春アニメ『履いてください、鷹峰さん』の先行上映会は完全無修正版「未だ穢れ知らぬ乙女ver.」が上映!? 久保ユリカさん、粕谷大介さん登壇の先行上映会レポート

2025年4月から放送スタートのアニメ『履いてください、鷹峰さん』（柊裕一さん原作）。放送を1ヶ月後に控えた3月2日に、東京・池袋HUMAXシネマズにて「TVアニメ『履いてください、鷹峰さん』キャストトーク付き《未だ穢れ知らぬ乙女ver.》先行上映会」が開催されました。

地上波では修正版が放送される本作ですが、今回の1話から3話までの先行上映会はなんと完全無修正版《未だ穢れ知らぬ乙女ver.》を上映！

18歳入場禁止のムフフな先行上映会の後には高嶺役を演じる久保ユリカさんと孝志役の粕谷大介さんのトークショーも行われた本イベント。キャストのお二人が「配信されていなくて助かります」と言うほどのトークが!?

本記事では、上映後に行われたトークショーを中心に先行上映会の模様をお届けします。

履いてください、鷹峰さん

「私にパンツを履かせなさい」生徒会長の鷹峰さんはスクールカーストのトップオブトップ、神！対して、友達も存在感も皆無の白田くんは、ある日鷹峰さんの生おっぱいを見てしまったことでスクールライフが変わり始める…。なんと鷹峰さんは”未だ穢れ知らぬ乙女(エターナル・バージンロード)”という能力でパンツを脱いで時をかける乙女だった。ノーパンではいられない鷹峰さんのクローゼットとして白田くんは鷹峰さんにモモ色おねだりをされ続けるハメに…。そんなとき思わず言っちゃう、「履いてください、鷹峰さん」！TVアニメでもたっぷりモモ色おねだり炸裂します！作品名履いてください、鷹峰さん放送形態TVアニメスケジュール2025年4月2日（水）〜2025年6月18日（水）AT-X・TOKYOMXほか話数全12話キャスト鷹峰高嶺：久保ユリカ白田孝志：粕谷大介絵梨依・エバーグリーン：上坂すみれ黒崎瑠理香：富田美憂スタッフ原作：柊裕一（掲載月刊「ガンガンJOKER」スクウェア・エニックス刊）監督：牧野友映シリーズ構成・脚本：佐藤裕キャラクターデザイン・総作画監督：山内遼　伊藤麻耶美術監督：芦野由紀子色彩設計：橋上あきら撮影監督：石塚知義（トライパッド）編集：山田聖実（エディッツ）音楽：...

1話の序盤から無修正版らしいシーンが!?

「完全無修正版とは一体？」「どのくらいすごいの？」など来場したお客さんが期待を膨らませるなか、場内が暗転して上映がスタート。白田くんのモノローグから始まり、「ボッチくんなのかな？」と同情していたらヒロインの鷹峰さんが登場。

背徳感があるドキドキシーンに続いて、二人きりの会話シーンでは……「ここか！」と無修正であることが誰もが一目でわかるシーンが展開。白田くんに上から目線で「自分のクローゼットになりなさい」と要求する鷹峰さんにSっ気を感じます。

鷹峰さんの小悪魔的な言動から本位がつかめないまま渋々クローゼットになることを了承する白田くんですが、鷹峰さんは時折、頬を赤らめたり、乙女チックな表情や素振りなどかわいさを存分に感じさせてくれるなど、3話通してピュアなラブコメを感じさせられつつ、今後の二人の関係が気になります。

そして鷹峰さんはどんなシチュエーションで白田くんに下着を付けるように要求するのか、さらに期待が高まる3話までの上映でした。

上映直後で照れくさそうな久保さんと粕谷さん

上映が終わった後、鷹峰高嶺役の久保ユリカさんと白田孝志役の粕谷大介さんが登壇。目の前のお客さんは3話まで観たばかりということで、二人は少し照れくさそう。ただ、場内を見渡して男性のお客さんが多いことに納得したり、「皆さん、どうですか？　こんな大画面であんなものを観られるなんて」と問いかける粕谷さん。

また久保さんは今回の先行上映会に関するSNSで「無修正」を強調するものが多い中、誤解されかねないと思い、引用リプをする時はその言い方をあえてボカしていたと明かします。

3話までの感想をお客さんに尋ねると、たくさんの拍手が起きて嬉しそうな2人。そして思っていたよりも美しく、エッチなものというよりも絵画みたいだったと話す2人でしたが、お客さんからは賛同の拍手がまばらで首を傾げます。

セリフに関する話では、既に全話録り終えていることもあり、パンツなどの単語も恥ずかし気もなく、何度も口にするようになったと語ります。だから皆さんにも「12話かけて慣れてほしい」とのこと。

ここで3話までの中から2人のお気に入りシーンを紹介。ネタバレとなってしまうため詳細は省きますが、どのシーンも鷹峰さんは顔を少し赤らめ、かわいさを感じられるシーンが選ばれていました。

粕谷さんが自身の選んだシーンの1つを指しながら「男性はこういう女性が好きですよね？」と尋ねると、お客さんからは先ほどと異なりたくさんの賛同の拍手が起こります。そして、粕谷さんから久保さんに、生でそのセリフを言ってほしいというリクエストが。

最初は断った久保さんでしたが、結局即興で実演することに。本気で演じる粕谷さんのセリフを受けた久保さんですが、おもしろい方向で演じたために粕谷さんからクレームが入ります。

テイク2でバッチリ決めた久保さんは、自身が選んだシーンの1つに地上波放送の際は白田くんのSD（キャラ）が入ると知り「厳しい！」とコメント。

収録時のエピソードでは、キェスト陣に加え、音響監督も前田茜さんと女性が多く、女性のほうがオープンな発言を飛び交わせていたそうで、粕谷さんは気まずそうに聞いていたと語りました。

また、現在公開されているPVの収録は少し時間が空いていたようで、久しぶりに「パンツを履かせなさい」のセリフを言ったら音響監督から「気合が入っていましたね！」と太鼓判を押されたと話す久保さん。

「健全版」と「紳士版」のPVで、それぞれ違う言い方をしていたり、ディレクションなどもこだわりがあったりと、久保さんも開放感があったそう。両方共に、要チェックです！

お互いのお芝居は役にピッタリと手応え！

粕谷さんはアニメでメインキャストを演じるのは今作が初めてで、更に久保さんと粕谷さんがほぼ2人きりで収録することが多く、とても緊張していたと明かします。ですが、久保さんは粕谷さんから緊張を感じず、白田くんにピッタリだと思っていたとのこと。

一方、久保さんは鷹峰のようなキャラクターを演じることは今までほとんどなく、オーディションを合格した時はとても驚いたそう。オーディション時にピックアップされたシーンにおもしろさを感じつつ、大胆に演じることを心がけたと語ります。先に原作を読んでいた粕谷さんからもピッタリそのままと言われて、久保さんは喜びの表情を浮かべていました。

そしてトークショーも終わりが近づくなか、「AT-Xだけいいものが観れちゃうかも？」と気になるコメントがあったり、Bru-ray&DVDについての特典情報が会場のお客さんだけに特別公開されました。詳しくは近日公開されるそうなので、お楽しみに！

最後の挨拶では、粕谷さんは鷹峰さんと白田くんの関係性に注目してほしいと語り、久保さんは一足先に終わった収録の打ち上げで、先行上映では無修正版でやったほうがいいと提案したそう。それが実現したので、この現場は言えば叶うと味を占めた様子で、生配信や最終回の無修正上映など定期的に何かをできたらと夢を膨らませつつ、個人的にもハマった作品なのでぜひ最後まで観ていただきながらみんなで盛り上げていきましょう！　と声をあげて先行上映会は終了しました。

TVアニメ『履いてください、鷹峰さん』は2025年4月2日（水）よりAT-X、TOKYO MXほかで放送開始！