TVアニメ『クールドジ男子』一倉颯役・小林千晃さん＆二見瞬役・内山昂輝さんインタビュー｜原作ファンも納得できるクオリティ！　ストーリーとシンクロしていた収録現場のある出来事とは？

お二人の“クールドジ”タイプとは？

──本作にはさまざまなタイプのクールドジ男子が登場しますが、ご自身が1番近いタイプは誰でしょう？

小林：僕は蒼真と三間の間ぐらいかもしれないです。

内山：間！？

小林：自分のミスを受け入れるタイプなんですけど、別にそれを楽しもうとかではなく……なんていったらいいんだろう（笑）。

たとえば、のどスプレーの代わりに鼻スプレーをシュッシュッしていたときがあったんですけど……。

内山：えっ!?

一同：（笑）。

小林：その間違いに気づいたときは1人ですし、それに対して“やっちまった～”って思うんですけど、じゃあ普通にのどスプレーを使い直そうというぐらいで反省するほどのミスをしたわけでもないので、彼らがするぐらいのドジだったら、それはそれとして受け入れていくんじゃないかなと思います。なので、どっちかというと、三間タイプなのかもしれません。

内山：そんな間違いをしたら人生終わった……と思うので、僕は絶望タイプです。

小林：新しいタイプだ！（笑）でも、本当に内山さんリスクマネージメントすごいですよね。

内山：リスクは嫌ですね、避けられる失敗はなるべくしたくないって思っちゃうんです。最近は本当にチャレンジ精神がないなぁ。

小林：台本を忘れたこととかありますか？

内山：多分なくはないけど……あとは、家でものをぶちまけたりするのがすごく嫌かも。お菓子とか。あのとき横着せずにハサミをつかっておけば、夜中にキッチンを掃除せずに済んだのに……とがっかりしたことが何度もあります。

あと、掃除しなきゃいけなくなったとき、ただ掃除するだけじゃ暇なので何かラジオや音楽を耳に流そうかなと思ったら何を選んだらいいのかわからなくて10分ぐらい経ってしまって呆然としたり。リスクマネージメントというより、そういう謎の失敗ばっかりです（笑）。

小林：自分が起こしている行動なのに翻弄されているんですね（笑）。

内山：そうそう。自分の不思議な戦略が連鎖していって、いつのまにか身動きが取れなくなっちゃう。

小林：内山さんは“天才型自己完結タイプ”なのかもしれませんね。

内山：天才型自己完結（笑）。

──ちなみに、最近身近に起きたドジはありましたか？

小林：新年元日に実家に帰ったとき、久しぶりに兄弟も全員そろったので家族で初詣に行こうとバスで移動したんです。母親がバスの乗車券を買ってきてくれたんですけど、ファミリー乗車券を買っていて、結局使えなくてそれぞれお金を出して乗車券を買いました（笑）。