新番組『デリシャスパーティ♡プリキュア』 オンラインお披露目会見レポート｜メインキャストを務める菱川花菜さん、清水理沙さん、井口裕香さんが『デパプリ』の愛を語る！

ごはんにまつわる、3人の大切な思い出

ここからはご飯にまつわる思い出をうかがいました。3人の“ほかほかハート”が溢れるご飯にまつわる思い出として……。

菱川「保育園のときにみんなで畑でじゃがいもをとって調理をしました。その時食べたじゃがいもの炒めものが美味しすぎて、今でもたまに思い出します。世界一美味しかったです。先日再現しようと思って覚えている記憶で作ってみたんですが、あのときのような電撃のような美味しさではなくて。自分たちでいちからじゃがいもを育ててみんなで一緒に料理をしたから、愛情深い料理になったのかなと思いました」

清水「母の手料理です。今は離れて暮らしているんです。日常生活でバタバタしているとお弁当を買って帰るんですが、それももちろん美味しいんですが、母の手料の美味しさは格別。今思い返すと、愛情という隠し味が入っているように思います。母も仕事で忙しいながらも毎日手料理を作ってくれていたので、改めて感謝したいなと思っています。食卓がほかほかハートに溢れていたなと思っています」

井口「私が小さいころ井口家は８人の大家族で住んでいたんです。みんな揃わないと“いただきます”をしなくて。お母さんとおばあちゃんが作ってくれたことももちろん美味しいんですが、その日あったことを共有したり、相談したり。食べ物も大切ですけど、その時誰と一緒に食べて、どんな時間を過ごすのかが大事だなと今あらためて思います。あの時、私には見えなかったけどほかほかハートが飛んでいたはずです！」

今作のコンセプトにちなんで、頑張りたい時、元気になりたい時、勝負に挑む時など、まさに大事な時に食べることで力を分けてもらえる料理「私のプレシャス（大切な）ごはん」を明かしました。

菱川「ラーメンが大好きです！　あるラーメン屋さんの少しお高いラーメンが大好きなので、なにか良いことが会った時などにご褒美として母と食べに行っています」

清水「行きつけのイタリアンがありまして、パスタが格別に美味しいんです！　ぜひ皆さんに食べていただきたいくらい！　ひとりで行くことが多いんですが、店員さんもすごく優しく、店内にほかほかハートが溢れています。なくてはならない、私にとって大事なお店です！」

井口「話を聞いてたらラーメンもパスタも食べたくて仕方ない！（笑）　私のプレシャスご飯は母の作ったコロッケです。今日世界が終わってしまうとしたら、絶対に母のコロッケが食べたいです。特別な調理法ではないんですけど、すごく美味しい。じゃがいもがころっとしてて、程よく薄めの衣が作っています。母の切ってくれたキャベツと一緒に食べることが大好きです。一日8個は食べれてしまいます！」

清水さんの意外な趣味が明らかに？

それぞれのキャラクターとの共通点もあるようです。

らんは食べ物への好奇心が人一倍強く、キュアスタ（『デパプリ』におけるSNS）にも食べ物の投稿をしてその熱い思いを広めている情熱的な一面も。井口さんが人一倍情熱的になれることは……「かわいいものが大好きです！　犬とか、ヤムヤムとか、コスメとか、女の子とか。らんと同じく、SNSの情報をくまなくチェックしています。素敵なものを見つけたら私も共有しています。食べることも大好きです！」

一人で過ごす時間を大切にしているというここねにちなみ、「癒やしの時間」について聞かれた清水さんは「私もここねと一緒で、ひとりの時間を大切にしています。ピアノに触ったり、音楽を聴いたり。最近新しい趣味を見つけて、将棋を指すのがすごく好きになったんです。盤の上にパチンパチンと一人で駒を置いていく時間がとって癒やしの時間になっています。プロの棋士さんの棋譜を並べるのが大好き。それで頭をリフレッシュすることで、アイデアが沸くこともあるので、本当に大切な時間です」と意外な趣味を告白しました。コロナ禍で自宅でできる趣味を探していていたところ、藤井聡太さんのニュース記事をきっかけに将棋に興味を持ったそうです。今では毎日のようにプロの方たちの対局をチェックしているんだとか。

そして「ご飯は笑顔！」というおばあちゃんの言葉を大切にしている和実ゆいにちなみ、「大切にしている言葉」を聞かれた菱川さんは、「“ありがとう”と“ごめんなさい”は、いくつになっても絶対にちゃんと言えるようにしたいと思っています。“ありがとう”や“ごめんなさい”みたいなシンプルな言葉って、意地を張ってしまって言いにくい時があると思うんですけど、そういう時こそ自分の気持ちをちゃんと伝えるのが大事だなって思います」と明かしました。

菱川さんの第一印象は「眩しい！」

キャストの皆さんの印象についてもうかがいました。

井口「花菜ちゃんはオーディションのときから印象的です。制服で颯爽と現れて。ミニスカートにくるぶしソックス！　爽やかな飲料水のCMの子が出てきたような感じで“眩しい！これはもうプリキュアだ！”って思いました。挨拶もおはようございます、おつかれさまです！とかじゃなく“こんにちは”で。その印象は今も変わらず、アフレコ現場でも誰よりも元気に明るく引っ張っていってくれています。花菜ちゃんがいてくれるだけで場が明るくなります。本当にプレシャスな女の子だなと思います。

清水さんはキュールビューティー。キュアスパイシーと一緒で、常に穏やかで現場全体を見ている印象があります。先日は美味しいパンを差し入れしてくださったんです。でもきっと、もっともっといろいろなかわいい部分や、意外な一面もあるはずなので、私もまずは将棋を勉強していきたいなと思います（笑）」

清水「花菜ちゃんはゆいそのままという感じがします。オーディション会場は緊張感にあふれているんですけど、その中で元気いっぱいな挨拶が聞こえたんです。パッと見たら学生服の女の子で。“あっ眩しい！”って思いました。ゆいは状況を把握する力がすごく高いんですが、花菜ちゃんもそうで。前向きさと明るさを持っている子なので、いつも現場を明るくしてくれてありがとうという気持ちです。

井口さんは同じ年なのに、業界を引っ張っているすごい方という印象があります。井口さんは毎週のように美味しいものを差し入れしてくださったり、話しかけてくださったりと本当に優しくて。“懐に入っちゃえ！”という感じで親しくさせてもらっています。このひとについていけば間違いないなというような方です」

菱川「清水さんとはオーディション会場ではじめてお会いしたんですけど、すごくお綺麗な方がいる！って。その時も青のお洋服できていたので、キュアスパイシーだなと思っていました。私が頼ってしまう時も、広い心で受け止めてくださっています。清水さんと一緒に作品を作れて幸せだなと毎日思っています。

井口さんもいつも本当に優しくしてくれて。私が緊張してしまっているときもすごく話しかけてくれるんです。美味しいものやお手紙をくれるので、気をはらずにいられるというか。支えてもらっています。いつもありがとうございます！」

ちなみに井口さんからの差し入れは「アフレコ現場で食べやすいもの」を意識しているそう。みんなそれぞれ現場に持ってきているんだとか。皆さんの言葉から温かな現場であることが伝わってきます。