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- 万木サエ
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『ブルーロック』は週間少年マガジンで連載中の、史上最も熱く、最もイカれたサッカー漫画。金城宗幸先生原作、ノ村優介先生による漫画で、世界累計6000万部を突破している話題の作品です。
日本をW杯優勝に導く選手を育て上げるために日本フットボール連合が立ち上げた「“青い監獄”プロジェクト」に召集された300人の高校生ストライカーたちが、世界一のストライカーを目指し蹴落とし合いの選別に挑む本作。現在は、“青い監獄”メンバーがU-20日本代表を乗っ取り、U-20W杯に臨んでいます。
6月17日発売の週刊少年マガジンに掲載された『ブルーロック』第350話「EGO is」では、烏旅人の提案で腹を割って話すことにした選手たちが、“エゴ”とは何かを話し出します。そこに現れた絵心が“エゴ”の定義を話し始め——。
2ndユニフォームを着た潔とフランス代表のユーゴーが描かれた巻頭カラーで始まる第350話。本記事では、最新話のポイントやSNSでの反響をまとめました。
※本記事には『ブルーロック』最新話(第350話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、週刊少年マガジン未読の方はご注意ください。
烏、潔の提案によりみんなで“エゴ”について話し合うことに。みんなが自身で思う“エゴ”を伝え合っていると、絵心がやってきて“エゴ”の定義を話し出します。とはいえフランス戦はその理論を貫いた潔と凛がぶつかって破滅。絵心のやり方を信じていいのかと烏が問うと、絵心は突然笑い出します。フランス戦での彼らの破綻の要因は、戦術でもなく、相手の強さでもない。自分を世界一と信じられなかった奴がいたからだと言います。
“エゴ”を言い合うシーン、自分の中の“かいぶつ”のコトと感覚的なことを言う蜂楽は、なんとも彼らしい発言でカワイイ! 千切と玲王は常に自分の考えを持っていて即座に意見を言えるところがカッコいい! もっとみんなの“エゴ”について聞いてみたかったのに、絵心に横入りされてしまったと残念がる声もありました。
けれど、絵心の思想と、その思想をもとに設計された“青い監獄”のミッションだったことを理解すると、「さすが絵心!」と言わざるを得ません。その後の狂ったように笑い出す絵心はラフ画での掲載だったにも関わらず迫力があり、心を持っていかれる読者も多く、アニメで描かれた時の神谷浩史さんの演技が楽しみ! というコメントも見られました。
「己が世界一のエゴイストだと信じれなかった奴がいた」から破綻し負けたと言われ、自分を次の試合のスタメンから外してほしいと言う潔。絵心の考えを聞いて瞬時に自分の何がダメだったのかを考えることができるところが凄い! と潔のサッカーIQの高さに感心するファンも。
サッカーをよく知る読者からは、絵心の言う精神論だけでは試合に勝てない、第1戦と戦術を変えずに臨んだことに監督の責任はないのかというコメントも。そもそも世界一のストライカーを創ると言っているのに、GKを任されている我牙丸や、DFに起用されている二子や蟻生はどうなんだ……という思いがよぎり、U-20W杯という大きな舞台で戦う状況でのこの絵心の考えにモヤモヤする声も見られました。
しかし、U-20W杯で優勝しなければ絵心も”青い監獄”から追放されてしまいます。勝ち筋があるからこその発言だったと思うので、ここで意思統一したBL JAPANの今後の戦い方に期待が持てます。
次戦でスタメンから外れるのは凛だと告げられたところで終わった第350話。コメント欄には凛が外される理由の考察や、絵心の決断についての意見がたくさん寄せられていました。
味方のシュートの邪魔をした失態は外されて当然という意見も多かったなか、凛が自分の考えるエゴを貫いたのであればスタメン落ちの理由にはならないのでは。今回明かされた“エゴ”の真意からすると、凛は自分を斬り捨てた潔を潰すことだけを考えてしまったことがダメだったのでは。などの声とともに、凛が自分が外されるのか!? と驚いていたことに逆にびっくりする声も見られました。読者には凛が外されることに意外性は無かったようです。
確かに絵心はU-20W杯に向けた合宿までの休暇中にそれぞれに課題を与え、凛には「己のエゴを見つめ直せ。破壊だけが欲望ではない。」と手紙に書き記し、凛に足りないものを習得させようとしていました。けれど結局今までと変わらず破壊行動に出てしまった——成長しなかったことが露呈したからだとも考えられます。
ここにきて、選手たちそれぞれにどんな課題が与えられたのか、それがどう試合に影響するのかが気になる展開になりました。それで言うと烏に与えられた課題は何だったのか……。今回の展開的にNO.2になるという動きをした烏がスタメンから外されるのでは⁉ と心配していたファンもいたと思いますが、そこが許されたのには何か理由があるのか——。
最後の「外れるのは、凛、糸師凛」と絵心が言うシーン。往年のサッカーファンの記憶に強烈に残っている出来事を思わせる言い回しだったことから、一部のファンが沸いていました。こういった時々仕込まれる先生たちのユニークな演出がたまりませんね!
まもなくグループリーグ突破がかかったイングランド戦。いったいどんなスタメンで試合に臨むのか、ますます目が離せません!