夢はもう夢じゃない――5年振りの「オムオムライス」、UCCHARI BIG-BANGS初ステージ、プリパラナースの新曲に、『アイドルランドプリパラ』OPフル初披露まで！『プリパラフレンドシップ　オータムライブ2021』詳細レポート

２０２１年9月25日（土）、『プリパラフレンドシップ　オータムライブ2021』が東京・J：COMホール八王子＆配信プラットフォーム「ミクチャ」にて開催・配信されました。

本公演は『プリパラ』シリーズ＝『プリパラ』、『アイドルタイムプリパラ』、『アイドルランドプリパラ』のキャストによる、3回目の単独ライブ。有観客では2019年4月以来の開催となります。

真中らぁら役の茜屋日海夏さん、南みれぃ役の芹澤優さん、北条そふぃ役の久保田未夢さん、東堂シオン役の山北早紀さん、ドロシー・ウェスト役の澁谷梓希さん、レオナ・ウェスト役の若井友希さん、黒須あろま役の牧野由依さん、白玉みかん役の渡部優衣さん、ガァルル役の真田アサミさん、紫京院ひびき役の斎賀みつきさん、ファルル役／ちゃん子役の赤﨑千夏さん、緑風ふわり役の佐藤あずささん、真中のん役の田中美海さん、月川ちり役の大森日雅さん、太陽ペッパー役の山下七海さん、北条コスモ役の山本希望さん、黄木あじみ役の上田麗奈さん、夢川ゆい役の伊達朱里紗さん、虹色にの役の大地葉さん、幸多みちる役の山田唯菜さん、華園しゅうか役の朝日奈丸佳さん、夢川ショウゴ役の山下誠一郎さん、三鷹アサヒ役の小林竜之さん、高瀬コヨイ役の土田玲央さん、大江戸シンヤ役の河合健太郎さん、ウシミツ役の鵜澤正太郎さんが出演しました。

本稿では昼公演の様子をお届けします！（以下、敬称略）

テーマに沿ってセットも和風に

本ライブのテーマは“秋のお月見パーティ”。上手に茶屋、下手に和風の街灯、モニターには月、中央にはうさぎの影が描かれた丸窓障子が。“オータムライブ”ならではの雅やかな雰囲気の中、オープニングを飾ったのは、コズミックオムライスダ・ヴィンチ。らぁら（茜屋日海夏）、ドロシー（澁谷梓希）、みかん（渡部優衣）、コスモ（山本希望）、あじみ(上田麗奈)の5人が登壇。らぁらの「プリパラフレンドシップ　オータムライブ2021、盛り上がっていきましょう！」という掛け声とともにはじまったのは、なんと「オムオムライス」！　ライブで披露されるのは約5年振りとあって、序盤から客席はヒートアップ。カラフルなペンライトが彩る中、「みんなで一緒に～！」とオムライスのマークを作りました。

続いて、にの（大地 葉）とシオン（山北早紀）がステージ中央からオンステージして「快打洗心♡カッキンBUDDY」を。＜「どんな困難にも 立ち向かって行くのだ!」 「はいっす!」 「囲碁も野球も目指すは?」 「当たり!」＞という冒頭のセリフのあとに、「オータムライブ盛り上がっていこう！」（シオン）「いくっすよ～！」（にの）と全力疾走します。

豪華楽曲でお月見パーティ

ここからはデュエット曲を立て続けに披露します。まずはアロマゲドン＝あろま（牧野由依）とみかん（渡部優衣）による「でび＆えん☆Reversible-Ring」。悪魔と天使によるゴシカルさとキュートさが入り混じったこの曲で客席とブルーとピンクに染めあげます。セレブリティなちり（大森日雅）としゅうか（朝日奈丸佳）が煌びやかなダンスナンバー「ゴー！ゴー！ゴージャス！」を歌唱すると、ステージ上手からお団子作りに疲労困憊のドロシー（澁谷梓希）とレオナ（若井友希）が雪崩込み、双子ならではの息のあったステージで「Twin mirror♥compact」を披露しました。曲中でドロシーが「サイリウムでお団子作りを手伝って！」と声を掛けみんなでお団子作りをする場面も。これが後に事件（!?）に発展するとは、まだ誰も知りません。

続いては、ゆい（伊達朱里紗）、にの（大地葉）、みちる（山田唯菜）がソロ曲を歌唱。ゆい（伊達朱里紗）の「チクタク・Magicaる・アイドルタイム！」ではモニターの満月が時計に変わったり、にのは「あっちゃこっちゃゲーム」のイントロでうさぎを思わせるポーズをしたり、みちるは「GOスト♭コースター」で和傘を使ったパフォーマンスを見せたりと、三者三様のお月見パーティを展開しました。

「0-week-old -Falulu with Hibiki Ver.-」の初披露に感動

雰囲気をガラりと変えたのはファルル（赤﨑千夏)とひびき（斎賀みつき）のステージです。ネジの音が響くと、ステージ中央にスポットライトを浴びたファルルのドーリーな姿が。すると下手からひびき（斎賀みつき）が登壇し「0-week-old -Falulu with Hibiki Ver.-」をデュエットします。ファルルが＜私を愛する人はどこにいるの？＞と問いかける場面では、ひびきがファルルのそばにいき手を差し伸べエスコート。“目覚めのファルル”、そしてTricolor結成に至るまでをミュージカルのごとく表現した世界観に客席からは大きな拍手が沸き起こりました。