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- わたなべみきこ
- 出産を機にライターになる。『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『アイドリッシュセブン』と好きなジャンルは様々。

月刊「少年ガンガン」で大好評連載中の幻怪ファンタジー『黄泉のツガイ』。『鋼の錬金術師』や『銀の匙』などで知られる荒川弘先生の最新作で、シリーズ累計600万部を突破。そんな本作のアニメの放送が2026年4月からスタートしました。
“夜と昼を別つ双子”の兄・ユルと妹・アサを中心に、妖怪のような、幽霊のような、“ツガイ”と呼ばれる「ふたつでひとつの対なる存在」を使役するツガイ使いたちの戦いが描かれる、日本を舞台にしたバトルファンタジー漫画です。
現代の日本を舞台にしている作品ですが、専門用語も多く出てくる本作。そもそもメインとなる“ツガイ”そのものが一言では説明できない不思議な存在ですよね。
本稿では、作中に登場する本作ならではの用語をまとめて解説! アニメをより一層楽しむための一助となればうれしいです。
ふたつでひとつの対なる存在。ツガイ使いとツガイが自ら姿を見せようと思った人にしかその姿は見えません。場合によっては、何らかの理由で勘所が合った人、寝不足の人などには見えてしまうこともあるのだとか。
姿形は様々で、人に似た姿をしているものもあれば、動物の姿だったり、本当に幽霊やお化けのような姿をしているものもいます。そのため、人によって「幽霊」「妖怪」「UMA」「化け物」などいろんな呼ばれ方をしており、統一されていません。ツガイは他のツガイの気配を察知することも可能です。
ツガイとの契約方法は、本体または本尊に血をかけること。量は少量でいいようです。契約したツガイは、基本的に主の命令に従い、主の命を最優先に守ります。
しかしながら、ツガイにも性格や心はあるため、主の言うことを聞かないものもいれば、気に入らない主を食ってしまうものもいるそう。逆に主に幸運をもたらすと言われるツガイも存在します。
契約を解除する方法は、主とツガイの話し合い。ツガイが納得し、本尊の状態に戻ることで契約解除となります。便宜上「主」と言っているものの、両者の立場は対等です。なお、主が死亡した場合も自動的に契約切れとなります。
1人の主が複数のツガイを持つことも可能ではありますが、それはツガイ同士の相性が良ければの話。相性が悪いと内紛が起こり、最悪の場合、主にも害を及ぼすため1人1ツガイが基本です。
ツガイによってその能力は様々ですが、共通している点としては、対となるツガイ同士は非常に強いつながりを持っているという点。かなり遠くにいてもお互いの居場所を感知することができます。
もしツガイの片方が死んでしまった場合、もう片方もだんだん精気を失っていき、最終的には死を迎えることになります。文字通り一心同体なのです。
なお、ツガイによってどうやったら死に至るのかは違うようで、左右様のように長く生きるツガイは、そもそも死んだことがないため本人たちにも死に方もわからないという場合もあります。
ツガイが顕現する前の姿のことを本尊と呼びます。その形はツガイによって様々。左右様の本尊は狛犬の石像です。本尊の姿では自由に動いたり喋ったりすることはできませんが、意識はあり、周囲の様子を見聞きすることは可能。主と契約することで顕現し、自分の意思で動き回れるようになります。
「東の村で夜と昼が等しい日に日の出を境に生まれた男女の双子」のこと。「運命の双子」と呼ばれることもあります。「それが生まれた時代は世が割れる」という言い伝えが残されており、ユルとアサは四百年ぶりの双子です。
彼らは「解」と「封」という力をそれぞれ手に入れる資格を持つとされ、その力を利用したがる大勢の人間たちが争いを始めるため「世が割れる」と言われています。
明言されているわけではありませんが、昼の方であるアサは日中により力を発揮し、夜の方であるユルは闇夜に力を発揮するという特徴もあるようです。
「解」は世のあらゆるものを強制的に「とく」ことができる力。強力な結界をこじ開けることはもちろん、視界に入りさえすれば人の身体から首を解いてあっという間に殺すことができ、どんな頑丈なものも破壊することが可能。
一方の「封」は世のあらゆるものを強制的に「とじる」ことができる力。どんな凶悪なツガイも一瞬で封じ、本尊の状態に戻すことができるそうです。「解」も「封」も応用次第で様々なことが可能になるといいます。
ユルが生まれ育った村。結界によって閉ざされており、村に入るには決まった道を通らなければならず、一般人が誤って入ってしまうと出ることはまず不可能。携帯電話などの通信機器も通じません。
文明は中世日本くらいで、生活の中心は農耕と狩猟。時折下界(現代社会)からの行商人(番小者)が訪れ、村で手に入らない物資を届けています。ほとんどの村人は下界には行ったことがなく、こんなにも村が隔絶されていることすら知らないようです。
東村を下界からサポートする役職のこと。現在はデラとハナがその役を担っており、デラは行商人の姿で東村に物資を運搬していた他、連絡係も担っていました。ハナはデラの送迎をはじめ様々な雑用をやっていたようです。
番小者の仕事は代々デラの田寺家とハナの段野家に受け継がれているものですが、東村への入り方を知っているのは田寺家のみ。両一族はともに代々下界で暮らしています。
元々は東村に住んでいた一族。村が辿ってきた歩みの中で、考え方の相違から村と決別。下界へ降りて現代で地位を築いていますが、東村とは今もなお敵対し続けています。東村関連の裏家業とは別に表向きにも様々な事業を展開しているようです。
本稿はネタバレを避けるため、アニメ最新話放送に合わせて内容を随時更新中! アニメを観ていてわからない用語が出てきたらぜひ参考にしてくださいね。

1990年生まれ、福岡県出身。小学生の頃『シャーマンキング』でオタクになり、以降『鋼の錬金術師』『今日からマ王!』『おおきく振りかぶって』などの作品と共に青春時代を過ごす。結婚・出産を機にライターとなり、現在はアプリゲーム『アイドリッシュセブン』を中心に様々な作品を楽しみつつ、面白い記事とは……?を考える日々。BUMP OF CHICKENとUNISON SQUARE GARDENの熱烈なファン。
