2021年3月前半の総括（映画）｜青山吉能『みずいろPlace』#19

今回のテーマは「映画」です

そんな、タンスの奥から引き出されたしわしわTシャツを着ながらお送りします今回のみずプレ。

テーマは「映画」です。

映画をテーマに話すくらいだからさぞ詳しかったりちょっと人と違う見方をしていたりするんだろ〜？？ワク、と思っている皆さま！

悲報です。

私って映画も絵画も音楽も、実は文化的なことぜ〜んぜん詳しくないまったく深みのない人間なんですよ〜！なのにそれでもなんかちょっと知っている知識や感じたことを話したりするとそこを取り上げられ少しだけ褒められたりするのであれよあれよとここまできてしまいました〜！！！！

昔からあまり集中力が無くなにかに没頭するのがまあ比較的苦手だったので、ピアノの練習なんてサボりにサボりまくっていたし映画などを観てもあまり内容を覚えていたり感銘を受けていたりすることって難しかったんです。特に人物名がカタカナだったらおてあげからあげ。

かの有名なハリウッド魔法学校シリーズも１作目しか知りません。もうすでにパッと名前のでてこないあの…光る棒でどうにかなるあのなんだっけ……スターウォーズ、これに関しては１mmも知りません。何回か親に連れられて観にいったはずなのですが覚えているのはキャラメルポップコーンの味付きの部分だけをきれいに食べる選手権をしたことくらいです。（音を立てるとげんこつです）

そもそも『映画好きだったらきっと唸るようなきっとエモいんでしょうな日常シーン』が苦手だったんですね。

せっかくフィクションなのだから現実じゃ起こり得ないことがある−例えば血が飛び散るとか空を舞うとかがあるなど、を文脈丸無視の転転転転転転結ーッッくらいで運び込まれないとこちとら目を見張れないというか…。そんな思春期を過ごしてしまいました。

まあ最近だとそういった激しい部分もだいぶ丸くなりまして、というかあまりにも転びすぎると痛いと感じる年齢にもなっていき、しっかりと助走は必要なんだなと学んでいきました。

そんなわたしにも「映画を観なさい」という言葉は、わたしの大切な人生の節目節目に、大切な人たちからいただきます。

たった一時間、二時間で何十年もの旅に出たり、一生が終わったり、はたまた入れ替わったりする、この総合芸術を味わいなさいと。

非文化的に生きてきたよぴぴですが、せっかくなのでそんな中で出会ったひとつの映画を紹介させてください。