TVアニメ『氷属性男子とクールな同僚女子』音無さん役・佐倉綾音さん×火鳥くん役・仲村宗悟さん対談インタビュー｜健康的なパワーをもらえる2人組！トレンディードラマのような面白さが詰まっている

目指すはトレンディードラマ！

——雪女、妖狐、不死鳥とさまざまな末裔が登場することにちなみ、自分がもし何かの末裔だったらどんな末裔だと思いますか？

仲村：その質問、待ってました……！

一同：（笑）。

佐倉：さっき現場で、この質問に対する答えを私が全然思い浮かばなくてどうしようと話をしていたら「俺はもう決めている」と（笑）。

仲村：1番のドヤ顔でした。

——では、そんな仲村さん自慢の回答をお聞かせいただけますでしょうか。

仲村：僕は沖縄出身なので……“シーサー”の末裔でお願いします！

佐倉：……シーサーって末裔とかあるんですか？（笑）

——佐倉さん、ナイスツッコミです！

佐倉：さっきすぐにアフレコが始まったのでツッコミそびれちゃったんですけど、シーサーって末裔とかあるのかな？とずっと思いながらアフレコしていました（笑）。

　
仲村：どうやってシーサーが生まれるのかわからないですけど、末裔あるでしょ！

佐倉：そもそも、シーサーって神様なんですか？

仲村：守り神です！

佐倉：神様って末裔とかあるの……？

仲村：……えっ？

一同：（笑）。

仲村：とにかく、僕がみんなを守ります！

——守ってくれるのですね（笑）。

佐倉：沖縄に妖怪っていましたっけ？

仲村：「キジムナー」というガジュマルに住むと言われているイタズラ好きの妖怪がいます。あっ、僕はキジムナーの末裔ではなく、シーサーの末裔ですからね。

一同：（笑）。

——佐倉さんは、自分は何の末裔だと思いますか？

佐倉：私は人間の末裔がいいです！

仲村：あはははは！

佐倉：あまり他の生き物になりたい気持ちがなくて……でも猫なら良いかも！家に永遠にいたいので、家猫の末裔でお願いします。

　
仲村：家猫の末裔!? あんまり外に出たくない人なんですか？

佐倉：はい！人に連れ出してもらわないと本当に外に出ないので。連れ出してくれる人たちにとても感謝しています。

スタッフ：猫又でも、山の中にいる猫と人の家で飼われている猫の2種類がありますよ。

佐倉：お～！じゃあ家猫又の末裔で！

一同：（笑）。

佐倉：それか、うちの猫たちが妖怪になってほしいです。

仲村：愛情をかけて育てれば間違いないですよ！

佐倉：みんなで末裔になります（笑）。

——ありがとうございます（笑）。最後になりますが、アニメを楽しんでご覧になっている皆さんへ後半の見どころを踏まえて一言お願いします。

仲村：だんだん日を追うごとにみんなで行動することが多くなってくるので、みんなの関係性の深まり方を一緒に楽しんでいただけるんじゃないかなと。今日のアフレコでも、音無さんが狐森さんに対して敬語とタメ口が入り混じる部分があって、この後にはもっとタメ口になるのかな？と想像するのも楽しいと思います。そんな関係の深まり方を、ぜひ注目して楽しんでください。

佐倉：そういえば、まんきゅうさんが「トレンディードラマにしたい」という謎の言葉を残して、第1話のアフレコが始まりました（笑）。

——トレンディードラマですか！

佐倉：確かに原作を読んでいると、小さなエピソードの積み重ねで話が進んでいくので、これを30分のTVアニメシリーズに落とし込むってどうやって描くんだろうととても不思議だったのですが、その言葉を聞いてとても納得したところがあって。

社会人としての面白さと、みんながみんな、いち人間として生きている面白さが交互に楽しめる社会人の青春を詰め込んだ作品だなと思いました。私自身、OL経験がないので新鮮で面白かったです。

もし、学生さんが見てくださるなら「社会人になったらこんな楽しいことが起こるのかな？」と理想を与えられるところがあると思いますし、実際に社会で働いている方が見てくれたら「うちはこんなんじゃないよ～！」と思うところがあるかもしれません（笑）。

そういうところも含めて、皆さんにとって日常の癒しになる作品になれば良いなと思っています。