【Blu-ray】舞台 紅葉鬼 完全生産限定版

【DVD】舞台 紅葉鬼 完全生産限定版

★アニメイト特典：桜日梯子先生描き下ろしメッセージカード
※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。ご了承下さい。

紅葉鬼とは

原作コミックスは累計発行部数300万部突破（現在6巻まで発売中）、
2018年10月から12月にかけ放送されたTVアニメーションも大好評だった「抱かれたい男1位に脅されています。」。その劇中劇として描かれた「紅葉鬼」が、この度舞台化します。

平安時代を舞台に、夜ごと人々を襲う鬼たちと、それを討伐せんとする人間たちをめぐるストーリーを軸に、「抱かれたい男1位に脅されています。」登場キャラクターの西條高人演じる「経若」と、綾木千広演じる「繁貞」の、二人の宿命の物語が描かれます。

注目の“リアル舞台”。果たしてどのようなものになるのか、
ぜひ皆様の目でお確かめください！

公演概要

舞台「紅葉鬼」

日程：2019年6月28日（金）～7月7日（日）
会場：品川プリンスホテル クラブeX
東京都港区高輪4-10-30
http://www2.princehotels.co.jp/shinagawa/clubex/

スタッフ

<原作> 桜日梯子
「抱かれたい男１位に脅されています。」（月刊マガジンビーボーイ連載／リブレ刊）

〈演出> 町田慎吾

〈脚本>葛木 英　

〈殺陣〉六本木康弘

〈音楽〉TAKA（狂奏カルマ）

〈美術〉中村友美

〈音響〉ヨシモトシンヤ（sacra sound）

〈照明〉田中 徹（テイク・ワン）

〈映像〉川崎貴司（T.K.C）

〈衣裳〉木村春子（花桃ワードローブ）

〈ヘアメイク〉茂木美緒、工藤聡美、杉浦なおこ、嘉山花子

〈演出補佐〉小寺利光

〈演出助手〉矢本翼子

〈演出部>　加藤 唯、和田 悠、福澤汐莉

〈小道具〉小山内ひかり、枦山 兼

〈舞台監督〉横川奈保子

〈技術監督〉寅川英司

〈宣伝写真〉宮坂浩見

〈宣伝美術〉圓岡 淳

〈制作>トライフルエンターテインメント

〈主催> アニプレックス／ネルケプランニング／トライフルエンターテインメント／イープラス

キャスト

<西條高人／経若（つねわか）> 陳内 将
<綾木千広／繁貞（しげさだ）> 菊池修司

<帝(みかど)> 山﨑晶吾
<伊賀(いが)> 中村太郎
<頼正(よりまさ)> 鐘ヶ江 洸
<熊武（くまたけ）> 髙木 俊
<呉葉（くれは）> 小野川 晶　
<おまん> 鎌田英怜奈

<殺陣衆>　細川晃弘、白崎誠也、久田悠貴、坂本和基、福田圭佑、榮 桃太郎

<摩爬（するは）> 富田 翔
<維茂（これもち）> 今井靖彦

【あらすじ】
時は平安。鬼と人間の争いは日増しに激化し、多くの犠牲者を出していた。

都を守護する兵士である繁貞はある日、鬼の頭目・経若から和平を結びたいという書状を受け取り鬼の里へ向かうことにする。

しかし鬼側にも人間側にも繁貞の思いとは違う思惑があり…。血の宿命に翻弄される繁貞と経若の二人。はたして、生き残るのは鬼か人間か。
　

舞台公式サイト
公式ツイッター（＠kouyouki_b）