声優
81キッズを体験した西山宏太朗が語る、子どもたちの可能性と期待【インタビュー】

小学生が対象の声優養成所「81キッズ」を体験した西山宏太朗さんにインタビュー|考えて、理解する力を養うレッスンに感心! 小学生たちのまっすぐな表現、レベルの高さに「ありがとう」

レクリエーションを通して養う、声優に必要な「瞬発力」と「想像力」

――今回、3つの授業を体験されましたが、それぞれを振り返った感想をお聞かせください。最初に参加されたのは「高学年クラス」のウォーミングアップで、「だるまさんの1日」、「後出しじゃんけん」、「リズム連想ゲーム」を生徒たちと一緒に体験しました。

西山:瞬発的に何かを発するので、頭の回転が速くなるゲームだと思いました。他の人から受け取ったものに対して、こちらからすぐに返すことは、僕らがお芝居をしていく中でも行っていますが、「リズム連想ゲーム」にはそういう要素があって。しかも、みんなできていたのですごいなと思いました。

――前の子から「青・海」とパスが来たところで、「海……」みたいに次の子につなぐところは生徒だけでなく、西山さんも苦戦されていましたね。

西山:難しかったです。何とか最後まで残れましたが、最後は負けてしまって準優勝で。目の前で大喜びされてすごく悔しかった(笑)。これをやり続けたら、きっとコミュニケーション力が上がるし、頭の回転も速くなって、めちゃめちゃ鍛えられるんでしょうね。

――バラエティ番組でもよく見る「後出しじゃんけん」は、反射神経と瞬時の判断力が大切だと思っていましたが、水島さんは「負けることが大切な時があるから、勝たなければいけないという固定観念を持たないように」とおっしゃっていました。

西山:いろいろな感性、いろいろな表現の方法があることを学べますね。レッスンの中で「どうしてその表現を選んだの?」と問いかけることが多くて。その表現が不正解なわけではないし、むしろ正解もなくて、自分がなぜそういう表現をしたのかを考えて、理解できていることが大切で。問われた時にみんな、ちゃんと説明できるし、話しながら考えることができていたのはすごいですね。

――「後出しじゃんけん」で、水島さんが出したじゃんけんに対して、西山さんが出すのがかなり遅かったような(笑)。

西山:衰えですね(笑)。これが小学生と32歳の差でしょうか?(笑)

――「だるまさんの1日」も「だるまさんがころんだ」から派生したものですが、後ろ向きで鬼がお題を出してからみんなが動くというのが新鮮でした。

西山:鬼が何を言うのかわからないので、ドキドキしました(笑)。瞬時に発想することに加えて、体も使いますから。みんなで目を合わせてやったりもしたので、ソロプレイでもありつつ、チームプレイの部分があるし、激しいアクションをする度胸も鍛えられます(笑)。僕自身、同じお題でも、こんなにもそれぞれ表現が違うのかと思ったり、そろうこともあっておもしろかったです。

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