
『名探偵コナン』のエンディングテーマ「7 DAYS」を歌うアーティストRainy。さん7日間連続インタビュー|第1回 MONDAY 新しい扉
好評放送中! 読売テレビ・日本テレビ系全国ネット『名探偵コナン』のエンディングテーマ「7 DAYS」を歌うアーティストRainy。さんに、楽曲についてたっぷり語っていただきました。
シングルは、名探偵コナン盤(初回生産限定)と通常盤の2形態で7月29日にリリース。大切な人に会える日を心待ちに過ごす7日間を歌った歌詞にちなんで、アニメイトタイムズでは7日間連続でRainy。さんの特別インタビューを掲載します!
初回となる今回はシングル自体についてもお伺いし、大ボリュームでのインタビューをお届けします。
アーティストとしてもう一段階ステップアップするために呼び覚ましたもの
──まず、近況から聞いていこうかと思います。
Rainy。:(インタビュー時)期末テストまで、あと2週間を切っていまして、かなり焦っているところです(笑)。そんな期末テストに恐れおののきつつ、最近は、『名探偵コナン』を最初から見直していて、今、EDテーマがLa PomPonさんの「運命のルーレット廻して」になったところです。
──果てしなく観続けられそうですね(笑)。アニメを何度も観るタイプなんですね。
Rainy。:そうかもしれないです。前回も『ダーリン・イン・ザ・フランキス』も見返しているという話をしましたね(笑)。あと、恋愛ドラマにもハマっていて、友達とキャーキャー言いながら観てます(笑)。
──そんな中、新曲「7 DAYS」が『名探偵コナン』の新エンディングテーマとしてオンエアされています。また担当することになった喜びは大きかったのではないですか?
Rainy。:エンディングテーマとしては2回目。オープニングテーマも含めたら通算3回目の主題歌になるんですけど、実感が湧かないくらいの驚きで、すごく嬉しかったです。しかもTVアニメ『名探偵コナン』が放送30周年で、すごく盛り上がっている年でもあるので、そのタイミングで担当させていただけるのは、すごく嬉しいです。
──「7 DAYS」はエンディングらしい曲だと思いましたが、楽曲が届いたときはどう思いましたか?
Rainy。:デモがいくつかあったんですけど、その中でも「7 DAYS」はカントリーチックで、エンディングにもぴったりだなと思いました。
──そこからアニメチームも「この曲で行きましょう」となって決まったという流れだったのですか?
Rainy。:アニメサイドにデモ曲を数曲お渡しして、その中から「7 DAYS」に決まりました。何曲かデモを聞いていただいて最終的に「7DAYS」に決まりました。
──歌詞や曲調については、どんな印象を持っていましたか?
Rainy。:デモの時点で〈MONDAY〉〈TUESDAY〉...は入っていて。〈MONDAY 新しい扉〉からのサビの部分は、レコーディング時点でもいろんなパターンを試しながら、作家さんと相談して、今の歌詞になりました。
〈MONDAY〉に新しい扉を開けて〈約束のSUNDAY〉で君に会いに行く……。AメロとBメロがエモさを感じる歌詞だったから、そこにサビの爽やかさがプラスされたようなイメージがありました。でも、〈WEDNESDAY こんなに近くにいるけど 遠い… far away〉という歌詞があるみたいに、サビにももどかしい部分は少し入っていて、総合して、胸がギュッとなる歌詞だと思っています。
──サビは、やはりハマる言葉を探すのが重要だったのですね。
Rainy。:歌詞は内容だけでなく譜割りも大事にしなければいけないんですよね。どんなにいい歌詞でも、音楽的にハマらなかったら良く聴こえないから、作家さんにも提案させていただきながら試行錯誤しました。水曜日のところも、〈こんなに近くにいるけど 遠くて〉だったんですけど、遠いと言い切ったほうがいいとなり、それだと音が余るので〈far away〉を入れたんです。
──ここは、Rainy。さんの歌いまわしの魅力が詰まっていて、音楽的にもすごく良いと思っていました。やはり英語の歌い方が抜群に良いので。
Rainy。:ありがとうございます! それに“遠い”と言い切るほうが語気も強められたし、歌詞としてすんなり入ってくるなと思ったんです。
──この歌詞で、『名探偵コナン』らしさを感じたところと、タイアップから離れて聴いたときに、伝わってほしいメッセージなどはありますか?
Rainy。:曲をいただいたとき、自分なりの解釈はいつもしているんですけど、それを皆さんには伝えないほうがいいなと思っているんです。『名探偵コナン』には、数々のキャラクターがいて、それぞれに思いを馳せている人がたくさんいると思うので。たとえば私だったら赤井秀一さんが好きすぎるので、〈アカい空 染まる風の匂い〉は赤井さんのことをイメージしてしまいますし。
この曲は、いろんなキャラクターたちに合うようなフレーズがたくさん散りばめられている感じがしていたので、皆さんの好きなキャラクターだったり、歌詞を見て思い浮かんだキャラクターを想っていただいてもいいですし、『名探偵コナン』という作品に想いを馳せながら聴いていただいても良いのかなと思います。
アニメから離れた視点だと、Rainy。としてはまた新しいジャンルの曲を歌えたと思っているんです。カントリーチックと言いましたが、のどかな感じがするんですよね。OPテーマ「But ノーラヴ」は疾走感のある曲だったから差がすごいんですけど、私的に好みの曲で、メロディもサビも明快なんですよね。だからレコーディングした瞬間に、ファンの皆さんにマイクを向けたくなってしまったんです。歌詞の部分だと新一くんと蘭ちゃんみたいな関係というか、近くて遠いというもどかしい恋だったり、家族愛にも通じるのではないかと思っています。
──シチュエーション的にも、この曲が刺さる人は多そうですよね。
Rainy。:私はいとこがオーストラリアに住んでいるので、いとこのことを考えながら歌いました。なかなか会えないので、そのもどかしさを出すのなら、私もなかなか会えない人のことを思いながら歌おうと思って。
──歌入れするときは、そうやって自分のことを思い浮かべつつ、タイアップとして、いろんな人が感情移入できるように、フラットめに歌うというイメージなのでしょうか。
Rainy。:他のアーティストさんがどうしているのかはわからないですが、私は『名探偵コナン』がもともとすごく好きだし、アニメを観ること自体が好きなので、アニメ好きな身として、エンディングテーマはエンディング映像と一緒になって完成するみたいなところがあるんです。また、歌詞は人によって解釈の差がすごくあると思うので、それを歌で邪魔をしたくないから、私はできるだけフラットに、キャラを思い浮かべるというよりは歌詞にある情景を思い浮かべながら歌うようにしています。
──いとこの話をしてくれましたが、AメロとかBメロは、感情がこもっている感じがしたのです。ここはどのような歌い方を意識したのでしょうか?
Rainy。:よりダイレクトにというところがあるんですけど、デビュー前にオーディションを受けているときは、歌声の主張が激しいと審査員さんに言われたことがあるくらい感情を乗せて歌うタイプだったんです。その分粗があって、Rainy。としてデビューしてからは、それを整える作業をボイトレなどでしていたんです。
今まで歌ってきたものが悪いとはまったく思っていないんですけど、以前持っていた自分の強みを抑えていたところはあったので、それをもう一度出せるように。Rainy。として、アーティストとして、もう一段階ステップアップするために、今まで学んできたテクニックを用いながら、感情ももっと出せるようにしないといけないと思ったんです。
──そうなんですね!
Rainy。:もう一度自分の持っていた武器をブラッシュアップして出す必要があったので、小学3年生の私を呼び覚ませ!みたいな感じで歌っていました(笑)。
──感情が伝わってきました。
Rainy。:嬉しいです。この曲がアニメで初めて流れたときに、前よりエモーショナルに聴こえると言ってくださった人もいたし、そこはすごく意識していたところだったので、嬉しかったです。
──そのほかに歌で意識したところはあるのですか?
Rainy。:今回は徳永暁人さん(倉木麻衣やZARDに楽曲提供をしているミュージシャン)に作曲をしていただいていて、徳永さんのデモの歌の雰囲気やリズムをちゃんと感じながら歌うことで音が立って聴こえるようになるので、そこは意識して歌っていました。
──確かに作曲者が仮歌を担当していると、曲のイメージが伝わりやすいですね。
Rainy。:それはありますね。そのイメージをわかった上で、自分だったらこういう風に歌いたいなとかを考えるというか。あとはビートの捉え方などは結構細かくやっていきました。特に入りの部分は、カントリー調のイントロなだけに柔らかいイメージが付くので、そこで歌が緩く入ると、全体的に曲のイメージが柔らかいままで終わってしまうと思ったので、入りからしっかり音の粒が立つように、歌い出しはたくさんリテイクをした気がします。
──エンディングの映像はいかがでしたか? 最後の写真がエモかったですが。
Rainy。:エモかったです! 私もあんな風になるとは知らなくて、すごくビックリしました。放送のちょっと前に観させていただいたんですけど、今からこれが放送で流れると思うとワクワクしました。で、初回放送のときに、何か既視感がある?と思って皆さんの反応を見ていたら「Mysterious Eyes」(GARNET CROW)や「Start in my life」(倉木麻衣)の続きじゃない?と言っている方がいて、この既視感はそれか!と思いました(笑)。でもそうやって過去のOP/ED映像と結びついているのは嬉しいですよね。
それと、このエンディングが流れる初めての回がちょうど『名探偵プリキュア!』とのコラボ回だったんですよね。スタッフさんと一緒にリアタイして、歩美ちゃんがプリキュアの衣装を着ていて、かわいー!ってずっと話していました(笑)。
──カップリングには、初回生産限定の名探偵コナン盤で「...and Rescue Me -Acoustic ver.-」が、通常盤で「ME -Acoustic ver.-」が収録されます。こちらの聴きどころを教えてください。
Rainy。:ライブセッションのようにレコーディングしたんですが「...and Rescue Me」はアコースティックアレンジにするとしても、イントロのフレーズは残したいとアレンジを担当してくださった森谷遼太さんに相談したんです。そこの疾走感はなくしたくなかったし、私自身が大好きだったので。そしたら森谷さんが、その場でアレンジしてくださって。自分にとって貴重な経験になりました。
──ブースは違うと思うんですけど、息は合わせられたのですか?
Rainy。:仕切りがあったんですけど、目の前にいらっしゃる中で歌ったので、息も合わせられました。「ME」のほうは、最初はギターなんですけど、途中からピアノが入ってくるような構成になっています。なので原曲をそのままアコースティックアレンジにしたわけではないので、そこが自分の中で気に入っているポイントです。
それにこの2曲は中学校3年生のときに歌った楽曲で、今もまだまだなんですけど、当時はさらにテクニックがなく、まだまだだったので、その時より成長した部分が出ていると思うんです。たとえば「ME」のフェイクの部分とか、「...and Rescue Me」は譜割りをちょっと変えたりしているので、より伸び伸び歌えている感じがすると思います。
月曜日 MONDAY 新しい扉
──ここからは今回の連載企画として、曜日ごとに歌詞にあわせたテーマを設けてお話しを聞かせてください。「MONDAY 新しい扉」とありますが、アーティストとして、どんな新しい扉を開きたいですか?
Rainy。:アーティストとしてですよね。今は、ギターを練習しているんですけど、エレキを弾けるようになってみたいんです。まだ遠い夢の夢で、今はアコギを弾いているんですけど、いつか大人になったらルーパー(演奏したフレーズを録音・再生し、その上に音を重ねていくことができるエフェクター)を使ってみたいです。
──それは何かに影響を受けて?
Rainy。:バンドのSHISHAMOが好きで、宮崎朝子さんがルーパーを使っている映像を観たとき、めちゃめちゃかっこ良く見えたんです。私はソロですけど、エレキは弾けるようになったらカッコいいだろうなって。ただ私、本当に楽器が苦手で、言葉が悪くなってしまうんですけど、とにかく楽譜を見るのが好きじゃないんです! コード譜でかろうじてという感じなんですけど。ただ弾くのは好きで、ピアノも弾きたいと思うときがあるんですけど、楽譜がどうしても読めなくて……。
──楽譜読めなくてもギターを弾いている人はいるので、ぜひエレキをやってほしいですね。
Rainy。:今「7 DAYS」もアコギで練習中なんですけど、エレキもやってみたいです。
──アコギをやっていれば、エレキは弾きやすいと感じると思いますよ。
Rainy。:練習で使ってみたとき、超楽しい!と思ったんですよね。エレキは薄いけど、アコギってボディが厚いから、体に当たって痛くなるので、いつかジャーンとエレキで弾いてみたいです。
──でも、アコギを弾きながら歌うのも大変ですよね。
Rainy。:本当にバンドやギター弾き語りの方たちってすごいですよね! あいみょんさんとか朝子さんとか、すごいんだなと本当に思っています。やってみて、その大変さがわかりました。あと、この間、『Anison Days』の収録で生バンドで歌う機会があったんですけど、超カッコよくて、生バンドって最高だ!って思いました。
次回は「TUESDAY 笑い合って」にちなんで「楽しかったこと」をテーマ伺っていきます!
CD情報
Rainy。3rd CDシングル「7 DAYS」
2026年7月29日(水)発売
■名探偵コナン盤(初回生産限定)
価格:2,000円(税込)/ 1,818円(税抜)
品番:JBCZ-6128
<収録曲>
01. 7 DAYS
02. ...and Rescue Me -Acoustic ver.-
03. 7 DAYS (TV size)
<付属品> 描き下ろしアニメ絵柄アンブレラチャーム
■通常盤
価格:1,500円(税込)/ 1,364円(税抜)
品番:JBCZ-6129
<収録曲>
01. 7 DAYS
02. ME -Acoustic ver.-
03. 7 DAYS -Instrumental-
>>HP
>>「7 DAYS」
>>リリースイベント
>>ショップ別特典
>>インターネットサイン会
ライブツアー情報
「Rainy。LIVE TOUR 2027 "Rain Drop"」
■大阪
日程:2027年3月27日(土)
会場:UMEDA CLUB QUATTRO
■福岡
日程:2027年4月3日(土)
会場:福岡トヨタホールスカラエスパシオ
■東京
日程:2027年4月4日(日)
会場:渋谷WWW X
ライブ詳細
FC超先行(抽選)チケット受付:6/28(日)21:00〜7/11(土)23:59































