
アニメ好きなあなたにもきっと刺さる! 今からでもよくわかる“聴くボカロダークファンタジー”『悪ノ大罪』シリーズ入門
初心者もリピーターも! 楽しみ方ガイド
『悪ノ大罪』シリーズの概要や魅力をご紹介してきましたが「曲が多くて大変そう」「設定が壮大すぎて難しそう」と感じた人もいるのではないでしょうか?
しかしこのシリーズは、幅広い楽しみ方ができるのでご安心ください。ライトに曲を聴くところから、よりディープな楽しみ方まで順にご紹介します。
まずは代表曲をチェック
初めての人ももう一度楽しみたい人も、まずは中心となる7曲をチェックしましょう。一曲ずつ独立しているので、順番は気にしなくても大丈夫。何から聞けばいいか迷ってしまう場合は、シリーズの入り口となる「悪ノ娘」と「悪ノ召使」がおすすめです。
一方で、時系列順に聴きたいという人は以下の順番で視聴してみてください。
1.ヴェノマニア公の狂気(色欲)
2.悪食娘コンチータ(悪食)
3.悪ノ娘・悪ノ召使(傲慢)
4.眠らせ姫からの贈り物(怠惰)
5.円尾坂の仕立屋(嫉妬)
6.悪徳のジャッジメント(強欲)
7.ネメシスの銃口(憤怒)
いくつか聴いていくと「メロディがかっこいい」「ストーリーが印象的」など、心に残る一曲が見つかるはずです。
歌詞・MVを見ながらストーリーを味わう
曲に込められた物語を楽しみたい人は、ぜひ歌詞に注目して二度、三度と繰り返し聴いてみるのがおすすめです。じっくりとストーリーを読み込むことができ、曲のなかに隠された伏線に気づけるかもしれません。
もちろん、ミュージックビデオも必見。映像が加わることで世界観がより分かりやすくなり、物語の解像度もグッとアップするはずです。
ミュージックビデオでは歌詞にない細かいシーンやキーワードが追加されているほか、主人公以外のセリフが登場することも。これによってキャラクターの過去や罪を犯した背景など、考察がはかどります。
関連楽曲をチェック
「『悪ノ大罪』シリーズをさらに深く知りたい!」「mothy_悪ノPさんの楽曲をもっと聞きたい!」
そんな人は、ぜひメインの7曲に関連する楽曲を聴いてみてください。「悪ノ娘」と「悪ノ召使」が対になっているように、実はそのほかの楽曲にも別視点の作品や後日譚などがあります。違う立ち位置から物語を見返すことで、新たな発見があるかもしれません。こちらも気になる楽曲から聴いてみてくださいね。
「グラスレッドの肖像」:「ヴェノマニア公の狂気」関連曲
「リグレットメッセージ」:「悪ノ娘」・「悪ノ召使」の後日譚
「五番目のピエロ」:「眠らせ姫からの贈り物」関連曲
「箱庭の少女」:「悪徳のジャッジメント」関連曲
「最後のリボルバー」:「ネメシスの銃口」関連曲
小説もおすすめ!
『悪ノ大罪』シリーズの壮大な世界観を隅から隅まで知りたい人には、mothy_悪ノPさん自身が筆を執った小説をおすすめします。小説版は全8巻。楽曲ごとのつながりが強まり、ひとつの壮大なストーリーとしてまとめられています。
小説版はもともと2012年に出版されたもので絶版となっていましたが、復刊を求める声の多さから2025年に新装丁で蘇りました。小説を通して、シリーズの世界にとことん浸ってみてはいかがでしょうか?
『悪ノ大罪』シリーズで“聴く物語”を楽しんで
中毒性のある楽曲に、伏線たっぷりのストーリーを盛り込んだ『悪ノ大罪』シリーズはまさに“聴く物語”。繰り返し聴けば聴くほど、その世界に引き込まれるはずです。ダークでありながらもどこか切ないシナリオは、悲劇的な物語が好きな人にぴったり。考察しがいのあるボーカロイド楽曲を探している人にもおすすめです。
壮大な世界観と数多くの楽曲が揃っているからこそ、久しぶりに聴くことで新たな解釈が生まれるかもしれません。昔聴いていたという人も、もう一度『悪ノ大罪』の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
【文:藤真唯】

































