『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン！っとGoGo！大変身！！』本日公開！悠木碧さん、三瓶由布子さんが語る母と娘、それぞれの立場から見た “プリキュアのすごさ”

合体フォーム“ドリームキュアグレース”も！

──今作は変身シーンも見どころのひとつ。『プリキュア』がヒーリングアニマルと合体した“パートナーフォーム”を見たときはどんな印象がありましたか？

悠木：いやぁ、もうめっちゃかわいい。立ち絵を見たときに「ひえ～！　かわい～！」って（笑）。

「スパークルがしましまの靴下履いてる～！」、「グレースのうさ耳、あざとい！」って（笑）。語彙力を失うかわいさがありました。あと和テイストに寄っているのもいいなと思いました。今までは西洋のドレスっぽい姿に変身していたので新鮮で。変身シーンも和っぽくってカッコいいなと思っています。

──さらに「キュアドリーム」と「キュアグレース」の合体フォーム“ドリームキュアグレース”も登場します。

悠木：あの絵を見たとき、ドリームとグレース、結婚するのかと思ったんですよ（笑）。多様性の時代だもんねって。

三瓶：ダブル花嫁で（笑）。白が基調ですもんね。

悠木：お互いのモチーフがお互いの衣装にあって。お互いのモチーフをお互いに取り入れるってヤバくないですか？　オタクとしてたまらないヤツです（笑）。ユニットのように合わせられているので、並んだときに可愛いバランスになっていて。でも、少しずつ違うのもまた良いです。

三瓶：映画を一回見ただけだと分からない部分も多いので……。

悠木：繰り返し観てもらいたいですね。何度も変身しますし、今回は私服も変身するので。私服もすごくかわいいんです。私服はコミカライズの上北ふたご先生がデザインしてくれているそうなんです。のどかのハイネックさいこ～！って（笑）。

三瓶：（笑）。個人的に気になっているのが、ココフォームはないのかなって。

悠木：ココフォーム、ヤバい！

三瓶：でも、うちの妖精たちは能力そんなにないので……（笑）。

悠木：みんなパートナーフォームでイケメンになったら見てみたい！

三瓶：なるほどね、その発想なかったわ！　逆にイケメンがドリーム風になってもいいよね!?

──ゆめ広がりますね！　ゆめといえば、映画の中の東京では心の中に思い描いた夢が映し出せる“ゆめアール”体験が大流行中です。おふたりがゆめアールで映し出したいものはありますか？

悠木：（映画に登場する）あのくじらさん便利ですよね！「上にいくほど酸素が薄い」とか気にしなくていいんでしょ？（笑）

三瓶：「さむ～い！」とかない！（笑）　私は洋服ですかね。『ドラえもん』のひみつ道具の“きせかえカメラ”が好きだったんです。でもきせかえカメラは服のデザイン画をカメラに入れなきゃいけないんですが、ゆめアールの場合は考えるだけで洋服を変えられるなって。……でも、想像力が必要なのかな。

悠木：どれぐらい縫製とか考えなきゃいけないんだろう（笑）。気になる。

三瓶：でも、そう考えるとゆめアールって最高だね。着たい服を再現できたら、服に悩まないし、買わなくてすんでしまう。

悠木：経済が破綻しますね……！

三瓶：（笑）。

和テイストのフォームが「新鮮！」

──ところで、プリキュアのフォームに和の世界観が入ることはなかなか珍しいように感じます。和のフォームを見たときはどんな印象を抱きましたか？

　
悠木：『キラキラ☆プリキュアアラモード』の『映画 プリキュアドリームスターズ!』が和の世界観だったんですよね。キツネのお面と和装の子が出ていて（※悠木さんは『キラキラ☆プリキュアアラモード』の大ファン）。だから「あーーーアガるーー！」って（笑）。

シンプルに気持ちがあがりました。憧れの “素”に触れて、私も夢を叶えてもらってるような気持ちでした。

今作はオリンピックが想定して作られているお話だとも思うんです。海外の人が遊びにこられるからこそ「子どもたちにも日本の良さを感じてもらいたい」という気持ちもあったと思います。今やることの意味を考えてデザインされているんだなと思いました。

三瓶：（敵の）エゴエゴもキツネ風ですし。自分たちの代のときも和テイストのお話があってモチーフとしてちょっと入ることがあったんですけど、変身フォームはフリルやリボンが多いイメージだったので新鮮でした。これがキッカケで和モノの『プリキュア』が生まれる可能性がありますもんね。

悠木：それ、いいですね……！

三瓶：映画フォームの子ども向けの衣装出ないですかね？って。新鮮だけど馴染んでもいたので、和のテイストを『プリキュア』の世界で描くとああなるっていう職人技を見た気持ちです（笑）。かわいかったです。

悠木：ファンアートでファイブさんたちの和装っぽいフォームを描く人も出てくると思います（笑）。

三瓶：待ってます！（笑）