
『最強の王様』“チームテシア”声優 座談会|市ノ瀬加那さん×徳留慎乃佑さん×永牟田萌さんが語る、3人の旅路と“再会”への想い
2025年4月に放送されたアニメ『最強の王様、二度目の人生は何をする?』が1年の時を経て、現在Season2が放送中!
Season2では主人公のアーサーとヒロインのテシアがお互いを想い、再会を願いながら別々に旅してきました。果たして二人は感動の再会を果たせるのでしょうか?
そんなSeason2が佳境に入っていますが、アニメイトタイムズでは今回、テシア役の市ノ瀬加那さん、テシアと一緒に旅するフェイリス役の徳留慎乃佑さん、ヴィオ役の永牟田 萌さんによる「チームテシア」座談会をお届けします! Season1から振り返ったり、3人の旅の感想、お互いのお芝居について、そして「『最強の王様』声優、二度目の人生は何をする?」のお題などで盛り上がった1時間の楽しいトークの模様をご覧ください。
テシアのかわいい素顔やアーサーとの掛け合いが微笑ましかったSeason1。Season2ではアーサーとの再会の願いがテシアの原動力に
──まず市ノ瀬さんにお聞きします。Season1を振り返った感想とお気に入りのエピソードを教えてください。
市ノ瀬加那さん(以下、市ノ瀬):Season1で、テシアがアーサーと出会った4話では、奴隷商人に捕まっていたところをアーサーに助けてもらってから二人の交流が始まりました。その後、アーサーはテシアが住むエレノア王国で、テシアのおじいちゃんで前国王のヴィリオンさんから剣術や魔術を一緒に教わったり、日々を共に過ごしていくうちに、幼かったテシアもアーサーへの想いに気付いたり、次期王位継承者としてどう人生を歩んでいけばいいのかを考え始めました。
テシアが王位継承者という難しい立場にいますが、彼女の素のかわいらしさやおてんばなところも結構描かれていたのも微笑ましかったです。二人はまるで昔から一緒にいたような幼なじみっぽい雰囲気もほっこりしましたし、「アーサーにどうして素直になれないのかな」と思いながらも言いたいことがあったら反射的に口に出して、軽い口ケンカが始まってしまうのもかわいらしいなと思いました。
▲Season1より
──7話でアーサーがエレノア王国から旅立つことになって、テシアとの別れのシーンはせつなかったです。
市ノ瀬:私もすごくせつなかったです。二人が一緒に過ごした幼少期の3年は大人になってからの3年よりも大きいと思うんです。その時に出会った人や過ごした想い出が心に刻まれて、何歳になっても忘れずに残るような。テシアにとってもアニメでは描き切れないほどのアーサーとの想い出がたくさんできたと思うし、それらによって物事の考え方や視野も広がった部分もあると思います。そしてSeason2でのテシアを突き動かす原動力は、もう一度アーサーに会いたいという想いじゃないかなと。
Season2でアーサーと離れて冒険していく中で、アーサーを思い出すことが多いことからもその存在の大きさを実感します。「もう会えないかもしれない」と不安を感じることがあっても、再会を信じて頑張るテシアの姿はいじらしいし、自分で演じていながらもつい応援したくなります。
──原作を知らない方はSeason2が発表される前、「テシアとはもうこれっきりになるのかな?」と思った方も多かったのでは?
市ノ瀬:そうですよね!? アニメからご覧になった方は「テシアとはもう会えないのかな?」と寂しい想いをされた方もいたでしょうね。だからSeason2があって、アーサーの記憶にしか存在しないということもなく、ホッとしています。「いつアーサーと会えるのかな?」とワクワクしながら収録していました。
──Season2のテシアは前シリーズよりも成長して、大人びた表情も見せているような。
市ノ瀬:前回から年齢が変わっているのはもちろんですが、最初は守られる立場でしたが、アーサーと一緒に剣術や魔術を学んでいくうちに大きなイノシシと戦えるくらい立派に成長しています。なのでSeason2では、一人でも自立して歩んでいけるんだという自信や凛々しさが加わっている部分を意識して演じています。
でも変わらない部分もたくさんあります。例えば真剣な話をしているのに急にギャグになったり、年ごろの女の子らしく表情がコロコロ変わりますが、その表情の切り替えが思った以上に速いのが大変で、家で必死に練習しています(笑)。
Season2になってガラっと演じ方を変えたというよりも、Season1から持っていた部分に凛々しさやカッコ良さを加えた感じです。
徳留さんのフェイリスへの第一印象は「嫌なヤツ」。演じる時はただ父親に憧れているだけの少年であることを意識
──続いて徳留さんへ質問です。演じられているフェイリスはテシアたちとパーティを組んで冒険していますが、初めて台本や原作を読んだ時の感想、演じる時に意識した点をお聞かせください。
徳留慎乃佑さん(以下、徳留):Season1の6話でフェイリスが登場したシーンを読んだ時は「あっ、嫌なヤツだな」と思いました(笑)。でもお話が進んでいく中で、セリフに「お父様」という言葉が結構出てくるところから少し印象が変わりました。お父さんの背中を見て育ってきたから憧れが強いんですよね。根っから性格が悪いわけではなく、お父さんへの尊敬の強さが悪い形で出てしまっただけで。だから悪い子ではないことを念頭に置きつつ、ただ憧れのお父様のマネをしているだけと意識して演じました。
Season2では、テシアやヴィオと3人で冒険のためのパーティを組むということになりますが、「最初はどうなるのかな?」と不安もありました。でも、テシアがしっかり自分を持って引っ張ってくれましたし、ヴィオもフェイリスに対して自然に接してくれていたので、想像していたよりもスッと入れてありがたかったです。
あと少し大人びて見えますが、実はいじられ役なところもあります。ただ父親に憧れるだけではなく、フェイリス自身として成長した上での優しさも垣間見えるようにできたらいいなと思っています。
──嫌なヤツに見えるけど、本当はいじられ役で優しくてというのは難しそうですね。
徳留:一見、単純そうで、内面ではいろいろ考えていることや、人を思いやる心があるように感じてもらうのは意外と大変なんです。視聴者の皆さんに本当に嫌われてしまってはいけないので(笑)。でも二人がいじってくれたり、情けないところをお見せできたりすることで、親しみやすく感じてもらえていればいいなと思っています。
──Season2でのコミカルな部分も担っているわけですね。
徳留:そうかもしれません。テシアとヴィオがどんどん進んでいって「待ってよ~」と懇願するシーンとか「やめようよ」と止めてみたり。こう見えて僕は常識人なので、振り回されるタイプだから……あっ、中の人ではなく、フェイリスのことですから!
一同:(爆笑)
──ということは、徳留さん本人は常識人ではなく、振り回すタイプということですか?
徳留:いや、僕も常識人ですよ! 二人に振り回されている様子をおもしろがってもらえたらいいなと思っています。











































