
「片田舎のおっさん、剣聖になるII」キャスト連載インタビュー第3回!クルニ・クルーシエル役 広瀬ゆうきさん|サーベルボアと真っ向勝負したクルニ……その力強いお芝居の源になった経験とは!?
ヘンブリッツとの掛け合いは毎回楽しみにしていた部分
──クルニはフィッセルやヘンブリッツとよく一緒にいるイメージがあります。このふたりと掛け合う際はどんなことを意識されていましたか?
広瀬:ベリル先生と掛け合う時とは全然違いました。ヘンブリッツは尊敬する先輩で騎士団の副団長……なので彼の言うことは聞くのですが、ベリル先生に対する時のように犬みたいに懐くような感覚とは少し違くて。
あくまで職場の先輩なので、厳しく言われたことには反論せず従いますし、そうじゃないときはかなり気安い距離感で演じていたと思います。変な緊張感もなかったので、このふたりの掛け合いは全部楽しかったですね。
ヘンブリッツがかなり真面目で実直な男なので、そういう時にツッコミを入れるシーンは……そんなにないんですけれど、ちょっとツッコミを入れているような感じを出したり。後は、ベリル先生についてヘンブリッツが知らないことに関してはクルニは結構ドヤるんです。
そんな時でもヘンブリッツは「そうなのか!」と返してくれるので、クルニはかなり得意気になっていて。このふたりの関係性は良いな、楽しいな、もっとやりたいなって思いながら演じていました。本当に一緒に登場するシーンは毎回楽しみでした。
フィスちゃんは、安心と安定のお友達であり仲間みたいな気持ちでした。昔から同じものを志して一緒に頑張っている良い奴みたいな印象です。なので、もっともっと距離が近くなるような感じで演じていました。
──この記事の掲載タイミングとなる第6話のエピソードでは、クルニも一緒にベリルの実家のあるビデン村に戻っているところでした。このエピソード全体の印象はいかがですか?
広瀬:色々な表情や人懐っこい一面が見られたので、クルニらしさが詰まっているシーンが多かったなって思っています。その分だけ表情がコロコロ変わるし、元気に喋っていたのに急に落ち込んだり……落ち込んだと思ったら切り替えもかなり早い。そんなクルニの魅力を伝えたい一心でアフレコに挑みました。
広瀬:作品全体に目を通した時に印象に残っているのは、先生が自分ひとりでサーベルボアのボスを倒そうと決めるシーンですね。年齢や立場を考えるのなら弟子たちのフォローに回るのが普通かもしれないけれど、自ら矢面に立つというのが凄くカッコいいなと思いました。
ベリル先生が自分から行動してくれたことで、いくつになっても挑戦し続けていいんだよって肯定してくれた印象があります。サーベルボアの討伐が成功した時は、あのベリル先生がちょっと少年みたいに喜んでいました。いい意味でくたびれた印象にちょっとだけ光が宿ったといいますか、ツヤっとする感じがいいお話だったなと。
──ベリルはボスでしたが、クルニもはぐれたサーベルボアとひとりで真っ向から戦うシーンがありましたよね。
広瀬:あのシーンは大好きなので、実際に演じる時を凄く楽しみにしていました。「こいやーっす!」って台詞があるのですが、「プロレスみたいにドーンと来い!」というイメージでやってほしいとディレクションをいただいた記憶があります。アフレコでは色々な言い方を試させていただいた記憶があるので、採用された「こいやーっす!」を本編で聞けて嬉しかったです。
クルニは可愛らしくて子犬のような女の子ですが、実はめちゃくちゃ力持ちで筋肉があります。戦闘シーンではそんなクルニの力強さが出るようにしたいと思いながらやっていて、サーベルボアと鍔迫り合いしたシーンはクルニだから正面から力比べができたのかなと。まあ、ベリル先生やランドリドさんには怒られちゃいましたけれど(笑)。
──(笑)。
広瀬:もっと好きなのが、自分の倒したサーベルボアをうんしょって担ぎ上げるところです。あそこはクルニ的にはそこまで重いと思っていないだろうなと考えていたので、リュックを背負うくらいの気持ちで演じていました。
──クルニはツヴァイヘンダーを扱うくらいですものね。
広瀬:そうなんです。なのでクルニを演じるために、2年前くらいからピラティスを始めました。体幹がしっかりしていないとクルニの力強さが出せないだろうし、きっと声にも体幹の強さが乗ってくれるはず……!って思っていました。
今も続けているんですが、もう本当に健康になって体力も付きました。山登りを6時間かけてやった翌日に、2万歩も歩いて平気だったぐらいです。クルニのおかげで私自身も本当に力強くなったし、体幹も鍛えられましたし、そんじょそこらのことじゃ疲れにくくなりました。本当にクルニに感謝です!
──村での宴会では酔っぱらっているようなところも見られました。
広瀬:ヘンブリッツがウチの後輩がすみません……みたいな感じになっていましたね。その裏でベリル先生がモルデアさんと熱い戦いを繰り広げて涙していると思うと……ちょっと申し訳なくなってしまいました(笑)。だけど、そんなアツい戦いからの空気を緩和する役目だと思って、しっかり宴会を楽しませていただきました!
──物語的には折り返しになりますが、第7話以降の見どころもお教えください。
広瀬:戦闘シーンがめちゃくちゃカッコいいです。私が出演していない時も、ベリル先生やヘンブリッツ、スレナ、アリューシアといった先輩たちがそれぞれの戦い方を見せてくれていて本当に興奮しました。ぜひ観て、ときめいていただきたいですし、心躍ること間違いなしじゃないかなと。
クルニについては、後輩としてベリル先生やヘンブリッツに人懐っこく絡むところが魅力のひとつだったと思います。今後は面倒見の良さが見えてきたりもして、また人間味が深まるので放送を楽しみにしていてください。
──最後に第二期の後半戦に向けて、放送を楽しみにしている視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
広瀬:「おっさん剣聖」は、積み重ねてきた努力が認められ、それが花開いていくこと。
そして、そのタイミングは人それぞれ違っていいことや、いくつになっても挑戦することに遅すぎるなんてないんだということを教えてくれる作品だと思っています。私はそんなところが大好きです。
弟子たちとベリル先生の関係性も本当に魅力的で、みんなが先生を慕っているけれど、その「大好き」の形が一人ひとり違うんです。クルニは、それこそ大好きな飼い主に全力で駆け寄る犬みたいな可愛さがあって。
先生を心から尊敬しているけれど、人懐っこくてまっすぐ。その距離感が、先生とクルニらしい関係性なのかなと思っています。
そんなクルニの可愛らしさを表現できるように、最後まで大切に演じさせていただきました。
そして最終回に向けては、戦闘シーンがどんどん熱く、かっこよくなっていきます。ぜひ最後まで楽しみにご覧いただけたら嬉しいです!
『片田舎のおっさん、剣聖になるII』作品情報

放送・配信情報
7月8日(水)よりテレビ朝日系全国ネット“IMAnimation W”枠、BS朝日、AT-Xにて放送中!
Prime Videoにて7月9日(木)より 世界独占配信中!
放送情報
テレビ朝日系全国ネット:7月8日より 毎週水曜 よる11時45分~ “IMAnimation W”枠(※一部地域を除く)
AT-X:7月9日より 毎週木曜 よる11時〜
【リピート放送】毎週月曜 午前11時~/毎週水曜 午後5時~
BS朝日:7月12日より 毎週日曜 よる11時30分~
配信情報
Prime Videoにて7月9日(木)より 毎週木曜 午前0時15分~ 世界独占配信!
※作品の視聴には会員登録が必要です(Amazonプライムについて詳しくはamazon.co.jp/primeへ)。
※Amazon、Prime Video及びこれらに関連するすべての商標は、Amazon.com, Inc. 又はその関連会社の商標です。
※放送・配信日時は変更になる場合がございます。
スタッフ
原作:佐賀崎しげる・鍋島テツヒロ(SQEXノベル/スクウェア・エニックス刊)
監督:鹿住朗生
シリーズ構成:岡田邦彦
キャラクターデザイン・総作画監督:早坂皐月
副監督:古我望/川島勝
コンセプトデザイン:島すずめ/夢野れい
色彩設計:鈴木咲絵
美術監督:山下泰希
撮影監督:池田健一
3Dアニメ―ション制作 :YAMATOWORKS
編集:丹彩子
音響監督:ひらさわひさよし/松尾崇宏
音楽:高梨康治
アニメーション制作:パッショーネ×ハヤブサフィルム
プロデュース:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
キャスト
ベリル・ガーデナント:平田広明
アリューシア・シトラス:東山奈央
スレナ・リサンデラ:上田瞳
クルニ・クルーシエル:広瀬ゆうき
フィッセル・ハーベラー:矢野妃菜喜
ミュイ・フレイア:仲田ありさ
ルーシー・ダイアモンド:斎藤千和
ヘンブリッツ・ドラウト:石川界人
モルデア・ガーデナント:内田直哉
ハノイ・クレッサ:近藤隆
クリウ・ライバーク:峯田大夢
プリム:内田愛美
モーリス・パシューシカ:家中宏
主題歌
オープニング主題歌「クレナイノハ」ユニコーン
エンディング主題歌「未完成」BLUE ENCOUNT
第二期イントロダクション
片田舎の剣術師範ベリル・ガーデナント。
彼はいまや騎士団の特別指南役として、そして孤児の後見人として、首都での日々に馴染みつつあった。
しかし、取り巻く環境はベリルに安穏を許さない。
魔術の学究に勤しむ教育機関で。
乗り越えるべき壁がそびえる故郷で。
国境を臨む辺境伯領で。
策謀渦巻く異国の地で。
ベリルは剣士として、ひとりの人間として、
避けることのできない新たな戦いに立ち向かう──



































