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『ワイルド・スピードX2 【ザ・シネマ新録版】』高橋広樹×松田健一郎×渡辺穣 収録後座談会

『ワイルド・スピードX2 【ザ・シネマ新録版】』ブライアン役・高橋広樹さん×ローマン役・松田健一郎さん×テズ役・渡辺穣さん収録後座談会|若き日のブライアンを演じられる喜び。ローマンとの絆を象徴するシーンとは?

洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」にて、年末年始に『ワイルド・スピード』シリーズ一挙スペシャルが放送! 「ザ・シネマ新録版」を含むシリーズ11作が、スピンオフも併せて完全制覇できる貴重な機会となっています。

12月30日(火)19:00より放送されるのは、『ワイルド・スピードX2 【ザ・シネマ新録版】【4Kレストア版】』。ストリートカーレーサーとなった元警官が、フロリダの麻薬組織壊滅のため再び潜入捜査に挑むシリーズ第2弾です。

本稿では、ブライアン役・高橋広樹さん、ローマン役・松田健一郎さん、テズ役・渡辺穣さんによる収録後座談会をお届け。収録の感想や新録版の注目ポイントについて伺いました。

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ワイルド・スピードX2
「口説きの運転はオレが教えた。」ドミニクを逃がし、警察官の職を放棄して逃亡したためにLA市警を追われる身となったブライアン。ストリート・レーサーとして生活を送っていた彼はある日、FBIの一斉捜査によって連行されてしまう。しかし、犯罪歴の帳消しと引き換えに国際犯罪組織への潜入捜査の話を持ちかけられるたブライアンは、旧友のローマンと共に捜査へ向かう。作品名ワイルド・スピードX2放送形態実写映画シリーズワイルド・スピードスケジュール2003年8月23日(土)キャストブライアン・オコナー:ポール・ウォーカー(森川智之)ローマン・ピアース:タイリース・ギブソン(楠大典)カーター・ヴェローン:コール・ハウザー(てらそままさき)モニカ・フェンテス:エヴァ・メンデス(朴璐美)テズ:クリス・“リュダクリス”・ブリッジス(江川央生)スラップ・ジャック:マイケル・イーリー(タケムラアキラ)スーキー:デヴォン青木(小池栄子)※ソフト版を記載スタッフ監督:ジョン・シングルトン製作:ニール・H・モリッツ脚本:マイケル・ブランド デレク・ハース撮影:マシュー・F・レオネッティ音楽:デヴィッド・アーノルド公開開始年&季節2003実写化映画(C)2003UniversalStudio...

若き日のブライアンを演じられる喜び

ーー今日はどうも、お疲れ様でした。

全員:お疲れ様でした!今日はありがとうございました。

高橋:終わったって感じがしますね。

渡辺:いやー、最高です。

高橋:じゃさっそく反省会をやりましょうか(笑)

ーー収録が終わっていかがですか?

渡辺:なんだか今回はファミリーが出来上がる前の感じで、『ワイスピ』ゼロという感じがしましたね。それこそローマンとのコンビネーションもまだでしたから。

高橋:今回は初めましてからのスタートでしたからね。

松田:微妙な距離感がありましたよね。

渡辺:結局2人とも、ブライアンを介してという感じで。だからむしろ今回はブライアンとの友情という感じでしたね。しかもまだ3人とも若くて。ちょっとやんちゃな感じだった。

高橋:2003年の映画ですから。22年前ですよ。

高橋:ちなみに僕はディレクターに「大丈夫、若い若い」と言われたんで(笑)。ひと安心で今ここに座っています。

渡辺:僕はさっき外(の確認用モニタ)で聞いてて、「テズはちょっとやんちゃな感じになったかな」と自画自賛していました。

松田:僕はちょっと最初のうちは「硬すぎ」かなというところがあって。「ほかはいいんだけど、ちょっと硬い」と言われたので、そこは意識しました。
渡辺:ローマンは逆にちょっとハードな感じで。強面でしたね。

松田:出てきた時はだいぶ尖ってましたよね。

高橋:僕は第1作目の「ザ・シネマ新録版」に出させていただいたので、若い時のブライアンをやるのが今回で2回目。だから今回はこのふたりの始まりのストーリーを見るのが楽しみでした。

渡辺:ここからファミリー結成ですもんね。

高橋:ブライアンはやんちゃだったな。

松田:そうですね。最初はリーダーという感じではないですけど、やっぱり中心メンバーという形で。
渡辺:やんちゃでカリスマっていう感じですよね。

高橋:僕らは先のストーリーというか、人生を知ってから戻ってるから。「こんなに無邪気な男の子だったんだ、やんちゃな男の子だったんだな」と思いましたね。

松田:ふたりで「イェーイ!」とかやったりと、結構ローマンに近い部分もあるんですよね。

ーーこの作品ではローマンとブライアンの友情が見どころとなりますが、そうした関係性はどう演じられたんでしょうか。

松田:我々が初めてブライアンとローマンを演じた時にはすでに関係が出来上がっていたんで。遡って芝居を作っていかないといけなくて。でも最初、ローマンはブライアンに対して恨みがあったんですよね。ブライアンが警官ということで。

高橋:めっちゃ怒ってましたね。でも幼なじみではあるわけじゃないですか。それぞれに成長して、ブライアンは警官になった。でもそこのストーリーが描かれているわけではないんで、この2人の過去に何があったのかを想像するのも楽しいし。先を知ってるとか、過去がどうということを抜きにして、この作品からスタートするという新鮮な気持ちがあったんです。だから過去の作品をもう一度吹き替えるというよりも、新作に出てくる新しいキャラクターをつくっているという感覚がして。逆にやりやすかったですね。

渡辺:高橋さんが、1作目よりも若返ってるんじゃないかと言ってましたが。

高橋:そう、1よりも若いなと思った。

渡辺:そういう意味では、2人が揃った時に、子供時代に戻ったというか、幼なじみの頃に戻ってる感覚がありましたよね。ブライアンもちょっとはしゃいでるじゃないですか。

高橋:そうなんです。ずっとニコニコしているんですよ。

渡辺:取っ組み合いの喧嘩をしてる時でさえ、どこか楽しそうで。

高橋:なんかね、お互いに喧嘩しても、自然とやめるじゃないですか。あの感じも、本当に仲がいいからですよね。だから、新しいものを作ってる感じがして、楽しかったですね。それでテズとも古い仲なんですよね。ここは久しぶりに会ったってわけでもなく、ここ最近マイアミに来てからずっと会ってるという関係性もあるから、そこはもうフランクに、心寄り添ってという感じでやらせてもらいました。

ーー本作はファミリーの愉快な仲間たちであるローマンとテズが初登場というエピソードだったわけですが、そこはどういう風に捉えて演じられたんですか?

渡辺:正直言うと、そこにつながっていく何かある、という感じがあんまりないんですよね。お互いにいじらないというか。

松田:今回は友達の友達ぐらいの距離感ですよね。むしろ『MEGA MAX』の方ですごくいじってくるっていうか。そこで定番のコンビができたみたいなところがありますよね。

渡辺:このマイアミから『MEGA MAX』の間に、一体何があったんだろう? でもマイアミに住むって言ってましたもんね。

松田:そうなんですよ。マイアミが気に入っちゃって。きっとテズが仕切ってたあのノリが、多分ローマンにはすごくハマったんでしょうね。そこで何か色々あって、『MEGA MAX』に続くんだと思います。

渡辺:『MEGA MAX』のラストぐらいでローマンが、テズのガレージに遊びに来るじゃないですか。

松田:行きましたね。

渡辺:だから、もうあれですよね。行きつけのたまり場っていう感じになってくんだろうなと。

高橋:そうですよね。それの始まりの物語という感じでしたね。

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