【連載】TVアニメ『ゾンビランドサガ』ゆうぎり役 衣川里佳さん×星川リリィ役 田中美海さんインタビュー【SAGA. 04 RE_後編】｜続篇のタイトルを聞いて思った「何にリベンジ？」

田中さんのガタリンピック入賞が話題に！　その気になる内幕とは？

――1期放送中から放送終了後にかけてフランシュシュキャストによるLIVEや佐賀でのイベント、タイアップなど様々な出来事がありましたが、印象に残っているものは？

衣川：放送前に美海ちゃんと茉希ちゃんの3人で参加したガタリンピックかな。行った時はみんな、初対面で。

田中：飛行機の中で「はじめまして」みたいな(笑)。

衣川：「どの役をやられるんですか？」とお互い探り探りで(笑)。

田中：「どんな話なんでしょうね？」、「佐賀が舞台みたいですよ」と。

衣川：更に佐賀に行って何をするのかも聞かされていなくて。

田中：『ガタリンピック』に出ますということだけで。

衣川：ちょっと汚れるくらいの泥遊びレベルかなと思ったら……。

田中：HP見たら、全身泥まみれで。

衣川：「こんなになるんですか？」と尋ねたら「ちゃんとやったら足元くらいですから」と。この時からウソをつかれていた気がします(笑)。アニメの中でもガタリンピックが描かれると聞かされけど、「これをゾンビがやるの？」と。情報をもらったことで、更に謎が深まって。

田中：最終的には考えないようにしようという結論になりました。とりあえず、楽しんでやろうと。

【5話応援有難うございました！】#ガタリンピック のゾンビィばれ…ドキドキしましたね！
実は！ #河瀬茉希 #衣川里佳 #田中美海 がガチで参加したんです！田中さんはまさかの結末に！？
その映像がこちら！

フルverは2/22発売BD2巻に特典映像として収録されます！ pic.twitter.com/7bVQWgDOXo

— ゾンビランドサガ リベンジ_TVアニメ公式 (@zombielandsaga) November 1, 2018

――でもこの前の宮野さんがおっしゃっていましたが、『ゾンビランドサガ』という作品が制作されることや、衣川さんや田中さんが出演していることはガタリンピックの出場者だけではなく、世間にも発表されていない状況だったそうですね。そんな中で田中さんがまさか入賞してしまうという……。

田中：私も「やっちゃった！」と思いました。競技前に「インタビューされたらどうします？」、「名前くらい、言っちゃいましょうか！」とスタッフさんとしていたら、まさかゴールしてしまって。「それではゴールした女性の方にお話をうかがいましょう」と私の前にマイクが。

衣川：しかも他の方にもインタビューしていたけど、なぜか美海のところだけ長くて。「すごく、かわいらしい声してますね？　そういうことをやられているんですか？」と言われて。

田中：仕方なく「声優です……」と。しかもネットで配信されていたため、「何で田中美海が5月に佐賀に行ってるの？」とネット上でもザワザワして。

――声優3人がプライベートで佐賀に行って、ガタリンピックに出場したのかと。

衣川：しかも変なTシャツ着て。

田中：泥まみれになったので、結果的にはよく見えてないけど。

衣川：カメラが撮影をしていたので、何かしていたとは思っていたでしょうけど。

田中：その場で説明できなかったし、数カ月経っても情報も出なくて。本当は言いたかったですよ！　「秋に放送が始まる『ゾンビランドサガ』のロケです！」って。発表されるまで、私が入賞した動画がYouTubeに上がって、ただイジられまくっただけで(笑)。

佐賀県庁で国賓級の扱いを受けた衣川さんと田野さん

――河瀬さんは佐賀に行くとスター扱いされるとおっしゃっていましたが、実感されたことはありますか？

田中：衣ちゃんとアサミさんの2人で行った時もすごかったんでしょ？

衣川：県庁からお招きを受けたということで、佐賀県庁へ行ったんですけど、扉が開いた瞬間、目の前にかなり長い花道ができていて。「ようこそ！　佐賀へ」の垂れ幕もあって。

田中：しかも拍手もすごくて、エレベーターにつくまで鳴りやまなくて、「もういいです！　いいですから！」と困惑する2人の表情がまたおもしろくて(笑)。

――スターどころか、もはや国賓級ですよね。

衣川：別の場所でも私たちが行くことがサプライズで、ただ取材を受けるとしか知らされていなかったそうで、私たちが「こんにちは」とごあいさつしたら「えっ!?　待って！」と動揺しながらひざから崩れ落ちそうになって。「私、ファンなんです」と震えながら言われて。そこまで喜んでくださるのは嬉しいし、「佐賀県民の方は皆さん、見てくれているんだ」と実感しました。

――あとフランシュシュ座談会で、今後やりたいこととして田中さんはゾンビメイクしたいとおっしゃっていましたが、ABEMAの番組で実現しましたね。

田中：やりましたね！　せっかくなのでゾンビメイクがしたいと思っていたけど、リリィは傷がないので、どうゾンビ感を出そうかと考えた末、口の周りを血まみれにしてみました。目の周りを黒くしたり、傷を書いてみたり、普段はなかなかできないし、ハロウィン感もあって楽しかったです。

衣川：口に出したら実現していくのが『ゾンビランドサガ』なんですね。

【ハロウィン特番終了しました】
ご視聴いただきありがとうございます！
本渡さんと田野さんによる生ラップ如何でしたでしょうか。お見逃しの方はアーカイブからどうぞ！

明日はいよいよ5話放送！お願いします！https://t.co/FsMdrgYIop#本渡楓#田野アサミ#河瀬茉希#衣川里佳#ゾンビランドサガ pic.twitter.com/OQFYyNrf0O

— ゾンビランドサガ リベンジ_TVアニメ公式 (@zombielandsaga) October 31, 2018

印象深かったアルピノでのライブ。ライブするたびに成長を実感し、青春感も

――またフランシュシュとしても、東京や佐賀などで何度もライブパフォーマンスされましたね。

衣川：ステージに立たせていただくたびに成長させていただいている気がするし、実際、ライブのたびにレベルが上がっていると思います。

田中：初披露の曲でも皆さん、コールなど合わせてくださるし、『ゾンビランドサガ』をこんなに愛してくださっているんだなと。やっぱりアニメの最終回でライブをしたアルピノでやれたことも嬉しくて。きっと普段はライブをやるような場所でもないだろうし。

衣川：体育館みたいな場所だしね。

田中：スタッフさんたちも上のほうを暗幕やカーテンを貼ってくださったり、空調も何とかしてくださったり、いろいろな方の助けをお借りして開催できたし、地元の方もたくさん来てくださって。遠征で来てくださった方は聖地巡礼も兼ねて、まるまる『ゾンブランドサガ』を満喫されたみたいで。

――フランシュシュの楽曲は歌うのも難しいのに、振りも難易度が高くて。定期的に活動をしているわけではないのに、集まってすぐにパファオーマンスできる皆さんもすごいと思います。

田中：他のアイドルものの作品と比べてライブ数が多いわけではないので、毎回一点集中で、みんなで助け合いながらやっています。

衣川：「最高のステージにしようね」と。熱量もすごいし、キャストもスタッフさんも一体感もあって。楽しみながら作り上げていく過程はまさに青春だなと。

田中：大変ではあるけど、それ以上に楽しいんですよね。リハーサルスタジオに向かう時からワクワクするし、全然苦じゃないんです。