
『楽園追放 心のレゾナンス』11.13公開前リレーインタビュー連載 第4回:脚本・虚淵玄【後編】|続編の突破口は「『2』を飛ばして『3』を作る」という発想
水島精二×虚淵玄 再び。『楽園追放 -Expelled From Paradise-』(2014年)のその先の物語を描く続編『楽園追放 心のレゾナンス』が11月13日に公開されます。アニメイトタイムズでは、公開まで、さまざまな主要スタッフへのインタビューを敢行! その成り立ちから物語に至るまで、多角的に迫っていきます。
連載第3回は、脚本を担当する虚淵玄さん。後編は『楽園追放 心のレゾナンス』についてたっぷり語っていただきました。
続編を書く突破口になったアクロバティックなひらめき
──『楽園追放 心のレゾナンス』についてですが、『楽園追放 -Expelled From Paradise-』が終わったあと、すぐに続編の話は出ていたとお伺いしました
虚淵玄さん(以下、虚淵):続編を僕が考えても面白いアイデアにならんなぁと思って、しばらく寝かせておいてもらったというのはあります。だからスタートしたのは、だいぶ経ってからですね、ダメ元でその場でプロットをばぁーっとしゃべったら、「面白いじゃないか」と言ってもらえたんです。その時点でもかなりチャレンジャブルなプロットになるという感覚があったので、かなり不安だったんですけど、乗ってもらえたので、それなら書いてみるか、という感じでした。
──続編の話が出ていたときは、アイデアがあれば書きたかったんですね。
虚淵:そうですね。面白くなる目処って何があるのかなという戸惑いがずっとあったんです。で、あるとき突然、「2」がつまらないのなら「3」を作るかという発想になって提案したんですよ。なので実質この話って、時系列で言ったら『楽園追放 3』に当たるんです。劇中でも説明はしていますけど、1作目から本作の間に結構大きな大冒険があって、それを飛ばした状態から、何があったのかの紐解いていく構成の物語になっているんですよね。
これだったら、ただの続編を作るよりも、ちょっと予想外のものが作れるなという思惑だったんですけど、ただ、そんなすっ飛んだプロットでいいのかな?というのはあったんです。でもそれを「面白そう」と言ってもらえたので、じゃあやってみましょうとなりました。
──それが突破口だったんですね。
虚淵:アイデアを出すのが難しいなら、ちょっとアクロバティックな作り方をしちゃおうかっていう(笑)。
──それでガブリエルはじめ、複数ヒロインたちが登場する話になったと。
虚淵:はい。だから最初は何が起こっているのかわからないまま追っかけていくことになると思うんですけど、初っ端から、かなり緊張感はあるんじゃないかと思っています。
──これまで公開されているPVで、いろんなヒントが散りばめられているので、そこから何が起きてこうなったのかは、想像できそうな感じがしますね。アンジェラのあの事件から、電脳世界のディーヴァから地上に脱走した保安局エージェントである「フォールン」という存在を、保安局のエージェント達が追っているというのは、何となくわかると思います。
虚淵:ティザーPVも、ヒヤッとさせつつ、核心は避けつつ、うまい感じに作っていますよね(笑)。


































