
アニメ『うちの弟どもがすみません』第6話放送後:小野賢章(成田柊役)インタビュー|第6話は「いきなりクライマックス」──柊の心情と演技を振り返る
母親の再婚で、成田家に引っ越してきた糸が、いきなり4人兄弟の姉に! 無愛想だけど家族想いの長男・源。冷静沈着で爽やかな次男・洛。引きこもりでなかなか姿を見せない三男・柊。いつも元気で甘え上手な末っ子・類。新米長女と個性豊かな弟4人とのにぎやかな毎日が織りなす、スイートホームラブコメ、TVアニメ『うちの弟どもがすみません』。
アニメイトタイムズでは、毎話放送後にインタビュー連載を掲載中です。第6話後となる今回は、成田 柊役の小野賢章さんに柊というキャラクターへの向き合い方や、中学生らしい声を意識した役作り、第5話・第6話で描かれた柊の心情、そして今後の見どころについて語ってもらった。
柊に共感するところ、そして、役作りについて
──オーディションは掛け合いだったそうですね?
成田 柊役 小野賢章さん(以下、小野):そうですね。柊役で、他のキャストの候補の方たちと受けたんですけど、その中だと僕が年上で……他の方が若かったんですよね。柊は中学生というところで、この中だと浮いてしまうかもしれないなと思いながら演じた記憶があります。
それから決定したキャストを見て、この中であれば、中学生というのも、わりと自然なところで演じられるのではないかなと思いました。
ただ柊に関して言えば、今は中学生ですけど、どんどん成長し変化していくんですね。原作でそれを見たときに、「あ、これが僕が演じる意味があるところなのかな」と成長していく柊を演じるのを楽しみに感じたりはしました。
──その変化のところは、オーディションでも演じたのですか?
小野:成長したところは演じましたね。だから僕自身もそこにフォーカスをして役作りをしていました。物語が進んでいったところから逆算して、登場時はもうちょっとこうしよう、みたいなことは考えて演じましたね。
──その登場シーンですが、中3の柊は、どんなことを意識して演じていたのですか?
小野:やっぱり、単純な声の聞こえ方みたいなところは気になっていました。声変わりが始まっていたり、始まる前兆があるあたりが、だいたい中学3年生とか、高校1年生くらいだと思うんです。
そのくらいの時期の声って、ちょっと粗いというか、うまく声が出ない感じがある印象だったので、リアルさをどこまで求められるか分からないながらも、少しリアルめな方向で作ってみようかなと思っていました。
なので、芯がないというか、気持ちよく声が出ていないみたいな表現は、狙えるのであれば狙っていきたいと思っていたんです。あと、柊自体が快活で元気の良いタイプの子ではないので、いろんな要素を踏まえて、その彼に合う声ってどんな感じなのかを考えていきました。
──すごく絶妙なところを狙っていったのですね。
小野:成長する前だけで終わるのであれば、女性声優さんででも良かったと思うんです。でも、みんな成長していくので、そういうところも含めて、選んでいただいたのかなと思っています。中でも柊は、一番変化があるキャラクターなので。
──(成田 糸役の)大空さんが、キャストはそれぞれのキャラクターに似ていると話していたのですが、柊に近いと思うところはありますか?
小野:やっぱりゲームが好きなところじゃないでしょうか(笑)。ゲーム上で自分の居場所があったら、わりと生きていけるなと思ったりするので。柊に自分が好きなものだったり、大事にしたい居場所があるというところは、すごく共感できました。
──オタクっぽいところはいかがですか?
小野:僕もハマったらとことんというか、周りが見えなくなるくらいやっちゃうタイプなので、オタク気質はわりと共感できます。柊ほどではないですけど(笑)。
──オタク特有の、好きなことに対して早口になるとかはなさそうですよね?
小野:それはなかなかないですね(笑)。でも、気持ちはすごくわかります。


































