ゲーム・アプリ
『DREAM!ing(ドリーミング)』を愛しすぎた声優・大地葉インタビュー

アプリ『DREAM!ing』を愛しすぎた声優・大地葉さんインタビュー|出演していないのに宣伝しまくり!? 大地さんは語る「『ドリミ』は人類向けコンテンツ」

キャラクターの方向性を決める基準は◯◯したいかどうか⁉

――スタッフさんに質問なのですが、『ドリミ』のストーリーを作る上で、テーマだったり、これはやろうと思っていることや、反対にこれはやってはいけないといったルールはあるのでしょうか。

スタッフ:シナリオディレクターがその部分を握っていて、女性から見て嫌だなと思うようなことはしない…「彼氏にしたい人」「結婚したい人」「息子にしたい人」の範囲で書くっていうルールはあります。

第2部の巳影ってちょっと怖かったじゃないですか。立花さん(浅霧巳影の声を担当されている立花慎之介さん)は大きなふり幅を細かくチャンネル合わせて演じ分けられる本当にすごい方なんですけど、ボイス収録の際、まずは振り切ったものを出していただいて…それに対して「結婚したくなる」ところまで一緒に調整させていただいたらしいです。

大地:なるほど。そこが基準なんだ。

スタッフ:あとはご都合主義にならないようにというのは徹底していて、かなりリアルに作っています。第3部の最終話はそのリアルさを追求した結果、すごいボリュームになっていますね。

女性向けコンテンツの中ではかなり攻めた内容になっていて、先ほど仰っていた“夢とは”といったところを突き詰めました。

大地:うわぁ、楽しみ!(※インタビューは第3部の最終話配信前に実施されました) ちなみに、シナリオライターの方って何人いらっしゃるんですか?

スタッフ:ディレクターが一人いて、何名かのライターに作業を振りつつ、最終的にディレクターが監修してます。

大地:だからあんなに伏線がいっぱいあるんだ……。メインストーリーがあって、イベントストーリーとかキャラクターストーリー、カードストーリーってあって、それ以外にも去年あった「ドリパ(公式で行われているリアルイベント「DREAM!ing Party! 2019」)」のパンフレットのQ&Aではキャラクターが答えるスタイルを取っていらしたので、監修の量が尋常じゃなさそうって思ってました。

それこそ、「ドリパ」のパンフレットに第二部の伏線になり得る言葉が書いてあったりとかして、全部繋がってたって気付いた時に、『ドリミ』を応援していてよかったなって気持ちになるんです。

散りばめるだけ散りばめて回収できないって感じがしないところに本気を感じますね。読んでて楽しいです。

エンジョイ壁ライフ!

――それではそろそろお時間です。ぜひ、まだ『ドリミ』をプレイしていない方にPRをお願いできればと思います。

大地:色々重複してしまう部分もあるんですけど、自分自身というキャラクターがゲームの中で干渉してこないからこそ、自分の力ではどうにもできないということを思い知らされるゲームだし、みんなが頑張っている姿を見ることがどれほど尊いことなのかを知ることもできる作品です。

プレイしてみると、共感できる部分もあるだろうし、刺さらない部分も出てくると思うんです。でも、それって生きてる上で当たり前のことですよね。あなたのこの考えはめちゃくちゃ好きだけど、この考えはちょっとね、っていうのは普通にあることだと思うんです。

ただ、そういう時にヒントがほしいなって思うこともあると思うんです。人生でなにかに行き詰まって、そろそろヒントほしいなって思ったタイミングが、『ドリミ』を始めるタイミングだと私は思っています。

こういう生き方もあるのかとか、こういう考え方もあるのかっていう自分以外の生き方を参考にできるゲームだなって。だから人間観察が好きな人はぜひ、『ドリミ』やりましょう(笑)。

もちろん、このキャラクター格好良いなとか、可愛いなっていう気軽な気持ちで始めてくれた人もたくさんいますし、そこからハマっていく人もいっぱい見てきたので、どんなきっかけでもいいので「あ、今だな」って思ったら始めてほしいなって思います。

――最後に『ドリミ』の壁のみなさんにメッセージをお願いします!

大地:壁から壁にメッセージって……壁打ち(笑)。私からみなさんにファンを代表してとかは全然ないので……『ドリミ』、楽しいよねって言いたいです。

私もただのユーザーとしてここまで楽しませていただいてるわけで、みんな壁なんです。これからもエンジョイ壁ライフを一緒にしていきましょう。感情ジェットコースターに振り回されながら(笑)。

一同:(笑)。

大地:ストーリーなどでしんどくなる時とかもあると思うんですけど、あなたがしんどい時は私もみんなもしんどい時です。一緒に感情ジェットコースターから振り落とされないように頑張りましょう。

83年4ヶ月後も『ドリミ』と一緒にいたい大地葉でした(笑)。

[インタビュー/石橋悠 太田友基]

『DREAM!ing(ドリーミング!)』について

ぼくらの夢は『ゆめ』でかなえる―――

『DREAM!ing(ドリーミング!)』は、「ふたりのキズナ」をテーマにしたコロプラ初の女性向けゲームです。物語の舞台は、全国から才能ある生徒たちが集う「東雲(しののめ)学園」。学園のカリキュラムに沿って、2人1組になりフォロワーを獲得し、首席を目指す候補生たちのストーリーが描かれます。

フォロワーを獲得するのに不可欠なのは、特殊な装置「ゆめシステム」を利用して、多数の生徒たちと共有されたゆめの世界で行われる「ゆめライブ」。候補生たちは「ゆめライブ」を成功させたり、同じ寮で生活したりしていく中で、お互いのキズナを強めていきます。

2020年8月9日(日)に2周年を迎えました。今冬にメインストーリー第4部の配信も決定しています。2020年10月4日(金)にオンラインイベント『DREAM!ing Party! 2020』が開催予定。10月4日(金)17時までの事前購入者限定で、特典のミニストーリー動画を配信中です。
 
DREAM!ing Party! 2020


 

関連リンク

公式サイト
公式Twitter(@colopl_dreaming)
「360Channel」配信ページ
 

マーケットURL

【Google Play】
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.colopl.dreaming

【App Store】
https://itunes.apple.com/jp/app/id1403260536
 
※対応スマートデバイスの購入および通信料はお客様のご負担となります。
※アイテム課金制です。一部キャラクターは有料のランダム型アイテム提供方式により提供されます。
※20歳未満の方へ:アイテムを購入する際は、保護者から同意をもらうか、一緒に購入するようにしてください。
※コロプラおよびコロプラロゴは、株式会社コロプラの登録商標です。
※App Store、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
※Google、Google Play および Google Play ロゴは Google LLC の商標です。
※その他すべての商標は、各々の所有者の商標または登録商標です。

1989年(平成元年)生まれ、福岡県出身。アニメとゲームと某王国とHip Hopと自炊を愛するアニメイトタイムズの中堅編集者兼ナイスガイ。アニメイトタイムズで連載中の『BL塾』の書籍版をライターの阿部裕華さんと執筆など、ジャンルを問わずに活躍中。座右の銘は「明日死ぬか、100年後に死ぬか」。好きな言葉は「俺の意見より嫁の機嫌」。

この記事をかいた人

石橋悠
1989年福岡県生まれ。アニメとゲームと某王国とHip Hopと自炊を愛するアニメイトタイムズの中堅編集者。

担当記事

関連記事
【そろそろBLのこと知ってみませんか?】いまさら聞けない商業BLの世界!「アニメイト編集部BL塾」開校【前編】
近年盛り上がりが急激に加速している「ボーイズラブ(通称、BL)」。20年以上前は秘匿性の高かったジャンルが、過渡期を迎えていた。ところが、アニメイトタイムズ編集部員の石橋さんはほとんどBLに触れてこなかった様子。BLの知識はほぼないに等しい。アニメイト社員ともあろうものが、このままでは波に乗り遅れてしまう。やばい、やばすぎる。……ということで、「アニメイトタイムズ編集部員にBLのアレコレソレを教えて!」と急遽助っ人を要請。「アニメイト編集部BL塾」と題して、BL塾の開校に踏み切った。今回の企画では、BL通のライター・阿部裕華が先生役となり、BLの世界をいちから初心者の方に向けてご案内。BLを知りたい! もっと深く知りたい! と思っている読者のみなさんは、石橋さんとともに生徒気分でお楽しみを。※BL事情は諸説あるため、本企画には個人的見解も含まれています。※一部、R-18の作品も紹介しています。<登場人物>●阿部裕華フリーのライター。本企画の助っ人。石橋さんの飲み友達。BL愛好歴15年。『好きなものは好きだからしょうがない‼』に衝撃を受け、BLへ沼落ち。黒髪メガネ受けが登場する商業BLマンガは一通りチェックする。今回の先生役。●石橋悠アニメイトタイ...
関連記事
「田村ゆかり BIRTHDAY LIVE 2018」に王国民歴10年の編集者と初参加ライターで参戦してみた
「ゆかりん(田村ゆかりさん)が2018年2月24日、25日、27日に武蔵野の森総合スポーツプラザで、「田村ゆかりBIRTHDAY♡LIVE2018*Tricolore♡Plaisir*」を開催するんです。その名の通り、バースデーライブ。せっかくの機会。非常に貴重なライブなので、取材してください」アニメイトタイムズの編集者・石橋さんから、上記のメッセージが届いたのは2月中旬のこと。スケジュールを確認した結果、25日・27日なら取材可能だった。彼にそのまま伝えると「参加するなら27日が圧倒的にオススメです」とキッパリ。その理由を聞いてみると、田村ゆかりさんが誕生日当日にライブを行うのは5年振りということらしい。「2度とないこの日のライブにこれまでにないレポートを書いてほしい」これが僕に課せられたミッションだ。「当日は横で解説お願いしますよ?」(川野)「いや、それは無理です(即答)。僕は3日間全て客席にいるので」(石橋)なるほど。アニメイトタイムズの編集担当・石橋さんは生粋の王国民(田村ゆかりさんのファン)だった。こんな贅沢な時間を取材席で淡々と見つめることはできないと。1人のファンとして声を熱を届けたい。応援したいという大人の判断である。「僕は初心者の目線としてラ...
関連記事
祝『ヒプノシスマイク』1周年大特集! 第1弾「世界観&ハマる理由編」|ご新規さんもゴリゴリのヘッズも読んでほしい『ヒプマイ』が素晴らしい理由
8月26日に行われたライブも大盛況のうちに幕を閉じ、話題沸騰中の『ヒプノシスマイク』。声優とラップという異色の組み合わせで、新たなムーブメントを巻き起こしている『ヒプノシスマイク』が、9月2日で1周年を迎えました!アニメイトタイムズでは、1周年を記念して『ヒプノシスマイク』を大特集! 全5回に渡って、世界観やキャラクターについて掘り下げていきます。第1回となる今回は、「世界観」と「ハマる人が続出している理由」について。ヒップホップとアニメ漬けの生活を送ってきた編集部員・石橋が解説していきます。「ちょっと乗り遅れちゃったな〜」「もうちょっと詳しく知りたいな」「ここで復習しておきたい!」と思っているヘッズのみなさんはぜひご覧ください!なお、本企画は石橋の個人的見解も盛り盛りでお届けしますので、ご了承ください。そもそも『ヒプノシスマイク』って何ですか?まずは『ヒプノシスマイク』という作品そのものについて語っていきましょう。『ヒプノシスマイク』は2017年9月4日に発表されたキングレコードのEVILLINERECORDSによる音楽原作のCD企画です。木村昴さん、浅沼晋太郎さん、速水奨さん、白井悠介さんといった人気声優をキャスティングし、キャラク...
もっと見る
関連記事
『絶望放送』や『下ラジ』を作った構成Tこと構成作家・田原弘毅さんに聞く「ラジオの作り方」──連載第1回「苦情も来ないようなラジオは誰も聴いてないんですよ!」
 ラジオってどうやって作られているのでしょう? 何気なく「パーソナリティが話しているのを録音して配信、生放送したもの」というイメージがありますが、実際のところ、素人からするとブラックボックスな部分が多いような気がします。どんな仕組みでできているのか、気になりませんか? そんな「ラジオの作り方」をお伝えする企画がスタートです。私たちを導いてくれるのは構成Tこと、構成作家・田原弘毅さん。『ぱにらじだっしゅ!』『さよなら絶望放送』『下ネタという概念が存在しない退屈なラジオ』などの伝説的なラジオをアニメイトTV、アニメイトタイムズで数多く制作してきた田原さんと、愉快なゲストをお招きして「ラジオの作り方」についてレクチャーしてもらいます。 さらに、今回の企画の集大成として、アニメイトタイムズ新米編集者・石橋が田原さんと共にラジオを作ります! しかし、聴くのは好きでも作るのはズブの素人である石橋。果たして、ラジオを作ることはできるのでしょうか? 連載第1回となる今回は、ラジオのプロデューサーをしているフロンティアワークスの寺田純一さんをお招きし、ラジオ作りの裏側を聞きながら、これから目指すアニメイトタイムズラジオのヒント...
関連記事
『すずめの戸締まり』新海誠監督インタビュー|神木隆之介さんへのオファーは一度断れながらも電話で直談判!? 10年たった今だからこそ描く東日本大震災への想い
また新海誠監督の最新作がやってきます。まるで4年に一度のオリンピックを楽しみにするように、3年に一度のお祭りのような感覚で新海監督の作品を心待ちにしている自分がいます。それは、読者のみなさんも同じではないでしょうか。『すずめの戸締まり』はその期待を良い意味で裏切ってくれるはずです。だって、新海監督の作品ですから。公式サイトやTwitterで事前にアナウンスされているように、本作『すずめの戸締まり』は、地震をモチーフにしている、花澤香菜さんや神木隆之介さんが出演する、監督史上最大規模の作品、といった気になる情報がいくつか散見されます。新海監督はどういった経緯で『すずめの戸締まり』の制作に踏み切ったのでしょうか。本稿では、映画公開を直前に控えた新海監督に行ったインタビューの模様をお届けします。監督の言葉の端々に隠されたヒントを読み解いていきましょう。おすすめ記事寂しい風景が増えた日本ーー試写で作品を拝見させていただきました。待望の新作ということでワクワクしております。新海誠監督(以下、新海):3年ぶりになってしまい申し訳ありません。観客のみなさんがどう思っているのか気になっています。ーー新海監督の作品では珍しいロードム...
おすすめタグ
あわせて読みたい

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2024年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2024春アニメ何観る
2024年春アニメ最速放送日
2024春アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング